今日の配本(25/11/28)

スパイたちの百年戦争(上)
東西の熾烈な諜報活動

カルダー・ウォルトン 著/松島芳彦 訳

ロシア革命から第二次大戦、冷戦、ソ連崩壊、新冷戦、ウクライナ戦争、ロシア・中国の策謀まで逸話満載、「陰の戦争」の攻防を追う。

新・学問のすすめ 研究者失格!
自伝 馬鹿は死んでも直らない

磯前順一 著

東大宗教学との出会いからオウム事件、安丸民衆史、酒井直樹・アサド・スピヴァクとのポストコロニアル研究に至るポスト戦後の精神史。

高校のカフカ、一九五九

スティーヴン・ミルハウザー 著/柴田元幸 訳

内気な高校生カフカの思春期の情景を描く表題作、梯子を天高く伸ばす熱に浮かされる町を描く一篇など、職人技が光る不可思議な9篇。

パスポート初級ヒンディー語辞典

町田和彦 編

使用頻度の高い基本6000語を収録。類義語や特徴的な活用形の提示、明解な語義と豊富な例文・用例を満載した待望の学習辞典。

カビリア

マリーナ・パレイ 著/高柳聡子 訳

ソ連崩壊前夜に新たな小説ジャンルを切り拓いた女性作家の初期三部作。体液や肉をもって描かれる、新しい「テクスト・ペテルブルク」。

孤独な散歩者の夢想

ルソー 著/佐々木康之 訳

生きていくことの喜びと哀しみ。『マルゼルブ租税法院院長への四通の手紙』も収録。解説=川出良枝。

うまく貼れるでしょうか?

先日購入したと書いた8インチのタブレット。画面に貼ってあるフィルムをまだ剥がしていません、やはり指紋などで汚したくないですから。

聞いたこともないメーカーなので、ピッタリ合った保護フィルムなどないかと思っていたのですが、ネットを検索してみたら、なんと売っていました。もちろん、これも知らないメーカーの製品です。

というわけで買ってみて、昨日届きました。しかし……

きれいに貼れる自信がありません。昨今の保護フィルムはうまく貼れるように、気泡が入らないように、かなり改良がなされていて、それなりにうまく貼れるようになっています。特にスマホのように画面も小さいものですと扱うの簡単です。

しかし、小型とはいえ8インチのタブレットですから、こういうものを貼るにはそれなりのサイズです。果たしてあたしはうまく貼ることができるでしょうか。とにかくトライしてみます。

チョコでした!

昨日セブンイレブンで買ったケーキパフェ、早速食べてみました。

カップの蓋を開けると、こんな感じです。プリントありましたが、どこにプリンがあるのかわからない見た目です。チョコ好きにはたまらない感じです。

食べてみた感想は、チョコの苦さが意外と強いので、もう少し甘い部分があってもよかったかなあ、という感じです。前回も、そしてたった今も書いたばかりですが、チョコ好きであれば満足するのではないでしょうか。もちろん本当のチョコ好きですと、もっと高級専門店のチョコでないと認めないのかもしれませんが。

話は変わって、久しぶりのコンビニスイーツならぬ、久しぶりの岩波新書です。今月の新刊『EU』と『シオニズム』の2点を買いました。

このところヨーロッパ各国もポピュリズムに揺れていて、ヨーロッパ統合の夢は風前の灯火のようにも感じられます。ただ興亡の歴史をくぐり抜けてきたヨーロッパですから、きっと何か解決策を見出せるのではないでしょうか。

そして『シオニズム』、このところ中東を扱った新書が目に付きます。それもアラブ諸国というよりは、イスラエルとの関係、ユダヤ問題を絡めて扱ったものが多いように感じます。本書もそんな流れの中の一冊でしょう。

今日の配本(25/11/26)

ヴィクトリア朝
ある時代の虚像と実像

マーティン・ヒューイット 著/田中裕介 訳

イギリス史においてもっとも重要で、日本でも人気の「ヴィクトリア朝」について世界的権威が簡潔に描くイギリス文化入門。

久々のコンビニスイーツ

今日は帰りがけにセブンイレブンに立ち寄りました。乃木坂46のニューシングル「ビリヤニ」をセブンネットショッピングで購入していたので、その受け取りのためです。

久しぶりにセブンイレブンに行ったので、ついついスイーツを買ってしまいました。それがこちらです。

まずはプリンケーキパフェです。チョコパフェ的なものでしたが、プリンはどこに入っていたのでしょうか。ちょっとわかりませんでした。でも、チョコ好きであれば、十分美味しくいただけるのではないでしょうか。

続いては、自宅にいる母が小腹が空いた時に食べればいいやと思って選んだ、フレンチトーストです。ひとくちサイズなので、ちょっと口寂しい時に重宝しそうです。

ちなみに、あたしもフレンチトーストは大好きですが、得てしてシナモンがかかっているので、あたしはそれが苦手です。これはシナモンが入っているのでしょうか。

そして母にはもう一つ、たまごスフレです。これもそんなに大きくない、ひとくちサイズのスイーツなので、小腹を満たすのにはちょうどよいと思います。

生クリームよりもカスタードクリームが好きな母には、挟まれているクリームがカスタードなのがバッチグーです。見るからにふわふわとした、美味しそうなスイーツです。

スイーツ繋がりで、最後にご紹介するのは先週の関西ツアー土産です。関西など誰でも、いつでも行けるので、ふだんはほとんどお土産など買ってこないのですが、今回は万博も終わったことですので、巷で人気だというみゃくみゃくがプリントされたクッキーを勤務先の同僚に買ってきました。

それにしても金曜夕方の新大阪駅はすごい人ですね。551の豚まんをはじめ、ほとんどのショップに大行列ができていました。以前もそれなりに混雑していましたが、ここまで長い列ができているのは初めて見ました。それも決して外国の方ばかりではなく、多くは日本人のようでした。

S8Pro

Androidのタブレットを買いました。サイズは8インチなので、ふだんのカバンに入れて持ち歩いても、それほど邪魔にならないサイズと重さです。

勤務先からはスマホを支給されています。Softbankの回線を使っているスマホです。ただ外出時にメールやメッセージのチェックだけならスマホで十分なのですが、ちょっとエクセルやワードを使ったり、ブラウザでネットを検索したりするとなると、スマホの画面は小さすぎて扱いづらいのです。

とはいえ、10.5インチや12インチのタブレットだと、持ち歩くにはちょっと大きすぎるし、重いかなとも思います。そこでこの8インチ程度がちょうどよいサイズだと考えた次第です。

そして、一番驚いたのが、このタブレット1万円しないのです。SIMフリーの製品で、Windowsでもないとなると、1万円を切る値段で手に入るのですね。メーカーはわかりません。ZTLとあるのですが、これがメーカー名なのでしょうか。どこのメーカーなのでしょう。台湾か中国でしょうか。聞いたことないです。

でも十分に使えています。最低限の、仕事なのでよく使うアプリをインストールして、設定もひととおり終わらせました。なぜかfacebookを起動しようとすると落ちまくる減少が続きましたが、何回か設定を繰り返したり、再インストールしたりしているうちに解消しました。理由はわかりません。

現時点では唯一、OneNoteがまだうまく設定できていません。勤務先のPC(Windows11)の付箋というアプリでデスクトップにいろいろなメモを貼っていて、それはスマホのOneNoteと同期できるので、外出先でも確認したり、外出先でメモを書き込んだりして、便利に使っています。このタブレットでもそうしたいところなのですが、なぜかOneNoteに付箋の内容が表示されません。

スマホのOneNoteには「ノートブック」と「付箋」が表示されるのですが、タブレットのOneNoteには「ノートブック」しか表示されないのです。たぶん何か設定が足りないのだと思いますので、現在は試行錯誤している段階です。

ちなみに、今回の表題「S8Pro」は製品名ですが、果たしてこれが製品名で会っているのか、メーカー名ともども不安です。

荷物はできるだけ少なくしたいのに……

先週の火曜から金曜まで、つまり三泊四日で関西ツアーへ行って来たわけですが、今回も書店でいろいろとゲットしてきましたのでご紹介します。

まずは関西とは何の関係もありませんが、平凡社ライブラリーのフェアを見かけ、そこに置かれていた小冊子です。平凡社ライブラリーも1000冊を突破したのですね。そんなに時が流れたのか、という思いがします。

あたしの印象では、平凡社は東洋文庫という函入りハードカバーの、玄人好みのシリーズをずーっと刊行し続けていて、そこから選んでソフトカバーのライブラリーに移していった、そんな感じです。もちろん東洋文庫がすべてライブラリーになったわけではありませんし、東洋文庫にはないものも平凡社ライブラリーには多数刊行されています。これはあくまであたしの印象なので……

続いても関西とは全く関係がないものです。書肆侃侃房の海外文学冊子です。毎年この時季に作っているのでしょうかね。後半は同社の図書目録も兼ねているような冊子です。

書肆侃侃房の海外文学と言うと、よくこんな作品を見つけてきたなあ、編集の人はどういうところにアンテナを張っているんだろうと感心させられることが多いです。装丁もきれいなものが多いですよね。ジャケ買い、タイトル買いしたくなる書籍が多数刊行されている、そんな出版社です。ちなみに今年の冊子では、あたしの勤務先でもお世話になっている、くぼたのぞみさんの文章が巻頭を飾っています。

さて、ようやく関西らしいものをご紹介します。2024年6月に第一号、25年1月に第二号、同6月に第3号が刊行された『』という冊子です。「羅」とかいて「うすもの」と読ませるようです。大垣書店コンテンツ事業部が作っている、無料の冊子です。

これを無料で配ってしまっていいの、と言うくらいよくできています。京都から発信していこうという気概も感じられる冊子です。

そして京都で大垣書店と言えば忘れてはいけないこの冊子、『KYOTOZINE』です。今回は第4号を買ってきました。こちらは無料ではなく、書店(大垣書店)で販売されている雑誌になります。

どうも次号からこの雑誌はリニューアルされるみたいなことがウェブサイトに書いてあります。いったいどんな風に変わるのでしょうか。京都を楽しむためのタウン誌なので、やはり住んでいる人が楽しめる雑誌だと思いますが、観光客も視野に入れるのでしょうか。あまりよその人に迎合しないでほしいですね。

今号の特集である「遊び」も、全然知らないところばかりです。年に数回訪れる京都ですが、決まった場所しか行かないので(営業回りなので当たり前ですが……)、なかなか足を延ばせないのが残念です。

それにしても、こういうのを手に入れてくるから、荷物が重くなるのですよね。

分断と統一と

関西ツアーから戻ってきました。そして土曜日は書評の日です。予告どおり、朝日新聞には『統一後のドイツ』が載っています。

この『統一後のドイツ』ですが、配本日のころに朝日新聞の一面と二面でドイツ統一後の東西格差についての特集記事が大きく掲載されていました。そしてその記事の中に本書の著者のインタビュー記事も載っていたのです。

朝日の記事担当者が本書の刊行(邦訳)をしっていたのかどうか、そこまではわかりませんが、これだけ大きな特集記事も載ったのだから、本書もきっと近いうちに読書欄で紹介されるだろうと、心の中で期待しておりました。

そんな今日の読書欄ですが、こんな本も取り上げられていました。集英社クリエイティブの『分断八〇年』です。こちらは朝鮮半島の南北分断を扱った一冊です。

この二冊が一緒に書評欄に載っているなんて、もちろん両書の刊行が近かったというのもあるでしょうが、それと共に朝日新聞側の意図も感じてしまいます。この両書の書評は併読することを是非お薦めします。

書店や図書館では、この両書はアジアとヨーロッパを扱った本なので、置かれる場所が少し離れているかもしれません。でも書評を読んでいただければ、この二冊は隣に並べておくべき本なのではないかという気がしてきました。

今日じゃないですよね?

火曜から関西に来ています。仕事です。今日、帰京予定です。

四日間というのは、しっかり京阪神を回ろうとすると足りませんが、逆にコンパクトに、集中して回れるというメリットもあります。それに年齢のせいか、足腰に疲労がたまりやすくなっていると思います。

ところで、京阪神はそれなりの都会ですから街が賑やかなのは言わずもがなです。この時季はクリスマスの飾り付けも始まって、もう年末が近いんだなあと思わされます。そして、クリスマス以上に目立つのが、ブラックフライデーの広告です。

今日がブラックフライデーなのかと言わんばかりの勢いですが、本当のブラックフライデー当日は来週末なんですよね。Wikipediaによると「アメリカ合衆国の感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日」だそうですから、今年はやはり28日ですね。

とはいえ、ハロウィンもそうですが、こういうイベントが盛り上がるのは企業がそこに商機を見出すからであって、若者たちからの自然発生的なものではここまでの盛り上がりにはならないでしょう。バレンタインもそうですが、結局は企業に踊らされているわけですよね。

でも、企業でありながら、あたしの勤務先は踊らせることもできなければ、こういう商機に乗ることもできていません。出版界の不景気を脱するためには、こういう時に何かできなければダメなのではないかと思います。