わたしの……

いま、あたしの勤務先ではX(旧Twitter)を使ったキャンペーンを行なっています。「思い出の1冊を教えてください」というキャンペーンで、「投稿してくれた方の中から抽選で、弊社HPで使えるギフト券をプレゼント」が贈られるというものです。

というわけで、あたしも想い出の一冊を挙げてみようかなと思いました。さて、何を挙げるべきか。いろいろ考えてみたのですが、やはりこれかな、と思った一冊は語学書です。

それが一枚目の画像、『中国語の入門』です。大学に入学し、第一外国語に選択したのが中国語でした。高校まで外国語は英語にしか触れてこなかったので、右も左もわからず、発音にしろ文法にしろ、日本語とも英語ともまるで異なるので、なかなか苦戦しました。

そこで何か参考書を買わないと、教科書と授業だけでは理解できないと思い、本屋へ探しに行ったのです。そこで見つけたのが本書です。

本屋には多くの参考書が並んでいました。とはいえ、当時は中国語のブームが始まったばかりで、現在ほどの種類はなく、選択肢も限られていました。そんな中、目に留まったのが本書です。

当時のあたしは、つい最近出たばかりの新刊だと思って購入したのですが、いまだに架蔵している本書の奥付を見ますと、刊行から二年もたっていたのですね。それでも、中国語参考書がまだ少なかった当時では新刊の初々しさを感じたものです。

本書は、中国語文法の基礎的なことが非常によくまとまっていて、コンパクトでもあり、当時のあたしには中国語学習の大切な助っ人でした。その後も学習が進むにつれ、参考書を何冊も買いましたが、初級者用に関して言えば、本書を超えるものはなかなか現われませんでした。あまりのお気に入りだったので、裏見返しに載っていた中国白地図を色塗りするくらいでした。それが三枚目の画像です。

2026年3月のご案内

2026年3月に送信した注文書をご案内いたします。3月はいつもより多くのご案内を送信しました。

   

まずは恒例「今月のおすすめ本」です。ついで4月にある「シェイクスピア・デー」関連のご案内。次は、4月に刊行から20年を迎えるペーパーバック版「キャッチャー・イン・ザ・ライ」と「ライ麦」のご案内。そして春に向けて「語学辞典」のご案内です。

   

次に没後80年を迎えるケインズ、没後20年を迎えるガルブレイスというアニバーサリー関係のご案内。さらに米国とイスラエルによるイラン攻撃を受けて関係書籍のご提案。そして、朝日新聞読書欄掲載の予告が出た「ケアする心」です。

   

次に訃報が飛び込んできたハーバーマス関係書籍のご案内。ついで、こちらも恒例「今月のおすすめ本[語学書篇]」です。ついで「孤独と人生」の重版が決まったので「思想の地平線」から売行き良好書のご案内。地方紙を中心に紹介が続いている「マテニ10号」もご案内しました。

   

ついで、ジャック・ロンドンの文庫本の刊行が他社から続いたので、Uブックスのジャック・ロンドンをご案内。次に重版ができたロングセラー「歌詞のサウンドテクスチャー」、そして全米批評家協会賞を受賞した「別れを告げない」のご案内。

  

月末には、シリーズも5点目を刊行した「人文知への扉」から「日本の夜の公共圏」と「ドナルド・キーン わたしの日本語修行」をあらためてご案内。そして新刊の「熊」「権力者を訴追する」をプッシュすべくご案内しました。

北の大地の日本酒

少し前に、帯広畜産大学で作っている日本酒について書きました。正確には、帯広畜産大学で作っているといってよいのか、あたしにはよくわかりませんが、一枚噛んでいるとは言ってよいでしょう。

そんな帯広畜産大学の日本酒「十勝」をまた買ってきました。国分寺駅ビルのクイーンズ伊勢丹で売っていました。なかなかおいしい日本酒です。

さて、前回の「十勝」は純米でしたが、今回は純米吟醸です。お値段もちょっと高くなっています。でも、やはりおいしい日本酒でした。

ラベルだけ見ますと、ほとんど同じです。よーく目を凝らすと「純米」と「純米吟醸」の文字が違うだけです。当然中味も違うはずですが、交互に飲んでみないと、味の違いがよくわかりませんね、あたしの舌では(汗)。

帯広畜産大学では、この「十勝」以外にも日本酒を造っているようなので、いつかそれも飲んでみたいと思います。できることなら、クイーンズ伊勢丹で取り扱ってくれたら嬉しいのですが。

どうやって調べたでしょうか?

少し前に「77-77」というナンバープレートつけた車が走っているのを見かけました。見た瞬間に「Same Numberだ」と思い、頭の中に乃木坂46の曲が流れました。

それはさておき、もしこれが「777」だったら「トリプル・セブン」だけど、「7777」の場合はなんて呼ぶのだろうと考えました。「77」なら「ダブル・セブン」でしょう。

「シングル」「ダブル」「トリプル」というのはよく知られている単語ですが、四つになると何だろう、という疑問が頭の中から離れません。そこで「シングル ダブル トリプル」でググってみました。

すると、すぐさま「シングル、ダブル、トリプル、クアドラプル、クインティプル、 セクスタプル、セプタプル、オクタプル、ノナプル、ディカプル」という結果が現われました。となると、「クアドラプル・セブンでよいのかな?」と思いました。しかし、そのすぐ後に、こんなことも思いました。

いまの時代だからこそ、すぐにパソコンやスマホでこのように調べることができます。ちょっとしたキーワードを入力すれば、だいたい予想どおりの結果がヒットするものです。でも、パソコンもスマホもなかったあたしの学生時代であれば、どうやって調べたでしょう。

まずは英和辞典で「single」「double」「triple」を調べて、ヒントになるような記述がないだろうかと探したと思います。あるいは四人組を意味する「カルテット」という単語は知っていましたので、それを調べてみたりもしたことでしょう。ただ、果たしてそこから「クアドラプル」という単語に辿り着くことができたかどうか、ちょっと心許ないです。

和英辞典で調べられますかね。百科事典でもどういう項目を引けばよいのか、ちょっと悩んでしまいそうです。

偏愛しているそうなんです!

書店回りで見かけたフェアです。今日から始まったそうです。新年度ですからね。

フェアのタイトルは「わたしの偏愛作家」で、その第六弾になるようです。第六弾で取り上げられたのは、あたしの勤務先でもたいへんお世話になっている岸本佐知子さん。

ちなみに、フェアを開催しているのは紀伊國屋書店小田急町田店です。昨秋の『ダンシング・ガールズ』刊行時にも非常に盛り上げていただきました。

こちらが実際に並んでいる、担当の方が選んだ、岸本さんの著訳書です。背中合わせに並んでいる片側は主に文庫本ですね。あたしも読んだことがあったり、まだ読んではいないですが、架蔵しているものが散見されます。

そして、もう一方の側に並んでいるのがこちらの書籍たち。あたしの勤務先から刊行した『わからない』もありました。こちら側は主にエッセイが並んでいるようです。そういう目で眺めると、反対側は翻訳書が並んでいたのですね。

そう言えば、まだ最新エッセイ『あれは何だったんだろう』をまだ買っていませんでした。どうせなら、ここで買ってくればよかったのでしょうが、どうしても営業回りの途次は荷物になるので、よっぽどのことがない限り、本を買うのは避けがちです(爆)。

今日の配本[26/04/01]

中級タイ語総合読本[音声DL版]
タイの社会と文化を読む

斉藤スワニー、三上直光 著

25のテーマごとに長文テキストを読解。重要表現を把握し、会話テキストや練習問題により読解力・表現力を確実に身につけていきます。

アラビア語の入門[音声DL版]

本田孝一 著

アラビア語の会話と文法を交互にバランスよく学べる、ロングセラー入門書。音声の提供形式が変わり、「ダウンロード版」になりました。様々な場面を想定したスキットを通して会話表現に親しみましょう。また、アラビア文字の読み方・書き方から丁寧に始めて、基礎的なものにしぼった文法事項を豊富な例文で学んでいきます。さらに、アラブに関する文化的な情報も多数盛り込んでいるため、オールラウンドなアラビア語の知識を身につけられます。全スキット・全例文にカナルビ付き。

「サヨナラの意味」の意味

昨晩放送された、TBS系『CDTV ライブ! ライブ!』に乃木坂46が生出演し、発売前の最新シングル「最後に階段を駆け上がったのはいつだ?」をフルでパフォーマンスしていました。この番組は原則としてフルサイズでの披露というのがファンに支持されている理由でしょう。昨今の音楽番組では極めて珍しいことです。

個人的には、少人数で歌うパートでのボーカル、特にフロント三人のボーカルが弱いなあと思います。力強く、パンチを効かせて歌う曲調ではありませんが、もう少ししっかり歌えた方がよいのではないでしょうか。そもそも、センターが歌い出しでなくてもよいのではないかと常々思っているのですが、それは禁じ手なのでしょうか。

そして、昨晩の同番組で乃木坂46はもう一曲、「サヨナラの意味」もパフォーマンスしてくれました。卒業・入学シーズン、新しい生活が始まるこの時季ならではの番組の特集と、それに合わせた選曲だったのでしょう。さらに現キャプテン梅澤美波が同番組ラスト出演ということも大きな理由だったでしょう。メンバーの卒業と言えばこの曲という感がありますね。

 

それにしても昨晩のパフォーマンス、梅澤美波がセンターなのはよいとして、考えてみるとこの楽曲のオリジナルメンバーは誰一人いないのですよね。この曲のセンターを務め、そして卒業していった橋本奈々未。その翌日のライブから合流した三期生ですので、梅澤にとっては初心を思い出す一曲だったのではないでしょうか。

MVの衣装でパフォーマンスしたというのはポイント高いですね。当時のメンバーが一人もいないわけですから、聞いていると別の曲のように感じられるところもありますが、後輩たちが丁寧に歌い継いでいるという感じもして、とても好感を持ちました。誰一人子の当時いなかったからこそ、リスペクトをこめて歌っていたように感じられました。

そんな卒業を控えた梅澤ですが、5月19日から三日間行なわれる東京ドームでのコンサートの最終日、21日が卒業コンサートになるようです。このところ複数日行なわれるライブの最終日に卒業コンサートや卒業セレモニーをやることが増えていますが、実は個人的には反対です。かつて西野七瀬の卒コンがバスラの四日目、最終日に行なわれたのですが、初日から三日目までもそれっぽい演出などがあり、個人的にはちょっと白けた気分を味わってしまったからです。

それに比べると、その数年前に行なわれた橋本奈々未の卒コンは、三日間のバスラの初日に行なわれました。その日をもってななみんは卒業し、バスラの二日目と三日目には一切登場しませんでした。二日目からは加入間もない三期生が加わって、新しい乃木坂46がスタートした、非常にメリハリのある構成になっていました。理想的です。

梅澤の卒コンも初日にやってしまい、ここでスッパリと卒業し、二日目と三日目は新しい体制の乃木坂46を見せる、そういうスタイルがよかったのではないかと思うのです。バスラという節目のコンサートだからこそ、そういう構成にすることが相応しいと思うのですが、どうなのでしょう。

どうやら、あたしは心が汚れているようです

元啓文堂書店の紀伊國屋書店でこんなフェアをやっていました。ただ、フェア展開を見る前に、この冊子が目に飛び込んできてしまったので、あたしはエッチな本のフェアを想像してしまいました(汗)。

だって「春の本」ならまだしも、「春色の本」なわけですから、勘違いしても当然ではないでしょうか。古典文学や日本史の世界で「春色」と言えば、どうしても男女の色恋沙汰、ドロドロとした愛憎世界をイメージしてしまいます。

でも、それってあたしがおかしいのでしょうか。書店店頭でこのフェアを見かけた人は何の疑問も持たずに、「春に相応しい書籍」のフェアだと理解しているのでしょうか。うーん、やはりあたしの心は汚れているのでしょう。情けないことです。

話は戻って「春色の本」フェアですが、この冊子によりますと

春色--それは門出の希望の色、新生活へ向けての緊張の色、桜舞い散る儚げな刹那の色、節目の季節ゆえの出会いと別れの色、青春という名の未熟な輝きの色、そして大難からの復興と再生の色、といった、多様な心情と風景を彩る色なのかもしれません。

とあります。やはり、そういうことなのですね。書店員の皆さま、たいへん失礼いたしました。だから「春色」は「しゅんしょく」ではなく「はるいろ」と読むのが正解なのでしょう。

満開の桜の木の下で

毎年、この時季になるとこのダイアリーでもご紹介している、わが家の近所の桜のトンネル。都心の方とほとんどタイムラグもなく、あたしの見立てではたぶん満開になりました。

昨日の午後、ちょっと見に行った時には、絶好の天気にも恵まれ、スマホやカメラを持った多くの人が見に来ていましたし、シャッターを押していました。

そんな昨日は、人が多すぎたので、あたしは写真を撮りませんでした。でもそれでは寂しいので、今朝、まだ人が出ていない頃合いを見計らって、写真を撮りに行って来ました。

朝の七時前です。日は昇っていましたが、まだ朝の時間帯なので、昼間よりは青空の色もちょっと薄い感じがしました。でも、写真を取りに来ている人も数名だったので、朝の清々しい空気を感じられました。

肝心の咲き具合、先に満開と書きましたが、この写真を見ていただければ、満開と言って差し支えないですよね。しかし、この桜のトンネル、少し前にずいぶんと枝を伐採してしまったので、いつもより花が少ないような、隙間だらけのような気がするのは気のせいでしょうか。

枝だけでなく、根元のあたりから切ってしまった株もいくつかありまして。昨年までよりも数本減っているのは確かです。ちょっと寂しさを感じます。

桜を愛でる側としては、枝を伐採するにしても開花の時期が終わってから切ればよいのにと思います。でも、この時季に風の強い日があって、もし花を見に集まってきた人たちの頭上に倒れてきたらと考えると、シーズン前に老木は切り倒しておこうと行政側は考えたのでしょう。

致し方ないところですね。全部の桜が切り倒されたわけではなく、まだまだたくさんの株が残っていますので、このように今年も見ごろを迎えることができました。

しかし、今年は数本を切り倒し、ほとんどの株で枝の伐採を行なったわけですが、来年以降も切り倒しは続くのでしょうか。また一本切り倒したら、将来のために一本苗木を植えないといけないと思うのですが、特に植樹をしている場所はありません。

枝はいずれまた伸びてくるでしょうけど、根元から切ってしまった桜が復活するとは思えません。新しい苗木を植えないのかしら、と思いますが、切り倒した株の根っこが残っているんですよね。

根元と根っこは、たぶんそれを掘り返すと周辺広範囲にアスファルトを剥がすことになってしまうので、そのせいでできなかったのでしょう。