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Rockfield's Diary
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近刊情報(24/10/10)

語学マニアさん、いらっしゃい!

本日は、おすすめの新刊のご案内です。
まもなく、と言いますか、正確に言うならば、18日に取次搬入予定の新刊、『外国語を届ける書店』の見本が出来てきました。こんな装丁になっています。
ひとつの言語に特化した専門書店。その書店員はどんな思いで本を届けているのでしょうか。九つの専門書店に尋ねたインタビュー集。
という内容です。洋書専門店というのは昔からありましたし、現在であればネットで簡単に外国の書籍を取り寄せることができます。でも、そういう本が一面に並んでいる、異国の本の匂いを感じられる空間というのは、ネットでは決して味わうことのできないものだと思います。是非、本書で紹介されているお店に行ってみてください。
そして同じく、外国語で知られる勤務先らしい既刊として『「その他の外国文学」の翻訳者』があります。どちらも語学書編集部の精華であります。『外国文学』を手に入れた読者の方であれば、きっと『届ける』の方にも食指が動くはずです。
書店では文芸書コーナーに並んでいることが多いと思いますが、あえて語学書のコーナーに並べてもよい二冊だと思います。書店員の皆さま、そんな並べ方も試してみてください。
今日の配本(24/10/09)
まいにちふれるフランス語手帳2025
トリコロル・パリ 監修/ふらんす編集部 編
まいにちフランスを感じることのできる手帳。月ごとにフランスにまつわるエッセイを掲載。単語集付きなのでフランス語学習にも最適。
まいにちふれる中国語手帳2025
李軼倫、原田夏季 監修/白水社編集部 編
まいにち中国語にふれることのできる手帳。月ごとに中国にまつわるエッセイを掲載。単語集付きなので中国語学習にも最適。
まいにちふれるドイツ語手帳2025
マライ・メントライン 監修/白水社編集部 編
いにちドイツを感じることのできる手帳。月ごとにドイツにまつわるエッセイを掲載。単語集付きなのでドイツ語学習にも最適。
まいにちふれるスペイン語手帳2025
スペイン語教室ADELANTE 監修/白水社編集部 編
まいにちスペインを感じることのできる手帳。月ごとにスペインにまつわるエッセイを掲載。単語集付きなのでスペイン語学習にも最適。
まいにちふれるタイ語手帳2025
福冨渉 監修/白水社編集部 編
まいにちタイを感じることのできる手帳。月ごとにタイにまつわるエッセイを掲載。単語集付なので、タイ語学習にも最適。
豹変

今朝の朝日新聞に出版業界に燗する、こんな記事が載っていました。
委託配本という制度が諸悪の根源なのでしょうか。まあ、必ずしもそうとは言えないでしょうが、原因の一つではあるでしょうね。
でも、書店の粗利を増やすために書籍が買い切りとなったら、出版社配本先が減ってしまうので、部数を減らすことになるでしょうし、当然書物の値段が跳ね上がることになるでしょう。たぶん、それではやっていけない出版社が相当数出て来ると思います。
本の値段は、以前から安すぎると言われていましたので、上がるのはよいことなのかも知れませんが、この不景気の世の中で本の値段が上がっても買ってくれる人はどれくらいいるのでしょう。ちょっと不安です。ますます本が買われなくなりそうです。
ニュースと言えば、このところ石破新首相の態度が「豹変」と言われています。この「豹変」という言葉が非常に気になります。報道されているのを見る限り、この「豹変」は「掌返し」のような使われ方です。でも「豹変」は本来はよい意味で使われていたはずです。
中国古典『易経』の革の卦に現われる言葉です。「君子豹変」と言って「徳の高い人格者は過ちを速やかに改める」という意味なのです。中国古代の君子が、現在の日本での使われ方を知ったら、いったいどう思うことでしょう。
原点回帰?

ミネルヴァ書房から刊行された『韓非子入門』を買ってみました。なんといっても「韓非子」は、わが心のバイブルですから、新刊が出るとどうしても食指が動いてしまいます。
そもそも、どうして韓非子なのかと言えば、かつて「履歴書代わりの暇つぶしエッセイ」の第二回で書きました。あたしと中国思想との出逢いが『韓非子』だったのです。
その後、大学四年間や大学院修士二年間で、韓非子とは付かず離れず、だいだいそんなような時代を専門に取り組んでいました。韓非子があたしのいまの人格を作り上げたと言っても過言ではないくらい影響を与えられた本です。
学生時代もとうの昔に終わり、それでもまた改めて韓非子と向き合ってみるのもよいのではないかと考えた次第です。そう言えば、二年ほど前に講談社学術文庫でも『韓非子 全現代語訳』が刊行されていましたね。もちろん買っています。やはり忘れられない一書です。
話は変わって、そろそろ涼しくなってきたので、晩酌に缶チューハイという気温でもないだろうと思い、新たに日本酒を購入しました。それが二枚目の写真です。
以前にもこのダイアリーでご紹介したことのある石川県の酒「萬歳樂」です。純米大吟醸とひやおろし、それぞれ720mlを一本ずつです。寒い季節とはいえ、あたしの場合、日本酒は冷酒です。燗は好きではありません。好きな酒が「冷やしてお飲みください」というものばかりというのもありますが。