Rockfield's Diary

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徳川の夫人たち

行こう、行こうと思っていながら、なかなかタイミングが掴めなかったのですが、三連休初日の本日、午前中にようやく行くことができました。それが東京国立博物館でやっている「江戸 大奥」展です。

大奥と言えば、絢爛豪華な女護が島、そして権謀術数が渦巻く嫉妬の世界、そんなイメージがありますが、展覧会図録もご覧のように豪華絢爛です。展示も着物や調度品など、いかにも女の世界に相応しいものが多かったですが、どうしてこんなに混んでいるのでしょう。大奥ってそんなに人気のコンテンツなのでしょうか。

たぶん、よしながふみのコミックなどがブームの火付け役なのではないでしょうか。ただ、あたしはコミックは通ってきてなくて、中学生のころに読んでいたのは徳間文庫の『徳川女系図』でした。当時、既に吉屋信子の名作『徳川の夫人たち』は手に入りづらくなっていたのではないかと思いますが、とにかくそんな小説を読んでいる中学生でした。あとは生田悦子主演のドラマ「徳川の夫人たち」なども見ていました。

とまあ、あたしの大奥好きはそれなりに年季の入ったものではありますが、別に研究者というわけではないので、表面をなぞった程度の知識しかありませんので、こういう展覧会はとても楽しめました。

会場内では大奥をVR体験できるコーナーもありましたが、人も多く、ここはパスして会場を後にしました。大奥のVR体験などができるのであれば、江戸城(皇居)の本丸跡に本丸御殿を再建してもらいたいものです。VRどころか本物の大奥に入れるわけですから、たまらない体験となるはずです。

今回の展覧会は一人でぷらぷらと行って来たので、母にお土産を買いました。中身はともかく、容れ物が母の好みに合いそうなので選んだものです。

まずは缶に入った「アンテノール 缶入りクッキー」です。ラングドシャって書いてありますが、つまりはクッキーのことです。アンテノールというお店の名前は聞いたことがありましたが、食べてみるのは今回が初めてです。

そしてもう一つが、金平糖です。いや、これは「奈良こんふぇいと」です。奈良にあるお店のようです。金平糖というと、京都の緑寿庵清水を思い出しますが、各地にそれぞれの金平糖があるものですね。

今日の配本(25/09/12)

ビザンツ文人伝
言葉で戦った男たちの矜持と憂愁

根津由喜夫 著

世俗の支配層が武人とほぼ同義の西欧中世社会と違い、文官・文人が存在感を示したビザンツ。毀誉褒貶入り乱れた異才たちの人生を活写する。

すべてはここから始まった、ような気がします

今日は昼ごろから関東各地は激しい雷雨に襲われています。関東北部の山沿いだけでなく、都内もあちこちで被害が出るような雨になっています。かくいうあたしも、外回りで豪雨、雷雨に降られ、ビチョビチョになって帰宅しました。

そんな日ではありますが、朝は西の空に虹が出ていたのです。ほんの数十分か、十数分で消えてしまったようですが、あたしはきれいな虹を見ることができました。

写真の虹は朝の5時半ころ、わが家の玄関先で見上げた西の空にかかっていたものです。薄くて見えづらいかもしれませんが、白い月がちょうど虹と重なっているのがわかるでしょうか。

そんな9月11日といえば、ニューヨークのツインタワーがテロによって崩れ落ちた日です。本日ばかりは何を置いても『倒壊する巨塔』を推さなければならないでしょう。

この同時多発テロ、なんだかんだ言っても、現在に繋がる世界の混迷、不安定さのスタートではないかと思います。ここから戦争とは呼ばれない戦争、テロと呼ぶにはあまりにも大規模な争いが始まったように思うのです。いまこそ『倒壊する巨塔』から読み直し、深く考えなければならないのかもしれません。

雨に打たれ、雷鳴に怯えつつ、そんなことを考えておりました。

今日の配本(25/09/10)

イーゼルの丘から
終戦80年「無言館」の明日

窪島誠一郎 著

福島原発が遠く霞む浪江町の小高い丘に、約百脚のイーゼルが海に向かって立ち並ぶ……。そんな夢を実現させようとする著者の執念を著したのが本書であるが、これは一体何なのか。