ホラーだったのかしら?

まだまだ残暑の続く日曜日。本日はWOWOWで放映されたのを録画しておいた映画2本を視聴しました。まずは藤澤恵麻主演の「奇談」です。

隠れキリシタンの里を舞台とした、ホラーと言うよりもミステリー作品ですかね。実際にあそこまで閉鎖的で、文明を拒否した集落が昭和の半ばころまで存在し得たでしょうか。そういった設定はちょっと気になりましたし、なによりキリスト教の教義などに詳しくないあたしには、作品世界の持つ意味などはさっぱりでした。まあ、歴史学的にはそういう解釈もアリなのかな、という気がしました。

そして主演の藤澤恵麻はカワイイですね。ただ阿部寛が出てくると「トリック」ではないか、という錯覚を覚えてしまうのはあたしだけでしょうか。

もう一本は韓国映画「事故物件 歪んだ家」です。タイトルからすると、日本でもヒットした「事故物件」のパクリ(リメイク?)、あるいは類似作品化と思えますが、そうではなかったです。これは邦題がよくないですね。

で、ストーリーですが、洋の東西を問わずこの手のホラーにありがちな心が弱っている、やんでいる主人公に悪霊が取り憑いて、という筋になります。ただ心を病んでいるので、果たして悪霊の仕業なのか、単に弱っている心が創り出した妄想なのか、どちらにも解釈できる作品だと思われます。

そして、いろいろと他の映画で見たシーンとか設定が散りばめられていて既視感がありまくりで、なおかつそういったさまざまな要素がとっちらかっているだけで、最後にうまいこと回収できていないように感じました。まあ主人公の妄想と考えれば矛盾するところがあったって別に構わないわけですが。

最後の最後にどんでん返し的なシーンがありますが、既に心を病んだ主人公(?)は死んでいるので、ここは妄想ではないわけですが、果たしてどう解釈すべきなのか。実は養女になった女の子が最初から仕組んでいたものだったとしたら怖すぎますね。

懐かしい名前を発見!

かつては乃木坂46のメンバーが出ている雑誌もよく買っていましたが、最近は以前ほどには買わなくなっていました。それでも時々買うことがあり、今回購入したのはこちらです。

『B.L.T.』の10月号です。表紙は五期生のかっきーこと、賀喜遥香です。夏らしいグラビアとインタビューが掲載されていますが、久々に雑誌を購入したのは、かっきーだけではなく、同じく五期生のゆんちゃんこと、柴田柚菜のグラビアとインタビューが掲載されていたからでもあります。あたし、五期生の中では推しは柴田柚菜です。

ただ本日のダイアリーは柴田柚菜ではなく、表紙を務めた賀喜遥香のインタビューについてです。ロングインタビューの中に左の写真のような一節を見つけました。

なんと伝説の一期生、乃木坂46御三家の一人、北海道の一般人、橋本奈々未の名前がかっきーの口から出て来ているのです。ななみんは活動5年で卒業、引退しました。早すぎるという意見はいまも聞かれますが、当時のななみんは腰の状態も悪く、これ以上活動を続けるモチベーションがなかったのかも知れません。乃木坂46の全盛期を準備して、それを迎える前に卒業してしまうという、ファンには美しい記憶だけを残す、これ以上ないくらいの去り際でした。

そして、かっきーがデビューから5年。伝説であり憧れの先輩であるななみんを思い出したとしても不思議ではありませんね。ファンの間では有名なエピソードですが、賀喜遥香は山下美月に憧れて乃木坂46に応募したわけですが、その後に橋本奈々未のことを知り、「どうしてもっと早くこの人のことを知らなかったのか」とものすごく後悔した、とのことです。その後、ななみんが芸能界を引退していることもあって、名前を出すことはほとんどありませんでしたが、こんなところで名前が出て来るとは、驚きと共に、古くからのファンとしてはとても嬉しいサプライズでした。

かっきーとななみんは活動期間はかぶっていませんが、たぶんライブなどの楽屋で一度くらい逢ったことはあるのではないかと、ファンとしては期待をこめて信じています。ちなみに、インタビューを読むとかっきーが卒業する気配はありません。ななみんが卒業したのは24歳の時。かっきーはまだ22歳ですから、少なくともあと2年は活躍して欲しいです。