ケプラーとガリレイ、そしてピタゴラス

今朝の朝日新聞に雑誌『ニュートン』とのコラボ記事が載っていました。あたしは子供のころから本や歴史が好きな文系人間だったので、『ニュートン』はもちろん知ってはいましたけど、ページを開くことはほとんどありませんでした。

ですからそっち方面には非常に疎いのですが、本日の記事は非常に興味深く読みました。なぜなら取り上げられているのがケプラーとガリレイだったからです。上にも書いたように、根っからの文系人間ですので、ケプラーもガリレイも名前くらいを知っていても、どんな業績を上げた人なのか正確なところはよくわかっていません。まあ、ガリレイなら地動説だったっけ、くらいの知識はありますが。

それなのにどうして興味を持ったかと言いますと、あたしの勤務先からその名も『ケプラーとガリレイ』という本を出しているからです。同書は

科学史上に輝く巨星の対照的な生涯と大発見、時代背景を活写した評伝。二人を結んだ「絆」として、交わした書簡が重要な役割を果たす。独の科学ジャーナリストによる「最良の科学書」

という内容のもので、朝日新聞の記事を読んだ方なら興味を持たないはずがない一冊ではないでしょうか。ケプラーとガレイが同時代ということは知っていても、どれくらい親交があったのか詳しくない方も多いはず。本書はそんな方にお薦めです。

そして今回の朝日新聞の記事にはもう一人、外せない名前が載っていました。それがピタゴラスです。記事中には「天球の音楽」という言葉も出て来ていますが、なんとあたしの勤務先では『ピュタゴラスの音楽』という本も出していたのです(現在、品切れ)。この本は

「ピュタゴラスの定理」で知られる紀元前6世紀のギリシアの賢人。その数奇に満ちた生涯を辿り、人類の思考を導いてきた自然の原理と現在に至るまでの思想の継承史を明らかにする

という内容の本ですが、「思想の継承史」の中にはケプラーも入っているのです。品切れなので古本屋をあたっていただくしかないですが、本書も朝日新聞の記事に興味を持たれた方には食指が動く本ではないでしょうか。

モノローグ

世間では昨日からゴールデンウィークが始まったそうですが、あたしはどこへも出かける予定もなく、仕事も暦どおりの予定です。高くて混んでいるこの時季にわざわざ出かけるなんてナンセンスこの上ないと思いますので。

というわけで、この土日も自宅でのんびりと過ごしていますが、昨日の午前中は国分寺まで出かけてきました。その帰路、駅ビルにあるクイーンズ伊勢丹で昼食用にこんなお弁当を買ってきました。

「お肉屋さんの牛めし」と「広島県産かき飯重」です。母が牛めし、あたしはかき飯をいただきました。かき飯は蒸しがきとかきフライの二種類がご飯の上に乗っていて、とても美味しくいただきました。もうちょっとご飯が多くても、あるいはかきが少なければ、ちょうどよいバランスだったのではないかと思いました。

さて、話は変わって乃木坂46五期生、井上和のファースト写真集『モノローグ』です。限定カバーは通常版の他に楽天ブックス版、セブンネットショッピング版を購入しました。あともう一つ、TSUTAYA版もありましたが、そちらはパスしてしまいました。

写真集としては、いつもの坂道メンバーのものと変わりなく、可愛らしく笑顔の弾ける写真と、少し大人びた表情のものが混じっていました。そして、恐らく若いファンはそれが目当てなのだと思いますが、水着や下着姿、そしてセミヌードっぽい写真までありました。ここまで脱がせる必要があるのか、というのがとっくに若くはないあたしの正直な感想です。

乃木坂46のメンバーは清楚、お嬢さまっぽさをグループカラーとして売りにしているわけですから、写真集もその路線を個人的には望んでいるのですが、雑誌では決して披露しない水着やきわどい写真を載せることで、稀少価値を高め販売増に繋げようという魂胆なのでしょう。でもねえ……と思ってしまう、あたしのようなファンの決して少なくはないと思うのですよね。