中高生は本を読まない?

「若者の読書離れ」というウソ 中高生はどのくらい、どんな本を読んでいるのか』読了。あたしも世間の言説に惑わされて、今の子供は本を読まなくなっていると思い混んでいました。

でも著者によると、小中学生は別として、昔から高校生以上は大人も含めて二人に一人はほとんど本を読まないのですね。電車の中を見ると、この十年、雑誌や新聞、そして本を読んでいる人がめっきり減って、みんなスマホをみるようになっています。そういうところだけを見ると、本離れ、活字離れは信憑性が高いような気もしますけど。まあ、この本で著者は「活字離れ」については論評していませんので、活字離れと本離れ、雑誌離れを一緒くたにしてはいけませんね。

さて、本書で分析されている中高生の読書傾向、いろいろと考えさせられました。振り返ってあたしの中高生時代を振り返ってみますと、たぶん考えていたことはいまどきの中高生と大差ないと思います。悩んでいたことや抱えていた葛藤なども、たぶん似たり寄ったりだと思います。ただ、あたしはいまどきの中高生が読んでいるような本には向かわなかっただけです。

2023年7月18日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

仕掛け人も……

二週にわたってオンエアされた乃木坂工事中の「仕掛け人グランプリ」、思いも寄らないメンバーが芸達者で、十二分に楽しみました。

素直に引っかかってくれると仕掛けた方も嬉しいでしょうね。オンエアを見ていて、三期生の向井葉月などは性格が本当に素直で、メンバーから愛されているんだなあということが伝わってきました。

全体として仕掛けたメンバーがよく頑張っていたと思いますが、ちょっと仕掛けようということに必死になりすぎていたかな、という気もしました。あの場合、仕掛け人も「えっ、あたしたちドッキリを仕掛けられているの?」という被害者を装った方が、よりうまいこと仕掛ける(騙す)ことができたのではないかと思います。

まあ、もちろんアイドルが、そんな芸人のように見事にメンバーにドッキリを成功させてしまったら、それはそれでアイドルのバラエティとしてはどうなのか、というところですから難しいですね。

コラボをもっと見てみたいです。

この時季はテレビ各局が大型音楽番組を放送しています。それぞれの番組が趣向を凝らしていて見ていても楽しいですね。そして昨日はTBSが音楽の日を放送していました。

今回の個人的な眼玉は、坂道3グループによる合同パフォーマンスでした。乃木坂46、日向坂46、櫻坂46から四名ずつが選ばれて、東京ディズニーリゾートからディズニーのキャラクターと一緒に歌って踊って賑やかなステージでした。どうやらディズニーリゾートの開園前、朝早い時間に収録したものみたいですね。

こういう三坂道の合同パフォーマンス、ファンの中には嫌がる人もいるみたいですが、あたしは特に嫌ではありません。あまりしょっちゅうではありがたみが薄れますが、こういうお祭りの場ではよいものだと思います。気になるのは選ばれたメンバーですね。

番組としては、やはり人気メンバーに登場して欲しいところでしょうね。それはそれでよいと思いますが、折角なら若いメンバーのコラボが見たかったという気もします。乃木坂46の五期生は既にかなりの人気を得ていますが、日向坂の四期生と櫻坂46の三期生はまだまだこれから、世間的にはほとんど無名でしょう。番組としてはそんな冒険を犯せないでしょう。とはいえ、会場がディズニーだからこそ、若いメンバーのパフォーマンスを見たかったという思いもあります。

なお、あともう一つ、日向坂46が懐かしい曲、「キュン」を披露したのも嬉しい場面でした。

こっちを向いてと言ってくれる人なんていません!

新しく始まったドラマ「こっち向いてよ向井くん」を視聴しました。赤楚衛二も忙しいですね、このところずーっとドラマに出ている気がします。そして、いくちゃんが、やはり可愛かったです(笑)。それにあたし、波瑠ちゃんも割と好きなタイプなんです(汗)。

そんな新ドラマですが、なかなか向井くんには厳しいシーンの連続ですね。あの空回り具合がなんとも言えません。それにしても向井くん、33歳で、いくちゃん演じる元カノと別れてから彼女イナイ歴10年という設定なんだそうです。向井くんも33歳になり、もう一度恋愛しようと決意するものの、勘違いばかりで、どうもズレているというころなのですが、10年も遠ざかるとそんなものなのでしょうか?

だとしたら、生まれてこの方、恋愛なんてしたことがないあたしはどうなってしまうのでしょう? ズレているどころの話ではありませんね。向井くんのお母さんだる財前直見が役の上では58歳ですから、あたしとしてはそちらと同世代です。つまりこんな大きな子供がいてもおかしくない歳なんですね。にもかかわらず、あたしは10年ぶりの恋愛どころか、生まれてこの方半世紀以上、恋愛経験がないわけですから、付ける薬もないというもの。たぶんこのまま墓場まで一直線なんだと思います。

ドラマのタイトル「こっち向いてよ」って「向井くんに恋愛感情を抱いている女性が鈍感な向井くんにじれているセリフ」ではないですよね? むしろ「向井くん、あなたはあたしのことをしっかり見てくれていますか?」という、ややクレーム気味の異議申し立てなんですよね?

今日の配本(23/07/14)

ヘブライ語文法ハンドブック[新装版]

池田潤 著

ユダヤの歴史と文化の源であるヘブライ語は、3000年以上前に誕生し、一度は日常の話しことばとしての機能を失い、19世紀末に千数百年の眠りから「復活」しました。イスラエルの公用語である「古くて新しい言語」現代ヘブライ語を、その独特の文字から複雑な構文に至るまで、日本語との接点も探りながらわかりやすく解説します。初学者には親しみやすく、また中上級者にはつねに新たな発見がある本格的な文法書です。巻末に動詞の語形変化表や文法索引付き。

似て非なる、否、そもそも似てないか?

松田青子『おばちゃんたちのいるところ』を読んでみました。本作の内容紹介には

追いつめられた現代人のもとへ、おばちゃん(幽霊)たちが一肌脱ぎにやってくる

とあります。幽霊がやって来ると聞いて思い出したのが、『海峡を渡る幽霊』です。

こちらはの内容紹介には

都市化の波に取り残された港町に生きる女性、結婚後の夫との関係に悩む妻、幽霊となって故郷を見守る先住民の女性など、女性の視点から台湾の近代化と社会の問題を描く。李昂の豊饒な文学世界を堪能できる一冊

とあります。女性を助けに幽霊が現われるというモチーフでは似ていると言えなくもないですが、読んでみるとテイストは全く異なります。

むしろ、読んだ感じとしては『冬将軍が来た夏』の方が相通じるものが感じられました。こちらの内容紹介には

レイプ事件で深く傷ついた私のもとに、突然あらわれた終活中の祖母と5人の老女。台中を舞台に繰り広げられる、ひと夏の愛と再生の物語

とありまして、決して幽霊ではないのですが、主人公の女性を助けに現われる女性たちというモチーフが『おばちゃんたちのいるところ』と似ていなくもないと感じられたのです。

それにしてもあたしが挙げたのはいずれも台湾の作品ですが、こういう心温まる怪異譚というのは日台共通のものがあるのでしょうか?

あともう一種類ある

乃木坂46の三期生、久保史緒里の写真集が発売になりました。あたしも購入しました。

楽天ブックス版、セブンネットショッピング版、通常版です。実は、これ以外に紀伊國屋書店版というのもありまして、個人的には紀伊國屋書店版のカバーが一番好みの写真が使われています。

さあ、紀伊國屋書店へ行って、紀伊國屋書店版カバーの写真集も購入するか、いま絶賛悩み中です!

読むべきなのはどれかと問われたら……

《エクス・リブリス》の最新刊『未来散歩練習』を読んでいます。

韓国の作家、パク・ソルメの作品で、《エクス・リブリス》では『もう死んでいる十二人の女たちと』に続いて二つめの作品です。この数年、出版点数が非常に増えている韓流作品の一つです。それにしても、これだけ韓流作品の翻訳が刊行されると、どれを読んだらいいのかわからなくなってしまいそうです。

そんな中、それほどたくさん読んでいるわけでもなければ、韓国文学に詳しいわけでもないあたしが、独断と偏見でお薦めの韓国文学作品を選ぶとするなら、迷うことなくこの二点です。

まずは『こびとが打ち上げた小さなボール』です。あたしが読んだのは単行本ですが、最近文庫になりましたね。手に取りやすくなったのではないでしょうか?

そしてもう一点が、『』です。これは晶文社の《韓国文学のオクリモノ》というシリーズの一冊です。こちらは文庫にはなっていませんし、単行本でも500頁弱もある大作です。

この二作品、とにかく圧倒的です。ノックアウトされそうになるくらいの力を持った作品です。「いやー、韓国文学ってすごいね」というのが、この二つを読んだ後の偽らざる感想でした。

韓流文学は『82年生まれ、キム・ジヨン』を筆頭に、女性の生きづらさとか、韓国社会の閉塞感を描いたような作品が多く紹介されていますが、この二作品は、あたしの印象ではそんな枠には収まりきらないスケールを持った作品だと思います。

近所で探すのが一番よいのでしょうか?

わが家の書架、このダイアリーでも何度かご紹介していますね。最近は主に文庫や新書の棚を中心にとって載せていたような気もしますが、わが家の書架で半分近いスペースを占めているのが中国からの輸入書、いわゆる中文書です。「中文書」と書いて「ちゅうぶんしょ」と読みます。

右の写真は、中国史をやる人にとっては基本中の基本、中華書局の点校本二十四史(評点本二十四史)です。『史記』から『清史稿』まで、いくつかは『人名索引』や『地名索引』も架蔵しています。中国史のみならず、中国学を学ぶ人なら必ずお世話になる叢書ですね。

歴史関係では、この他に『資治通鑑』もありますし、『武英殿本二十四史』の影印本も架蔵しています。『国語』や『戦国策』なども注釈本も含めいくつか持っていますし、あたしの専攻が秦漢時代だったので、『史記』については何種類もの現代中国語訳や注釈本を架蔵しています。

そして思想史を専門としていたので、諸子百家に関するものも数多く架蔵していまして、そこからの流れで漢代思想、魏晋玄学などもある程度はフォローしています。

思想と言えば外せないのは『十三経注疏』で、これも古典の影印本から「清人十三経注疏」なども一通り揃えています。『皇清経解』や『通志堂経解』も架蔵しているので、儒学関係のたいていの文献は自宅にいながらにして原典に当たることができます。

もちろん工具書類も諸橋『大漢和辞典』や『中国学芸大事典』もありますし、学習用の漢和辞典も10種類くらいは所持しているはずです。

と、こんな風に本をたくさん持っていることを自慢したいわけではなく、そろそろこれらの本をどうしたらよいのかを本気で考えないといけない年齢にさしかかったのではないかと最近思っているのです。

そもそもこんなに本を自宅に持つようになったのには理由がありまして、学生時代、特に一年生、二年生の時は大学まで片道一時間半かかっていたので、図書館で遅くまで調べものをするには不便でしたし、その当時の一、二年生キャンパスには研究室もなく、図書館の蔵書も調べものをするには貧弱すぎました。となると必然的に自宅である程度の調べものはできるようにしないと話にならない、というわけで本が徐々に増えていってしまったのです。まあ、大学院まで進む学生であれば、これくらいは普通のボリュームだと思うのですが……

で、話は戻ってこれらの中文書、『大漢和辞典』などは日本の書籍ですが、これらを引っくるめて中国関係の書籍をどうしたらよいものでしょう? 近所に中国史を学んでいる大学生、あるいはこれから学ぼうと考えている高校生は住んでいないものでしょうか? いたら全部差し上げたいと思っているのです。メルカリに売っても、どうせ二束三文にしかならないでしょうし、だったら有効活用してくれる人に譲った方が本も喜ぶのではないかと思うのですよね。

2023年7月10日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

口笛はなぜ遠くまで聞こえるの?

JR国分寺駅の駅ビル、マルイの入り口前で、アルプスの少女ハイジをデザインしたプリンが売られていました。一つが605円とプリンとしてはちょっぴりお高いのですが、写真に写っている器が陶器なので、あたしの予想では、605円のうち500円が器の値段ではないでしょうか?

ネットで調べたところ、特に最近発売になった新製品というわけではなく、ずいぶん前から売られていたプリンのようです。ただ単にあたしが知らなかっただけで、過去にも国分寺のマルイで販売されたことすらあったようです。

四種類のフレーバーが左の写真のとおりです。ヤギミルク、コーヒー、メープル、カスタードとなります。

メープルとカスタードはプリンとしては王道ですね。コーヒーもまあ、なくはないというフレーバーです。一番異色なのはやはりヤギミルクではないでしょうか。材料名にもしっかりヤギミルクと明記されています。

食べてみたのですが、ヤギミルクの臭みは感じられませんでした。とはいえ、あたしがヤギミルクの味も匂いもわからないので、ほんのりとでも感じられるのか否か、まるで判断できないのですけど(汗)。

ちなみに、公式サイトの情報を確認すると、この国分寺のフェアも載っていましたが、全国各地でいろいろとイベントやフェアをやっているのですね。プリンも意外といろいろなところで購入することができそうです。