Netflixで、ドラマ「MADDER その事件、ワタシが犯人です」の配信がスタートしました。昨年、地上波で放送されていた頃は、関西テレビの放送だったので東京在住者は見られず、わざわざ配信を探して見るのも面倒だったのでスルーしていました。
それがNetflixで配信がスタートしたので一気に見てしまいました。一話が30分弱なので見やすいですね。ちなみに、乃木坂46の五百城茉央が主演です。
ストーリーを簡単に振り返りますと、偏差値がものすごーく高いエリート校に入試満点で入学した五百城茉央。その通学時に学校のすぐ近くで女性の死体が見つかります。そして、ちょっと怪しい挙動をしている電気屋は学校に出入りの業者でもあります。五百城茉央がクラスメートと一緒に事件を解決するのかと思いきや、ちょっと違いました。
あるいは、実は五百城茉央が犯人なのかと思わせつつ、刑事たちの話では五人目の被害者という会話が聞こえてきます。すると五百城茉央は高校入学前、中学生時代に既に四人殺しているのか、という疑問が生じます。電気屋との共犯も考えられますが、高校に入って出会ったようなので、過去の殺人事件についてはどうなのか、という疑問が残ります。
その後、クラスメートの女子が一人殺されます。上述の女性と同じ殺され方です。彼女がなぜ殺されたのか、実は最後まで見てもよくわかりませんが、親の会社の不正を暴露したり、意外と調査能力に優れているのかもしれません。電気屋と五百城茉央の関わりなどを調べ、核心に辿り着きそうになったので口封じされてしまったのだと思われます。
あああそしてラスト二話で謎解きが行なわれます。この部分はネット上にたくさん書かれているのでネタバレになっても構わないでしょう。まず最初に感じた疑問、殺人が何件行なわれていたのかですが、五百城茉央の高校入学などは数年前の情景で、刑事たちのシーンはそれから数年後、現在のシーンだったのです。つまり学校の近所に死体が遺棄されていた女性殺しは最初の殺人事件、クラスメートが二件目、その後数年の内に数件の連続殺人事件が起きていた、という時系列でした。
そして、これが一番の驚きだったのは、五百城茉央が演じていたのは天才女子高生ではなく、もちろんエリート進学校なので頭はよいのですが入試成績第二位、五百城茉央からは「つまらない女」と思われていたクラスメートでした。連続殺人事件の犯人は、一話からずーっと五百城茉央が演じていた女子生徒で、五百城茉央は彼女の告白ノートを読んで、自分が追体験していたというのがそこまでのエピソードだったのです。
それでストンと腑に落ちたのですが、振り返ってみますと、超エリート校、周囲は天才だらけという設定ですが、その設定がまるで活かされていない気がします。単なる頭でっかちな、知識だけは詰め込んでいる高校生で、もっとこの設定を活かすようなストーリー展開も考えられたのではないかと思いました。
さて、最初の女性殺人事件とクラスメート殺しは、ワケありな電気屋が犯人でしたが、実は最初の女性だけは真犯人は五百城茉央でした。そのあたりの裏事情や人間関係は、ドラマでありがちな身分違いの恋愛、妊娠が過去にあったわけですね。ただ苦労して育った五百城茉央がエリート校へ入るために名前を変えるというのがちょっと理解しづらかったです。
そしてその後の、全国を震撼させていた連続殺人は五百城茉央が追体験していた、つまり第一話からずっと五百城茉央が演じていたクラスメートが犯人という落ちでした。ただ具体的な殺人方法は描かれておらず、これだけ世間を騒がせているのに警察が犯人にたどり着けないというのはどういうことだったのでしょう。謎解きや犯人捜しが好きな人からすれば、むしろこの部分をもっと描いてもらいたかったのではないかと思います。
で、今回Netflixで配信がスタートしたのは、直前に五百城茉央の誕生日があったからなのでしょうか。






















