年の瀬の贈り物?

いよいよ今年も終わりが見えてきました。あたしの勤務先も年内の見本出しはすべて終わり、来週の部数確認が済めば、あたしの仕事は年内無事終了という感じです(汗)。書店や読者からすれば配本日こそ肝心なのかも知れませんが、それは製本所と取次の仕事になるので、あたしがどうこうすることもないので……

そんな年の瀬の新刊、なんとノーベル文学賞を受賞した作家の邦訳が二点も刊行になります。どちらも日本初紹介の二人です。

まず先、22日に配本となるのが今年受賞したヨン・フォッセの『だれか、来る』です。戯曲ですが、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

そして明けて翌週25日に配本されるのが一昨年受賞したアブドゥルラザク・グルナの『楽園』です。こちらは《グルナ・コレクション》として続刊があります。訳者による解説では3作品の名前が挙がっていますので、こちらの翻訳の刊行も楽しみにお待ちいただけると幸いです。

海外文学好きの方には、この二冊、お歳暮のようなものと思っていただけるでしょうか? とにかく店頭に並ぶまで、もうしばらくお待ちください。

今日の配本(23/12/15)

中世の写本の隠れた作り手たち
ヘンリー八世から女世捨て人まで

メアリー・ウェルズリー 著/田野崎アンドレーア嵐 監修/和爾桃子 訳

テクストの作者から埋もれた本の発見者まで、中世の写本文化を支えてきた有名無名の男女の人生と作品を、カラー口絵とともに読む。

キャラファイングラフとは?

今月上旬に「新・乃木坂スター誕生! 第4巻 Blu-ray BOX」が出たばかりだというのに、4月に「超・乃木坂スター誕生! 第1巻 Blu-ray BOX」の発売が発表されました。

まだ四ヶ月もあると言えばその通りなのですが、やはり発売がアナウンスされると、ずいぶんと続けざまだなあという感じがしてしまいます。この「乃木坂スター誕生」は今週末にライブもありますから、番組制作費を少しでも稼ぎだそうということなのでしょう。番組を毎週録画して見ているファンは多いでしょうが、ブルーレイになると未公開シーンやメイキングなど特典映像が付きますので、そこが制作側としては狙い目なのでしょう。

それはそうと、今回のブルーレイ、いくつかの販売サイトでは通常版の他におまけの付いた特別版が発売されます。アマゾンでは「オリジナルディスク収納ケース」、セブンネットでは「アクリルプレート」、VAPでは「スキットキャラトランプ」、そして楽天ブックスでは「A5キャラファイングラフ」が先着購入者特典となっています。その他の一般店では「スクエアポストカード(12枚)&フォトフレームセット」という購入特典が付くようですが、一般店がどこなのかよくわかりません。

熱狂的なファンであれば、各通販サイトで一つずつ購入して、特典もすべてコンプリートするのでしょうが、そこまでではないファン(あたしのように)であれば特典を比較吟味してどこのサイトで購入するかを決めるのでしょう。もちろん特典なんか要らない、ブルーレイだけでいいよ、というファンも大勢いることでしょう。

それもそのはず、特典の有無で価格が異なるからです。アマゾンの場合、35,200円で特典の有無で価格は変わらないようですが、セブンネットは特典付が35,200円、特典なしが27,104円という価格差、楽天ブックスも特典付が35,200円、特典なしが28,758円という価格設定になっています。特典の有無でこの価格差はちょっと考えてしまいますね。だったら特典は要らないや、と思ったファンも多いはずです。

そして、あたしが今よく理解できていないのが、楽天ブックスの特典である「キャラファイングラフ」というものです。サイズはA5判のようですから、それほど多いなものではありませんが、そもそもこの「キャラファイングラフ」って何なのでしょう? 調べてみると、とてもきれいな画像のようですが、A5判のきれいなブロマイドみたいなものなのでしょうか?

 

今日の配本(23/12/14)

対訳 ドイツ語で読む「魔の山」

小黒康正 著

トーマス・マンが主人公カストルプの7年間に及ぶ結核療養所での滞在を描く。本書は原語でこの山に挑むための登山ガイド。

時代の行動者たち 香港デモ2019

李立峯 編/ふるまいよしこ、大久保健 訳

「指揮組織なき運動」はどのようにして100万人規模にまで拡大したのか。雨傘運動から続く社会の意識変容を多様な視点から解き明かす。

空想散歩?

ピーター・アクロイドの『魔の聖堂』を読み始めました。18世紀と現代のロンドンを舞台にしたストーリーです。章ごとに過去と現在が交互に語られる構成になっています。

最初の数章を読みおわったところなので、この後どういう展開になるのかまだわかりませんが、内容紹介には

18世紀ロンドンで建設中の七つの教会に異端建築家が仕掛けた企みと現代の少年連続殺人の謎。過去と現在が交錯する都市迷宮小説。

とあります。また帯には「魔都ロンドン」とも書いてあります。「魔都」といったら、あたしには上海しか思い浮かばないのですが、ロンドンも怪異には事欠かない都市ですよね。

それはともかく、読んでいるとロンドンの地名がたくさん出てきます。いまのところ主に通りの名前ですが、事細かく提示されています。これが北京や上海であれば、あたしも読みながら空想都市散歩ができるのですが、あいにくとロンドンは行ったことがありませんので、通りの名前が出て来ても、ロンドンのどのあたりなのか、どういう雰囲気の場所なのか皆目見当が付きません。

ロンドンに詳しい方であれば、楽しく読めるのでしょうね。

ハーフポケット

日常の営業活動では注文書が必需品です。その注文書を持ち歩くのには、A4判のルーズリーフを使っています。30穴のクリアリーフを取り付けて、そこに注文書を収納するのです。

ところで、あたしが学生時代はA4判よりもひとまわり小さいB5判のルーズリーフを使っていましたが、クリアリーフもポケットが半分くらいのものがもっとあったように思います。クリアリーフだけでなく、厚紙というのでしょうか、封筒のような用紙のハーフポケットもありました。

この半分のポケットって、注文書の出し入れにはとても使いやすくて重宝するのですが、文具店で探してもほとんど見当たりません。現在はで販売されていないのでしょうか。

この手のポケットは使っているうちに、端っこが切れてきて、注文書がストンと落ちてしまうので、定期的に新しいのと取り替えないとなりませんが、ハーフポケットのものが見つからないので、ほぼほぼクリアリーフになってしまい、個人的には非常に使いづらい思いをしております。

どうしてなくなってしまったのでしょう。というよりも、あたしが学生のころに比べて、文具店のルーズリーフのコーナーってずいぶんと縮小されていませんか。そんな気がします。

今日の配本(23/12/11)

魔の聖堂

ピーター・アクロイド 著/矢野浩三郎 訳

18世紀ロンドンで建設中の七つの教会に異端建築家が仕掛けた企みと現代の少年連続殺人の謎。過去と現在が交錯する都市迷宮小説。

託された誇り

昨晩、CSのTBSチャンネルで放送されていた「乃木坂46 33rdSGアンダーライブ」を視聴し、今日はその前に放送された「乃木坂46アンダードキュメンタリー〜託された誇り〜完全版」を録画しておいたので視聴しました。

既に始動している34枚目ではなく、33枚目シングルのアンダーライブとそれに伴うドキュメンタリーです。昔からアンダラの熱量はすごいと聞いていましたけど、それを実感できる映像でした。歌番組での披露を除くと、いわゆる選抜でのライブというのはほぼありませんので、こうした少人数のライブ経験はメンバーにとってまたとない、貴重な経験になっていることがわかります。

既に、この時のメンバーのうち、向井葉月、黒見明香、冨里奈央の三名が34枚目では選抜に昇格しています。今回も選抜を逃したメンバーは悔しい思いをしていると思いますが、その思いを年明けに行なわれるアンダーライブにぶつけて欲しいものです。

今回のアンダーライブは、まずアンダー楽曲のセンターが中西アルノです。また休業明けの林瑠奈と岡本姫奈が復帰しているので見どころには事欠きません。

今回の楽曲「思い出が止まらなくなる」は、アルノがセンターなのによい意味で期待を裏切った爽やか路線の楽曲ですね。アルノがセンター、林も復帰、伊藤理々杏や中村麗乃といった歌えるメンバーが揃っているので、今まで以上にしっかり聴かせてくれるライブになるのではないかと期待できます。

それにしても、あたしはこれまで選抜のメンバーが多すぎる、16名くらいで十分だと言い続けてきました。でも選抜を減らして、アンダーの人数が多くなってしまうと一人一人にスポットが当たりやすいアンダラの良さが損なわれてしまいそうで、それはそれで悩みどころです。

現在の乃木坂46は、休業中の掛橋沙耶香と金川紗耶を除くと34名です。アンダーが14名で、選抜が20名という構成ですから、あたしが主張するのように選抜を16名に減らしたらアンダーは18名となります。休業の二人が戻ったらアンダーは20名となります。まあ、20名でもスポットライトは当たるとは思いますが、そうするのであればアンダーを2チームに分け、公会堂クラスの小さい会場を中心に全国隅々までライブで回ってもよいのではないかと思います。

ただ、来年は三期生や四期生から卒業メンバーが何人か出てきそうな気がします。そうなると乃木坂46を発展的に解消するのでもない限り、来年は六期生の募集が現実味を帯びてきそうですね。それにしても現在のアンダラの主役って「日常」なんですね。あたしは古いからなのか、アンダラと言ったらやはり「あの日 僕は咄嗟に嘘をついた」なんです。