外回りしてますが……

緊急事態宣言が解除されてから、書店訪問営業を再開しています。

密を避けるとか、人流を減らすとか、感染拡大防止の観点から見て、あたしの行動は問題ないのか、なんとも言えませんが、ただ、少なくとも外回りをしている限り、ほぼみんながマスクをしていることを除けば、コロナ以前と変わらない街の風景が見られます。いや、いろいろな商業施設の入り口に消毒液が置いてあるのが以前とは異なるところでしょうか。

でも、それを除くと街の人出に大きな変化は感じられません。確かに電車は少し空いているのかな、という気もします。出勤時間はそれほど変わっていないので、混雑具合はコロナ前よりも楽であるとは言えます。ただ、日中に関してはこんなものだと思いますし、時差通勤なので午後は早めに上がるので、夕方のラッシュには引っかかりませんから、その時間帯がどうなのかは判断しかねます。

こういう風に営業に回っているのが感染を拡大する一因となっているのでしょうか。あたし自身が無症状でもウイルスを運んでいるかも知れません。そうなると書店の方にうつしてしまっているのか、あるいは自宅に持ち帰って老齢の母に感染させてしまっているのか、そんな不安もあります。

幸いにも母も今のところは元気ですが、なにぶん七十代後半、今月には78歳になるので、ちょっとしたことが命取りになりかねません。怖がりすぎでしょうか?

お気づきでしょうか?

最近の文庫クセジュです。

それがどうした、と言われそうですが、何かお気づきになりませんか?

と言われても、この画像ではわかりにくいと思います。

ですので、二枚目の画像をご覧ください。これならわかっていただけるのではないかと思います。

実は、文庫クセジュが今年で創刊70周年を迎えまして、帯のところにひっそりとそのことが書いてあったのです。

えーっ、気づかなかった!

という方がほとんどだと思います、実は社内でも知っている人はごくごく少数で、あたしも実はつい最近知ったのです(汗)。営業部員にあるまじき失態です。

しかし、そういうわけで文庫クセジュ70周年なので、夏から秋、そして冬にかけてフェアを開催予定です。いま、仕込みの最中です。これから書店にも案内していきます。

これからも是非ご贔屓に、よろしくお願いいたします。

最後に、これはクセジュとは関係ありませんが、新刊の『対訳 フランス語で読む「失われた時を求めて」』は、既刊の『プルーストへの扉』と併売していただけると大変嬉しいです。

前者は語学書、後者は文芸書のコーナーに置かれているかも知れませんが、できましたら一緒に文芸書コーナーで展開していただけると相乗効果を生むのではないかと期待してお選ります。

没後70年になります

20世紀を代表する哲学者の一人、ウィトゲンシュタインがまもなく没後70年を迎えます。

というわけで、今回はウィトゲンシュタイン入門書である『ウィトゲンシュタイン ネクタイをしない哲学者』のご案内です。

ところで、あたしが学生のころは「ウィトゲンシュタイン」ではなく「ヴィトゲンシュタイン」という表記の方が主流だった気がしますが、どちらの方がよいのでしょう。そのあたりは専門家の議論にお任せしますが、日本で出ている翻訳などは「ウィ」の方がやや多いでしょうか?

そう言えば、ベルグソンも最近はベルクソン表記の方が多くなっている気がしますね。

2021年4月の広告予定

1日 ドイツ史 1800-1866(上・下)/断絶/ミンスキーと〈不安定性〉の経済学/ノートルダム(北海道、中日、西日本、信濃毎日、神戸)

1日 ドイツ史 1800-1866(上・下)/断絶/ミンスキーと〈不安定性〉の経済学/ノートルダム(毎日)

14日 ドイツ史 1800-1866(上・下)/ノートルダム(朝日)

15日 ドイツ史 1800-1866(上・下)/断絶/ミンスキーと〈不安定性〉の経済学/ノートルダム(河北)

16日 ドイツ史 1800-1866(上・下)/断絶/ミンスキーと〈不安定性〉の経済学/ノートルダム/ケイティ・ミッチェルの演出術/ボリショイ秘史(京都)

※都合により掲載日、掲載書目が変更になる場合がございますので、ご了承ください。

今回はまとめて四つのご案内

このところ、いろいろと好調な書籍があったり、お進めしたくなるようなアイデアが浮かんできたりするので、ご案内が多くなってしまい恐縮です。でも、少しでも売り場の活性化や販売増進のお役に立てればと思っていますので、チラッとでもご覧いただければ幸いです。

まずは韓国語の学習書、その中でもちょっと変わり種のものをご紹介します。新刊『絵でわかる韓国語の体の慣用表現』を中心に、中級へ学力を伸ばすと言うよりも韓国語力の幅を広げるタイプのもの、しかもすべて四六判の語学書のご案内です。

諸外国語の棚の中でも特に元気な韓国語ですが、初級・入門ばかりでなく、たまにはこういうタイプの学習書のフェアなどもよいのではないでしょうか?

続きましても新刊『ケイティ・ミッチェルの演出術』を中心に、演劇書コーナーの定番商品のご案内です。

安定して売れている既刊3冊ですが、どれも演劇の枠を超え、人前で話すことがある人、面接対策や営業スキルとして、声を含めた身体表現を磨きたい人のための本として売れています。こんどの新刊も似たような捉え方をしていただけると販路が広がると思いますので、よろしくお願いいたします。

三つめは、アニバーサリーです。

まもなくデイヴィッド・ヒュームの生誕310年を迎えます。ヒュームは、日本での知名度こそやや劣るかも知れませんが、世界に目を向けるとその注目度は第一級の哲学者です。

そんなヒュームの人となりや思想を知るのに格好の入門書が『デイヴィッド・ヒューム』です。著作の邦訳はいくつか出ていますが、それらに取りかかる前にまずは本書で概略を知っておくのも有意義なことではないでしょうか。

最後にご案内するのは、このところ書評が続いた『権威主義』を中心に、民主主義のゆくえを考える書籍を集めてみました。

アメリカのトランプ前大統領の振る舞いも記憶に新しいですが、日本の周辺に目を向ければロシアや中国のように権威主義体制を敷く国家がひしめいています。もちろん北朝鮮はその筆頭でしょう。

そしてここへ来てミャンマーの情勢も予断を許さなくなりました。果たして民主主義の価値観は過去の遺物となってしまうのでしょうか。そんなことを考えるための三冊です。

今日の配本(21/03/25)

ノートルダム
フランスの魂

アニエス・ポワリエ 著/木下哲夫 訳

2019年4月15日、世界遺産である築850年の大聖堂が炎に包まれた。その比類ない歴史を見つめ、国家の象徴となった道程を辿る。

仏検対策3級問題集[三訂版]

小倉博史、モーリス・ジャケ、舟杉真一 編著

過去問一新、必須の文法。CDでもスマホでも聴ける豊富な聞き取り練習、 よくわかるヒントと文法でどんどん進む仏検対策の決定版。

羽ばたくロシア語
旅歩きで初級からステップアップ!

土岐康子、三神エレーナ 著

主人公が遭遇するさまざまなシーンを通して、旅行気分を味わいながら実用的なロシア語を学んでいきましょう。音声アプリあり。