秋の味覚をまたまた賞味

少し前に、この秋初めての秋刀魚を買ってきて食べたということをこのダイアリーに書きました。昨年とは比べものにならないくらい太くて、脂の乗った美味しい秋刀魚でした。

その後、またしばらく秋刀魚を食べていなかったので、まだまだ残暑が厳しくて秋とはとても呼べないような気候ではありますが、また秋刀魚を買ってきました。

購入したのは、国分寺駅ビルにあるクイーンズ伊勢丹の隣にある魚屋さんです。秋刀魚を買ったついでに、クイーンズ伊勢丹でこんなお酒も買ってみました。近所のスーパーでは見たことのないアルコール飲料です。

白ぶどうと書いてありますが、本当にジュースのようでした。甘くて、アルコール度数3%でしたから、酒好きな人からすれば、たぶんお酒だとは思えないような飲みやすさだと思います。

さて、話は戻って秋刀魚です。前回は、あたしの記憶が正しければ、3尾で980円だったと思うのですが、今回は2尾で980円でした。今期の秋刀魚は豊漁で、身も厚いと報道されていて、安くて美味しい秋刀魚が食卓に上ると期待されていましたが、やはりちょっとお高いですね。

それでも脂が乗っていて、とても美味しい秋刀魚の塩焼きをいただきました。ちなみにクイーンズ伊勢丹では秋の北海道展も開催中で、鮭のちゃんちゃん焼きも買ってみました。二枚目の画像、上の方にちょっと写っていますね。

桜の森の満開の下

タイトルがカッコイイ作品ってどんなのがある? 営業に行った時に店頭で聞かれたのは何ヶ月前のことでしょうか。タイトルがカッコイイ小説を集めたフェアをこんどやるんだ、と教えてもらいました。

タイトルがカッコイイと言っても、それは人によって感じ方が違うし、完全な主観の問題です。だからある意味、何でもアリと言ったらアリなのかも知れません。もちろん内容と装丁と相俟ってタイトルが格好よく見える、感じられるものもあると思います。

そんなこんなでどんな本を選ぶかな、と思っていたら、いよいよそのフェアが始まるということを聞きました。冊子もできたということなので一部いただきました。それが右の画像です。フェアのタイトルは「タイトル魂」です。

表紙をめくると「開催の辞」が載っています。なんと559作品が集められているようです。もちろん(自画自賛?)、あたしの勤務先の刊行物も何点か選ばれております。順当に選ばれたものもあれば、へぇー、こんなのを選んでくれたのかとちょっと驚かされたものもあります。

たぶんこの週末からスタートだと思いますので、ご興味がおありの方は新宿東口へ足をお運びください。ちなみに、あたしは読んだことはないのですが(汗)、昔から坂口安吾の「桜の森の満開の下」というタイトルに惹かれます。桜が好きだからかもしれませんし、西行の辞世「願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ」が好きだからなのかもしれません。

どれくらい効果があるものなのか

販促グッズは、各社が趣向を凝らしていろいろ作っているようです。お金をかければ、それなりのものが作れるのはもちろんですが、手作りでも手作りなりのものが作れます。

ということで、久しぶりに作ってみました。久しぶりということは、以前にも作ったことがありまして、もう何年前になるでしょう。

で、作ったものが最初の画像です。何だかわかりますでしょうか。簡単ですね。缶バッヂです。こういうのを好きな図柄で自作できるキットがあるのです。

最初の画像でわかった方には余計なことかもしれませんが、売行き好調の『本と歩く人』の缶バッヂです。表紙カバーの図柄をバッヂにしたものです。

手作りなので、ちょっと画像がずれてしまっているバッヂもありますが、これも手作り感が感じられてよいのではないでしょうか。製作キットが15個入りでしたので、ひとまず15個作ってみました。

少し前に15個作ったのですが、なかなか評判でしたので追加で製作したわけです。ものすごーく数に限りがありますので、書店員さんがエプロンに付けていたら、なかなか貴重な邂逅だと思います。

ただ、これが本の売り上げにどれくらい効果をもたらすものなのか。読者プレゼントではないですからね。

ホームタウン

既に騒ぎは収まったと思いますが、日本の四つの町がアフリカのホームタウンになったというニュースが世間で注目されました。注目と言ってもよい意味ではなく、報道で見る限り、ほとんどが否定的な意見でしたね。

あたしのように語学の参考書や海外文学の邦訳を出している出版社で働いていると外国の人が周囲にいることに対する不安も恐怖もありません。むしろ異文化体験ができるとして楽しさを感じます。

もちろん中国人が購入したマンションを勝手に民泊として使っている、といった否定的なニュースを耳にすることもありますが、法律の整備などで対応できるのではないかと思うのです。バブルのころは日本人だって世界中を買い漁っていたわけですから、歴史は巡るとしか思えないです。

話は戻ってアフリカのホームタウンの件。これがもしアフリカではなく欧米諸国だったらどういう反応をしていたのでしょう。たぶん、ここまでの騒ぎにはならなかったのではないでしょうか。むしろ歓迎する声の方が大きくなっていたかもしれません。

このあたり、日本人ももう少し国際化しなければならないのではないかと思いますし、アフリカの将来性というものをもっと考えるべきではないでしょうか。

本店で開催中です

少し前にこのダイアリーでご紹介した、久美堂玉川学園店の三社祭(柏書房、筑摩書房との三社合同フェア)ですが、少し前から町田駅前の本店へ移動して開催中です。

というわけで、同店を訪問してきました。このフェアは一階のレジ前という一等地どころか、特等地で開催されています。

お話を聞いたところでは既に補充をした銘柄もあるとのこと。玉川学園店とはまた異なる客層だそうで、売れ方にどういう違いが出るのか愉しみでもあります。

そして、この三社祭の裏側では、いやこちらが表なのでしょうか、まあ、どちらでもお店のいちばんよい場所であることに変わりはありません。

そこでやっているのは、ご覧のとおり、集英社新書の全点フェアです。横の方でちっちゃく岩波文庫のフェアも同時開催です。

この場所での文庫、新書の全点フェアをいろいろと見てきましたが、集英社新書は初めてではないかと思います。間違っていたらごめんなさい。集英社新書も興味深いタイトルが多いシリーズですよね。

2025年8月のご案内

2025年8月に送信した注文書をご案内いたします。

   

8月もまずは「今月のおすすめ本」です。そして日本経済新聞で紹介され注文が伸びている『革命と内戦のロシア』のご案内です。次に今年も劇団四季の公演が始まった『カモメに飛ぶことを教えた猫』、10月に本多劇場での公演「私を探さないで」が予定されている『十三の物語』をご案内しました。

  

月の後半は「今月のおすすめ本[語学書]」のご案内からスタートです。またロングセラーとなっている「現代史アーカイヴス」の『アメリカを変えた夏1927年』、そして紹介などがないのに版を重ねて4刷となった『本と歩く人』をご案内いたしました。

ちょっと硬い方が好きなのです!

皆さんは、硬いプリンと柔らかいプリン、どちらの方が好みでしょうか。そもそもプリンはそれほど好きではない、という方もいるのかも知れませんが、お子様メニューのデザートの定番としてはプリンは第一位ではないでしょうか。それほど多くの人に愛されているデザートだと思います。

そしてプリンと言えばプッチンプリンのような柔らかいプリンと、画像のような、やや硬めのプリンがあります。あたしはどちらも好きですし、お子様メニューのプリンは柔らかい方が王道だと思います。

しかし、大人になってからでしょうか、カスタードプリン、そしてちょっと硬いプリンの方が好きになりました。Pastelのプリンなどはその中間くらいの柔らかさでしょうか。どれもそれぞれ美味しいプリンだと思います。

話は戻って画像のプリンは森永のプリンです。スーパーなどで売られている、決して珍しいものでもなければ、高級なものでもありません。庶民のプリンだと思います。

スーパーのプリンではあたしはこれが一番好きかもしれません。このプリンの上にホイップクリームをトッピングして食べるのが、なによりの贅沢だと思います。

そんな森永のプリンに新しいフレーバーが出ていました。それが二枚目の画像の「発酵バターキャラメル」です。森永ですからミルクキャラメルの味を再現したプリンなのかなあと思いきや、あたしの感想としてはプリンの底に入っているカラメルを最初からプリン本体に混ぜてあるような味でした。それがキャラメル風味なのでしょう。これはこれでアリですね。