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オーケストラの音楽史[新装版]
大作曲家が追い求めた理想の音楽
パウル・ベッカー 著/松村哲哉 訳
大作曲家たちはオーケストラで何を表現しようとしたのか。表現や楽器編成の変化に込められた意図や、時代と社会をいかに反映したかを語る。
パウル・ベッカー 著/松村哲哉 訳
大作曲家たちはオーケストラで何を表現しようとしたのか。表現や楽器編成の変化に込められた意図や、時代と社会をいかに反映したかを語る。
土葬と聞くと怪訝な顔をされるかもしれませんが、あたしが子供のころであれば、実際に見たことはないですが、地方へ行けばまだまだ残っていた風習だと思います。そのあたりのことは講談社現代新書の『土葬の村』に詳しいです。
記事の最後に同書の著者、高橋繁行さんの名前も出ていますが、あたしが記憶しているかぎり、同書ではムスリムに関する記述はなかったと思います。しかし、本日の記事を読むと土葬という風習が絶えつつある今日、逆に国際化した日本ではこういった困難が立ち現われてきたのですね。思いも寄りませんでした。
ただ高橋さんの著書でも、最近はごく普通の日本人でもあえて土葬を希望する人が少なからずいる,少しは増えてきているようなことが書かれていました。ここまで火葬が一般化してくると、土葬を復活させろとまでは言えませんが、土葬も選べるような環境は整えられてもよいのではないでしょうか。記事を読む限り、火葬か土葬かは信教の自由とも関わってきそうです。
そう言えば、キリスト教も土葬が多かったように思いますが、日本に住むキリスト教徒は火葬しているのでしょうか? ところで、土葬は日本にも古来合った風習ですからまだよいですが、今後、風葬とか鳥葬とか、川に流すとか、さまざまな埋葬方法が増えていくのでしょうか?
フロランス・ド・リュシー 著/神谷幹夫 訳
裕福なユダヤ人家庭に生まれ、教育熱心な両親の元で育ったシモーヌ・ヴェイユ。16歳でバカロレア(大学入学資格試験)、22歳という若さでアグレガシヨン(大学教授資格試験)に合格するも、その12年後、わずか34年で生涯を終える。本書は、シモーヌ・ヴェイユの兄であり数学者のアンドレ・ヴェイユから、「全集」(ガリマール社)の編纂を託され、2010年まで責任編集者を務めたフロランス・ド・リュシーによる待望のヴェイユ論である。ヴェイユの遺稿を手にしたカミュが「現代の唯一の偉大な精神」と呼んだように、この全集の編纂者は、34年の生涯にしては厖大すぎる量の書簡や日記、エッセーから何を読みとったのか。「重力」「不幸」「神」「根を持つこと」など、ヴェイユが取り組んだテーマを解説しながら、その人生と魂の遍歴を描き、聖なる異才の核心に迫る。
講談社学術文庫の『源氏の血脈』を購入しました。
ところが自宅の書架には『武門源氏の血脈』という一冊を所蔵しておりました。著者は同じ方です。
はい、単行本の文庫化です。文庫になる時に出版社が変わるのも昨今はよくあることですね。単行本は中央公論新社から出ていました。
なので、文庫化されたものだとわかったうえで買っています。文庫には単行本からちょっと追加があるみたいです。
さて、あまりにも高額な専門書までは手が伸びませんが、このくらいのものですと、源氏に関する書籍ってどうしても気になってしまいますし、ついつい買ってしまいます。
ところで「源氏」という言葉を最初に知ったのは、たぶん源平合戦を学校で習ったころだと思います。NHKの大河ドラマも「草燃える」を放映していた時代だと思います。「平家が亡んで源氏が鎌倉幕府を打ち立てた」という単純な歴史事実をまずは覚えたのだと思います。
ついで、その平家の興亡を描いた作品が『平家物語』だと知り、それとほぼ同時期に『源氏物語』という作品を知りました。ただ内容までを知ったわけではないので、『源氏物語』は『平家物語』に対して源氏三代の興亡を描いた文学作品だと長いこと思い込んでいました(汗)。
まあ、広い意味では「源氏」で間違いはないんですけどね。
惜しまれつつ終わった朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」、あたしも後半は週末のまとめ放送で熱心に視聴していました。
ドラマの内容については、いろいろな人が自分のブログやSNSで論評したり感想を綴ったりしているのでしょうから、いまは置いておくとして、あたしがこのドラマを見ていて思ったのは日本の時代劇はどうなってしまうのだろう、ということでした。
ドラマの中では川栄演じるひなたが映画村で働いていて、その上司と共に、日本の時代劇がどんどん衰退していくのを嘆く場面が納戸なく描かれていました。松重豊演じる虚無蔵の存在は、そんな時代劇の現状を体現したかのようなキャラクターでした。
あたしも子供のころから時代劇をよく見ていたので、ひなたたちの不安や心配、恐れについてはものすごく共感して見ていました、現実はもっと深刻なように感じます。
ところで、日本の時代劇はそんな状況なのですが、スカパー!やWOWOWを見ていますと、中国や韓国のドラマ、それも時代劇が決して少なくはない割合で放送されています。むしろ、両国ともますます盛んに新作が作られているように感じます。
だからでしょう、ここにリンクを貼ったように、中国時代劇のガイドブック的な書籍がこんなにたくさん日本で刊行されています。それも、多くが「2022年版」と銘打っているように、ほぼ毎年刊行されているのです。
これだけの書籍が刊行されているということは、それなりに人気なのでしょう。レンタルビデオショップ(現在の主流はビデオではなくDVDやBlu-rayですかね?)でも中国ドラマや韓国ドラマのコーナーは意外と広いスペースを占めていて、その中には現代劇ではなく時代劇も数多く並んでいますから、やはり日本で一定の需要があるのでしょう。
時代劇が廃れてしまうと、時代劇を演じることが出来る役者が減ってしまうだけでなく、大道具や小道具をはじめとした時代劇を支える多くの技術が継承されなくなってしまい、将来的にいざ新作時代劇を作ろうとしたときに非常に大きな困難に見舞われるのではないでしょうか。あたしはそれを危惧しています。
ちろん時代劇には欠かせない時代考証も大事だと思いますが、そういう人材も減ってしまうのではないですかね。毎度毎度大学教授のような専門家にお願いすることになるのでしょうか?
もっとも数多く作られている中国時代劇がどれくらい正確な時代考証に支えられているのかは、あたしにはよくわかりません。多くの作品は、時代劇というよりも、時代を歴史時代に設定しただけで、美男美女が出てくるラブストーリーばかりです。格好だけは時代がかっていて、背景設定なども歴史時代なのですが、中味は現代のラブストーリーと変わらないものが多いのは、現代劇だと描けない大袈裟な設定も時代劇なら可能だからでしょうか?
こういうラブストーリーの時代劇が日本でも量産されればよいとまでは思いませんが、それによって時代劇の人気が復活し、失われかかっている時代劇文化が生き延びるのであれば、決して悪いことではないと思っています。日本でも、コミックやアニメでは歴史台を舞台にした作品がヒットしているので、決して時代劇人気が廃れてしまったとは思えないのですが、さすがにドラマだと制作費がかかりすぎて、昨今の不景気の日本では無理なのでしょうか?
先日来このダイアリーでご紹介している、わが家の玄関先のチューリップ。
以前にご紹介したときは赤っぽい色のものばかりが咲いていたと思いますが、ようやく黄色い花が咲きました。その合間にはあたしの好きな色、紫のチューリップも咲いています。
チューリップって、細かい色の違いはありますが、大雑把に言って何色くらいあるのでしょうか? 青いチューリップはないですよね? 白と言いますか、薄い黄色のチューリップは写真に写っていますね。
色のバラエティーではなく、花びらの数が一枚目の写真のチューリップとは異なります。いわゆる八重咲きのチューリップです。よく見ると、葉っぱの形も一枚目のチューリップとは少し異なります。やはり、同じチューリップとは言っても、その中にはいくつもの種類があるのでしょう、あたしにはよくわかりませんが。
さて、この二つのプランターに植わっているチューリップ、実は並んで置かれています。それが三枚目の写真です。
上で種類が異なるチューリップだと書きましたが、球根を買ったときもパッケージに写っていた写真のチューリップは異なっていました。それを確認して買い植えたので、こういう風に花開くのはあらかじめ予想されていたわけですが、植えてしまうと花が咲くまでは、そんなことなんて忘れてしまうので、いまこうして思い出している次第です。
今朝の朝日新聞には、あたしの勤務先に縁のある方の訃報が2件も載っていました。
まずは彭明敏さん。と言われても、ご存じない方も多いと思いますが、あたしの勤務先では『彭明敏 蒋介石と闘った台湾人』という評伝を出しているのです。彭明敏さんについて知りたければ、日本語で読める文献は、たぶんこれだけになりますので、ご興味をお持ちの方は是非手に取ってみてください。
続いては、菊地信義さん。菊地さんは有名ですからご存じの方も多いでしょう。朝日新聞の記事では『装丁談義』の名前が挙げられていますが、あたしの勤務先からは『新・装丁談義』を出しています。
ただ、この『新・装丁談義』も現在、在庫僅少なんですよね。他にも菊地さんの著作は何冊かありますので、それらをお楽しみいただければと思います。それに他社からもたくさん本は出ていますし。
そして最後は、在庫僅少どころではなく、品切れの本が今日の読書欄で紹介されていました。『遠方より無へ』です。
この本は品切れですが、今日の読書欄のテーマから言えば、青柳いづみこさんの『翼のはえた指 評伝安川加壽子』『アンリ・バルダ 神秘のピアニスト』などは合うのではないかと思うのですが、どうでしょう?