感動話にしてよいのか?

今朝のニュースで報じていましたが、水泳の池江選手がオリンピック代表に内定したとのこと。

重い病気からの奇跡の復活、というストーリーは、いかにも日本人が好みそうな話です。そして、これぞスポーツの醍醐味という感じもします。

しかし、そんなニュースに水を差すようですが、なんとなくテレビの報道を視ていると、「よし、これで東京五輪に弾みがつく」という思惑が見え隠れしている気がします。

いや、穿ちすぎなのかもしれませんが、テレビ各局は五輪に大金を出しているはずですから、実施してもらわないと困る、というのが本音なのではないでしょうか。

トラブル続きで支持率の上がらない東京五輪。国民の大多数が開催に反対している東京五輪。聖火リレーが始まれば少しは風向きも変わるかと期待しても、むしろ沿道の「密」批判、そして蔓延防止の発令。

そんな逆風ばかりの東京五輪にとって久々のよいニュースが池江選手の復活です。テレビ局がこぞって必死になって盛り上げようとしている感じが、見ていて痛々しく感じられるのはあたしだけでしょうか?

本業は歌手ですよね!

先日、ひかりTVで放送された、日向坂46のデビュー2周年記念企画「春の大ユニット祭り!」を録画しておいたのですが、この土日でようやく視聴しました。

ひかりTV側は何かトラブルがあった時のことも考え、実際のライブの前後30分まで使って中継をしていましたので、始めの30分と最後の30分はミュージックビデオが何回も流れているだけの画面でしたが、本編は十二分に楽しめました。

今回視聴して驚いたのは、楽曲披露のほとんどが生歌だったということです。「歌手なんだから歌を聴かせて当然だろう」という声が聞こえてきそうですが、昨今のグループアイドルは男女を問わず、歌番組で生歌を披露することはほとんどなく、たいていは事前に録音しておいた音源を流し、さも歌っているかのようにパフォーマンスするだけです。コンサートやライブでも同様です。

しかし、今回のライブでは、一部に音源を使っていると思われるところもありましたが、あたしが視た限りでは、ほとんどの部分が生歌だったと思われます。そのせいか、言葉を悪く言えば「聞き苦しい」部分があったのは事実です。しかし、上記のような「口パク」が普通になっている昨今、あえて生歌で勝負した意気込みは買いたいところです。

それに、多少の贔屓はあると思いますが、極端な音痴な子は見当たらず、むしろ歌い慣れていない、レッスンが足りていないがために声の張りが弱く、音程が不安定なだけで、経験を重ねればしっかり生歌を聴かせられるようになるのではないかと期待できました。コロナ禍のため思うようなライブができないので、しっかり楽曲を披露する機会が減ってしまったので、そのあたりは割り引いて考えないといけませんが、やはりアイドルとはいえ本業は歌手なのですから、まずは歌唱レッスンをしっかりやる(させる)べきだと思いました。

ところで、話は変わって、昨日のダイアリーで坂道のラジオが金曜の晩に一時間半続くと書きましたが、左の画像は本日のラテ欄です。

金曜日はTOKYO FMでしたが、左のラテ欄はAMの文化放送の一部です。本日、日曜日の晩、6時から8時まで乃木坂46、日向坂46、乃木坂46と、またもやラジオ番組が続きます。なんと今日は二時間です。

乃木坂46が昔かラジオにも力を入れていて、昔から多くのメンバーがパーソナリティーやアシスタントとしてラジオに出演しているのは周知のことですが、ここへきて日向坂46もラジオに力を入れてきたのでしょうか? メンバーのいろいろな可能性をひろげたり、個性を伸ばすという意味ではよいことではないでしょうか?

ドラマや映画に出るだけが仕事ではありませんし、乃木坂46などは舞台を中心に活躍しているメンバーもたくさんいますので、ステップアップの場としてのアイドル活動というよい循環ができているのであれば、とてもよいことではないでしょうか?

さて、最初の画像ですが、先日発売になった「ひらがな推しBlu-ray」です。あたしはみーぱん推しですが、やはり5タイトルすべてを買ってしまいました(汗)。

邦訳第三弾!

呉明益の邦訳『複眼人』が刊行されたので落手しました。

呉明益と言えば、現在、台湾でドラマが放送中の『歩道橋の魔術師』が日本でも大ヒットし、続いて刊行された『自転車泥棒』も大いに話題になった台湾の人気作家です。

この二作に続く新作の邦訳が待ち望まれていましたが、ようやく刊行されました。帯を見るとディストピアとかファンタージといった言葉が載っていて、既刊二冊とはかなり趣が異なる作品のようです。

これから読むのが楽しみです!

金曜の夜は坂道で一時間半!

昨日の新聞のラテ欄です。

金曜晩のTOKYO FMは日向坂46の埼玉三人娘による「余計な事までやりましょう」は既に半年放送されていましたが、それが打ち切りにならず継続が決まり、記念すべきシーズン2の第一回放送でした。ですから新番組を示す「新」のマークは付いていませんね。

そして「余計な事」の前後に、同じく日向坂46の小坂菜緒の単独番組「小坂なラジオ」が始まりました。ちなみに右の画像では「菜緒」ではなく「奈緒」になっていますね。これは朝日新聞の誤植です。画像は朝刊のラテ欄ですが、夕刊も同じでしたから、朝日新聞にはファン(ヲタ)からの抗議が殺到しているのではないでしょうか(笑)。

そして更に、「余計な事」の後にもご注目、新番組「乃木坂に相談だ!」が始まりました。こちらは「余計な事」と同じ、埼玉県を中心に展開するスーパー・ベルクの提供番組です。なんと、一時間も提供番組を持っているわけですね。

それにしても、アイドルの番組がAMではなくFMで放送されているとは、毎日ではないですが、毎週決まった時間に三つ続くとはすごいものです。アイドル番組はAMと思い込んでいるのが既に時代遅れなのでしょうか? ただ乃木坂46もそうですが、日向坂46もメジャーになったものですね。デビュー前から知っているので、ほんの数年なのに隔世の感です。

とはいえ、坂道の兼ヲタであればすぐに気づくと思うのですが、櫻坂の番組がないですね。かつて「けやハブ」という言葉がネットに登場しましたが、いまは「さくハブ」なのでしょうか? 櫻坂46にだってしゃべれるメンバーは何人かいると思うのですが、グループの方針としてこういうラジオ番組をやらせないのでしょうか? でもニッポン放送では冠ラジオ番組をやっていますから、方針ではないと思うのですが……

アジアの純真?

アメリカで、アジア系の人に対する暴力や嫌がらせが増えているようです。そしてそれに反対するデモも行なわれているそうです。

トランプ前大統領の置き土産なのでしょうか?

それはともかく、このニュースでは「アジア系」と言われていますが、アメリカの人の感覚だと、アジア系というのはどういう人を指すのでしょう?

コロナウイルスやトランプ前大統領が原因で行なった一連の動きであるならば、ここで言われている「アジア系」というのは中国人だと思います。そして、一般的なアメリカの人にとっては中国人も韓国・朝鮮人も、もちろん日本人だって区別は付かないでしょう。日本人であるあたしだって、見分けられるかと問われれば、ちょっと自信がないです。

ただ、日本人からすると、日中韓は見分けがつきにくくても東南アジアの人はなんとなく違うというのはわかると思います。ましてやインドから西の方になるとまるで違ってくるでしょう。しかし、中東あたりまでを含めて世界地理ではアジアと学びますから、みんな「アジア系」ですよね。

アメリカで暴力を振るわれていたりするのは、東南アジアやインド、中東の人たちも被害を受けているのでしょうか? 今回の事件(騒動?)で言われている「アジア系」、アメリカの人はどういう風に定義しているのか、是非知りたいものです。