北条義時、徳川吉宗、そして天武天皇

ちくま新書の『天武天皇』を読み始めました。あたしって、昔から、なんとなく天武天皇って好きなんですよね。なので、こういった本が発売されると、一も二もなく買ってしまいがちです(汗)。

ところで、天武天皇について、あたしはどんなイメージを持っているのか?

はっきり言って、あたしが持っているイメージは松平健なんです。何故かと言われると、子供のころに見たテレビドラマ「額田女王」で大海人皇子、後の天武天皇を演じていたのが松平健だったからです。

あたしが中学生になったころのドラマで、ちょうどそのころは歴史ドラマに興味を持ち始めたころに当たっていまして、大河ドラマ「草燃える」を見ていたのもそのころです。

「草燃える」で、渋く北条義時を演じていた松平健が、暴れん坊将軍であり、天武天皇でもある、というのがあたしのイメージなのです。ちなみに、「草燃える」では姉の北条政子を演じたのが岩下志麻でしたが、「額田女王」で主人公の額田女王を演じたのも岩下志麻でした。

2の連打?

このところ勤務先のパソコンの調子がおかしいです。

ブラウザの検索窓などに文字を打ち込もうとすると、数字の「2」が勝手に連打されて止まりません。放っておくと半永久的に「2」を入力し続けます。「esc」キーなどを押したり、何もないデスクトップをクリックしたり、とにかく検索窓でないところにフォーカスしないと止まりません。

ただし、これが常に起きるわけではなく、何事もなく使えている時もあります。と言いますか、いまのところは普通に使えている時の時間の方が長いですが、いつおかしくなるかがまるで読めません。どういう手順を踏んだら「2」の連打現象が起きるのかが全くつかめないのです。

とりあえず勤務先では上記に書いたようなことをして何とかしのいでいる、騙し騙し使っている状態です。今年になってから使い始めたノートPCなのに、不具合が出るのが早すぎませんか?

そして、問題は自宅からリモートデスクトップで勤務先のPCに接続するときです。自宅のPCから接続すると、勤務先のPCのログイン画面が出ます。勤務先にいるときは指紋認証でもログインできますが、自宅からではそれは不可能です。パスワードかPINを入力してログインするしかありません。

ところが、PINの入力画面になると、勝手に「2」の連打が始まるのです。自宅からでは止めようがありません。自宅のPCから「esc」キーを押したりしてもダメです。永遠に「2」の連打が続く勢いです。強引に勤務先のPCを再起動させてもダメです。

いったい何が原因なのでしょう? キーボードのドライバーもインストールし直しましたが、何の効果もありません。いま一番疑っているのはCドライブの空き容量です。これがほとんどない状態なのです。Cドライブに余裕がなくなるとWindowsの動作がおかしくなると聞いたことがあります。それが原因なのかなあと疑っているのですが、果たしてそれが正解なのか。

勤務先のノートPCは、使いづらいのでUSBのキーボードを繋いでいますが、これを外せば解決するのでしょうかね? しばらくは不安定な日々が続きそうです。

短編集か、短篇集か

昨日のダイアリーで、あたしは完全に間違ったことを書いてしまいました。改めて引用します。

Uブックスの『悲しき酒場の唄』がまるまる復活したわけではないのです、表題作『悲しき酒場の唄』は復活なのですが、それ以外の収録作品は、ちくま文庫の短編集には収録されないのです。

この部分が間違っていました。今回のちくま文庫は、かつてのUブックスの内容がまるまる収録され、それにプラスして新に邦訳された短編も収録されているのです。ですから、「騎手」、「家庭の事情」、「木、石、雲」の三篇は、もちろんちくま文庫版にも収録されております。たいへん失礼いたしました。

ところで、あたしも表記がバラバラだったりするのですが、今回のちくま文庫は『マッカラーズ短篇集』なんであって、『マッカラーズ短編集』ではないんですよね。「短編」と「短篇」って何が違うのと問われると、正確には答えられないのですが、あたしは「短篇小説」「長篇小説」という表記の方が好きですし、特に固有名詞でなければ、こちらの表記を使います。

若干の訂正

昨日のダイアリーで、Uブックスの『悲しき酒場の唄』がちくま文庫から復活すると書きましたが、この書き方ですと正確ではないので、改めてここで訂正したいと思います。ここではちくま文庫『マッカラーズ短篇集』の編訳者解説を引用いたします。

本書はカーソン・マッカラーズ『悲しき酒場の唄』(西田実訳、白水Uブックス)を元にした短編集である。西田訳には表題作と「騎手」、「家庭の事情」、「木、石、雲」の三つの短編が収録されていたが、文庫化に際して、底本の作品集に掲載された残り三つの短編「天才少女」、「マダム・ジレンスキーとフィンランド国王」、「渡り者」と、底本には未収録の初期の短編「そういうことなら」を、編訳者であるハーンが訳出した。

とありますように、Uブックスの『悲しき酒場の唄』がまるまる復活したわけではないのです、表題作『悲しき酒場の唄』は復活なのですが、それ以外の収録作品は、ちくま文庫の短編集には収録されないのです。

やはり、期待されていた方をがっかりさせてはいけませんので、あえて補足、訂正、修正いたしました。逆にUブックス版を架蔵されていた方にとっては、底本から未訳出の作品も読めるようになったので、これはこれで嬉しいことではないでしょうか。

 

重版や復刊ではないですが、生き返りました!

かつてUブックスに『悲しき酒場の唄』という一冊がありました。著者はカーソン・マッカラーズです。現在は品切れで、在庫が切れてずいぶん長い時間がたっていますので、店頭でも見かけることはまずない一冊です。

ただ探している方は意外と多いようで、時々「在庫は残っていませんか?」という問い合わせの電話を受けることがありました。さすがに、ここ数年はもう版元在庫も残っていないと理解されたのか、そういう問い合わせもめっきり少なくなり、いや、ほとんどなくなりましたけど。

そんなマッカラーズの『悲しき酒場の唄』を含む短篇集が筑摩書房から刊行されました。『マッカラーズ短篇集』です。ちくま文庫なので、手に取りやすいのではないでしょうか。こういう復活は嬉しいですね。

この『マッカラーズ短篇集』に収録されている『悲しき酒場馬の唄』は、Uブックス版に多少の修正を加えて再録したものです。Uブックスの同書を探していらした方は、このちくま文庫を買い求めていただいければと思います。

マスクメロンとマンゴー

このところ、ちょっと甘いものから遠ざかっているなあ、と感じていました。いえ、かしわ餅を買ってきて食べたり、コンビニでチョコのDARSを買ってきてつまんだりしているので、まるっきり食べていないわけではないのです。あたしがここで言っている「甘いもの」とは洋菓子、ズバリ、ケーキのことです。

そんなわけで、衝動的に食べたくなって、帰宅の途次、国分寺のマルイにある洋菓子のタカノでケーキを買ってしまいました。それが右の写真です。

左が「petitメルシー 〜マンゴー〜」、右が「Gateaux マスクメロン」です。

もう少しこの時季ならではのケーキにすればよかったですかね? また買いに行こうと思います。

そして、国分寺のマルイでは北海道フェアが開催中で、久しぶりにROYCE’の生チョコを買ってしまいました。

世代交代と運営の思惑?

今日と明日は、乃木坂46の一期生、齊藤飛鳥の卒業コンサートですね。あたしは、会場へ行くわけでもなければ、配信を視聴するわけでもなく、ネットに上がっている情報を見ているだけです。ただ、これまでの流れについて、個人的に思うところを書いてみたいと思います。

ただ、断わっておきますが、あたしはアンチ齊藤飛鳥でもなければ、もちろんアンチ乃木坂46でもありません。自分で言うのもなんですが、そこそこ古いころから乃木坂46を応援している一人です。

そんなあたしが思うのは、このところの「齊藤飛鳥祭り上げ」がちょっとやりすぎではないか、ということです。確かに、なーちゃん、まいやんが卒業した後の乃木坂46を一期生として引っ張ったメンバーの一人です。多くの楽曲でセンターを務めながらも、後輩の面倒もよく見る、頼れる先輩だったことは事実です。

そういう事実を知っていたとしても、なんとなく「齊藤飛鳥伝説」でも作ろうとしているかのような、最近の扱い方は異常な気がします。オワコンと言われるようになってしまった乃木坂46を、なんとかしようという運営側の意図が「飛鳥上げ」になったのでしょうか。それはわからなくはないです。

ただ、世代交代を考えた場合、あまりにも飛鳥を上げすぎると、逆に残されたメンバーにしてもファンにしても、「誰が来ても飛鳥にはかなわない」という印象を植えつけてしまわないでしょうか。勝手な憶測ですが、あたしにはそう思えます。

もちろん、運営がどんなに飛鳥を祭り上げようとしても、それを歯牙にもかけず人気を博していく後輩メンバーが現われるのが一番よいのですし、アイドル、否、芸能界はそうでないといけないと思います。にしては、もともと大人しい子が多いという乃木坂46の特性とはいえ、飛鳥の前に出ると萎縮してしまう後輩が多すぎる、いや全員がそうなっていることに一抹の不安を覚えます。

梅澤や山下くらい飛鳥をいじれるメンバーが、もう数人出てくると、それも四期生くらいから現われると、むしろグループの活性化になったのではないかと思うのです。五期生が有望だと言われていますが、そしてどんなグループもオリジナルの一期生は超えられないとも言われますが、やはり飛鳥を押しのけられるようなメンバーが現われてほしかったな、と思います。

このところの冠番組「乃木坂工事中」は飛鳥もいなければ、真夏もいません。絢音ちゃんも卒業してしまったので、完全に三期生、四期生、五期生の番組になっています。先輩後輩という関係はありつつも、もう少し後輩が萎縮せず、先輩にガンガン行けるようになると、さらに面白くなると思いますし、それに期待しています。