坊主丸儲け?

昨日のダイアリーで姪っ子に御守をもらったと書きました。姪っ子が奈良・京都へ修学旅行へ行ったお土産です。

その御守が入っていたのが、この紙袋です。京都の清水寺です。あたしは早速、通勤カバンに入れております。

さて、この紙袋の文面、ちょっと気になりました。「一年お持ちになった御守は、御守護いただいた感謝の気持をもって、当時お納め下さい」と書いてあります。

つまり御守の有効期限って一年間ということなのでしょうか。そして一年経ったらまた買い直せということなのでしょうか。近所の神社仏閣ならまだしも、こういう地方の社寺では一年後に納めに行くなんて現実的ではありません。

それでもそんなことをやれというのでしょうか。神様、仏様ってもっと心の広いお方ではないのでしょうか。そんな一年しか効力のないものを庶民に買わせているのでしょうか。

否、そんなことはないでしょう。要は神様、仏様ではなく、社寺側の都合、ハッキリ言ってしまえば金儲けのためなのではないでしょうか。もちろん、あたしはそのことを一概に非難しようとは思いません。

神社仏閣は由緒ある建築や彫刻、そして伝統文化を守ってくれているわけですから、その維持費と考えれば安いものです。本当にそれで伝統が守られていればの話ですが。