平日の夜はBS-TBSで再放送されている「水戸黄門」を見ていることが多いです。現在は西村晃が光圀で、あおい輝彦が助さん、伊吹吾郎が格さんという布陣。八兵衛も弥七もいて、お銀と飛猿もいます。
そんな「水戸黄門」の放送前に「現在では不適切とされる表現がありますが、番組が創られた当時の云々」という注意書きが画面に表示されます。「不適切とされる表現」って、一般的に考えますと汚い言葉、差別的な言葉、および性的な描写、表現ではないかと思います。
ただ、見ていても「ピー」が入るセリフはありませんし、お銀の入浴シーンが問題になっているとは思えません。そうすると「不適切とされる表現」って何だろう、と思ってしまいます。予防線として、とりあえず表示している、という解釈も成り立つと思いますが、最近になってあたしなりの答えを見つけました。
それは、多くの場合番組の最後のシーン、ご老公一行が旅立つ時にお世話になった土地の人との会話です。ご老公をはじめ皆が口を揃えて「早くよいお婿(嫁)をもらって親を安心させなさい」「早く両親に孫の顔を見せてあげなさい」といったセリフだと思うのです。現代ではセクハラと言われ、一発アウトな発言です。
でも水戸黄門の時代、家を存続させるのは当たり前、女は嫁に行き子供をもうけるのが常識であり、そこに誰も疑いなど差し挟むことはなかったわけですから、ごくごく自然な会話だと思います。むしろ、そういうことを心配しない方がおかしいと思います。それでも今の時代に時代劇を作るとなると、こういうセリフもカットされてしまうのでしょうね。









