本日、見本出しです。(8月28日配本予定)
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書き出しは大事ですよね!
小説の書き出しで選んだフェアです。「コンテンポラリー アメリカ&カナダ文学編」とあるので、他の地域を扱ったフェアが既に行なわれたのか、それともこれからなのか、いずれにせよとても楽しみです。
「個人の好みで選んだ」とあるように、これは出版社が企画したフェアではなく、この書店の担当の方がご自身で選んで企画したフェアのようです。ちなみにあたしの勤務先からは《エクス・リブリス》の『ジーザス・サン』と『断絶』の二作品を選んでいただいております。
このフェアが開かれているのは、JR中央線、御茶の水駅前にある丸善お茶の水店です。このリーフレットには約40作品が集められていますが、本当に海外文学が好きで、読んでいるんだなあと感じられます。
作品全体を読まないと、その作品について論評できないことはいうまでもありませんが、そもそも読み通してもらうには、作品世界に引き込まなければなりません。そのためには作品の書き出しはとても大事で肝心で、最初の数行を読んで「つまらない」「読むに値しない」と判断されては元も子もありません。
書き出しで思い出しましたが、現在の日向坂46がまだけやき坂46だったころ、冠番組「ひらがな推し」で「書き出し王決定戦」という企画をやっていました。メンバーがタイトルとその作品の書き出しを創作し、MCのオードリーがどれが気になるかを判断するというものでした。これは書き出しと言うよりも先にタイトルが評価の対象になっていたので、純粋に書き出しで選んだわけではありませんでしたが……。
また乃木坂46も冠番組「乃木坂工事中」で「センス見極めバトル」という企画が行なわれました。これは、羽田圭介さんの『ワタクシハ』というタイトルからメンバー四名(五名?)が書き出しを創作し、他のメンバーがその中から羽田圭介さんの『ワタクシハ』の書き出しをどれかを当てるというゲームです。この中で騙す側のメンバーの一人として登場した二期生、鈴木絢音の書き出しが群を抜いて素晴らしく、ほとんどのメンバーが騙されていました。
近刊情報(23/08/17)
夏休みは何日あるの?
前のダイアリーで夏休み、盆休みについて書きました。繰り返しになりますが、あたしの勤務先は14日、15日の二日間が社休で、あと1日各自が7月から9月中で休暇を取りなさい、というスタイルです。全社休業が二日なのは長いのか短いのか、そもそもカレンダーに基づいても11日から5日間しか夏休みがないというのは、大企業や欧米の企業と比べると明らかに短いですよね。まあ、今後は全社一斉にお休みというのではなく、各自が自由に休暇を取るスタイルに変わっていくのかも知れませんが。
ところで、あたしの勤務先のお仲間、人文会各社の夏休みはどうなっているのか、各社のサイトをのぞいて、ちょっと調べてみました。
大月書店 8月11日~8月16日
勁草書房 8月11日~8月15日
春秋社 8月14日~8月16日
東京大学出版会 8月14日~8月16日
平凡社 8月14日~8月16日
法政大学出版局 8月15日
みすず書房 8月14日~8月17日
ミネルヴァ書房 8月11日~8月16日
上記以外は各社のウェブサイトやX(旧Twitter)をザッと見た限りでは夏休みのお知らせが載っていませんでした。もしかすると全社休業はせずに、社員が交替で休みを取っているのかも知れません。
こうしてみますと、16日までの三日間が多く、実際には11日から6連休という社が主流のようです。出版業界ではこれがスタンダードなのでしょうか。他の業界だともっと長いのですかね?
何語で喋っているのか?
昨日は下北沢にある本屋B&Bで行なわれた、台湾の作家、甘耀明さんのイベントに行って来ました。対談相手は作家の温又柔さん。甘耀明さんのイベントは、コロナ前に甘耀明さんが来日されたときにも参加しましたが、それ以来になります。
対談相手の温又柔さんの指摘で、あたしも改めて感じたのですが、今回の新刊『真の人間になる』は、もちろん日本語に翻訳されているわけですし、原書は中国語で書かれているのですが、この作品世界の中では数か国語が飛び交っているのですよね。戦中だと日本語が支配言語として君臨していますし、台湾の原住民はそれぞれの民族の言葉で話しているわけですよね。そして彼らは共通語としての台湾語もマスターしなければならなかったようですし、当時の複雑な政治状況と言語事情を考えながら読むのも、本作の楽しみ方の一つなんだと思います。
渋谷発の電車だと先頭車両の一番吉祥寺寄り、運転席のすぐ後ろの吊り輪は、ご覧のようにピンクのハート型です。すべての車両にこの吊り輪があるわけではなく、レインボーからの車体の編成にのみ付いているという、ちょっとだけレアな吊り輪です。
数年前にテレビのニュースでも取り上げられていたので、ご存じの方も多いでしょう。この吊り輪をカップルで握って写真を撮る、なんていうのも当時は流行っていました。いまは誰も見向きもしないというと語弊がありますが、ふだん井の頭線を利用している人は取り立てて騒ぐこともなく、気にも留めていないようでした。
今日の配本(23/08/10)
次は何年後になるのでしょう?
今日は8月9日、長崎の原爆の日です。8月6日の広島と共に、平和を祈念する日です。
ただ今年は、その8月9日が水曜日です。ということは、ハクスイの日になります。単なるダジャレですが、これが社内では意外と盛り上がりまして、Twitter(いまはXと呼ぶべきでしょうか?)で《ガイブン祭り》が行なわれました。否、現在も行なわれています。
そして、この企画が読者の支持を得まして、一部ではかなりの盛り上がりになっているようです。さすがに「バズる」と呼ぶのはおこがましいですが、弱小出版社のSNS企画としてはまずまずなのではないでしょうか?
そして、勤務先の正面には写真のような、オシャレなのかダサいのか、よくわからない掲示が出現しました。なんか文化祭とかで高校の教室の窓ガラスに貼ってあるものを懐かしく思いだしてしまいました。
ちなみに、ネットで調べてみますと、次のハクスイの日は2028年になるようです。
今日の配本(23/08/08)
2023年7月のご案内
2023年7月に送信した注文書をご案内いたします。
まずは毎月恒例、「今月のおすすめ本」です。続いては、今年関東大震災から100年の節目に当たるので、ちょっと早めに『大正大震災』のご案内です。次は、紹介が続いて重版が決まった海外文学『終わりのない日々』、そして「今月のおすすめ本[語学書篇]」です、
7月は後半に来てご案内が続きました。まずは、これも紹介が続いた『独裁者の料理人』、そして夏の定番『ライ麦畑でつかまえて』と『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、そして今年は白水Uブックスが創刊40周年なので記念重版した6点のご案内です。次は没後80年の『シモーヌ・ヴェイユ』です。
さらに、こちらも紹介が続いた『いまだ人生を語らず』、そして業界内でも話題沸騰、『中世への旅』3点です。
今日の配本(23/08/04)

真の人間になる(上)
甘耀明 著/白水紀子 訳
1945年9月、日本人も犠牲となった「三叉山事件」をモチーフに、ブヌン族の少年ハルムトの成長を描いた感動の大作。17年かけて執筆し、台湾・中華圏の文学賞を制覇した注目作、ついに日本上陸! 上巻では、終戦前後の混乱した状況下で「三叉山事件」が起こるまでが描かれる。

真の人間になる(下)
甘耀明 著/白水紀子 訳
1945年9月、日本人も犠牲となった「三叉山事件」をモチーフに、ブヌン族の少年ハルムトの成長を描いた感動の大作。17年かけて執筆し、台湾・中華圏の文学賞を制覇した注目作、ついに日本上陸! 下巻は「三叉山事件」が実際に起こってからの出来事が中心に描かれる。











