今日の配本(24/05/27)

基本が身につく みんなの韓国語 初級

キム・スノク、スン・ヒョンジュ 著

楽しくわかりやすく学ぶ、長年の韓国語教育の経験が随所に生きる初級学習書。会話スキットはゆっくりからノーマルへなど工夫が満載。

独裁が生まれた日
習近平の虚構の時代

大熊雄一郎 著

党・国家の中枢から翻弄される市井の人々まで、一人ひとりの声に耳を澄ませながら、幸福な全体主義国家を描いた渾身の書き下ろし。

実存と人生[新装版]

フランツ・カフカ 著/辻瑆 編

カフカが書き残した多くのアフォリズムと日記を編纂した一冊。そこにはさまざまな謎を秘めた彼の文学が映し出されている。

岩波新書の復刊を求む(笑)

少し前に、岩波文庫の復刊を希望するダイアリーを書きましたが、こんどは岩波新書です。

新刊の『ひらがなの世界 文字が生む美意識』を買いました。このジャンルでは著作も多い、石川九楊さんの新刊です。

本書の巻末、図版出典リストにあった一冊が、写真の左側、小松茂美著『かな その成立と変遷』です。著者の小松茂美先生は、あたしの恩師の一人で、いろいろとお世話になりました。

そんな小松先生が書いた岩波新書ですが、品切れになってずいぶんと時間が経っています。書店で見かけることはまずないでしょうから、古書肆を探すしかありません。

本書も復刊してほしい岩波新書の一つです。できれば、同じ小松先生の『手紙の歴史』も一緒にお願いしたいところです。

中国の神様とか信仰とか

あたしが学生時代に中国思想や中国史を学んでいたことは、このダイアリーを読んでくださっている方であればご存じかと思います。もう学問を離れてかなりの年月が経ちましたので、学んでいましたと言うこともおこがましいくらいですが、それでも中国関係の本は買ってしまいますし、読んでいます。

そんな大学時代の先輩が本を出されたので、早速購入しました。それが写真の左側、吉川弘文館の『中国の信仰世界と道教』です。学生時代も道教とか、そのあたりを専門にしていたのを覚えています。

かつて平凡社新書で『中国の神さま』を出して以来、中国の宗教、特に道教を中心に研究をされていて、ブレずにその道を究めていらっしゃるのだなあと、改めて頭が下がります。

中国は儒教社会と言われますが、それは知識人社会の話であって、庶民レベルでは道教だという話も学生時代に聞かせてもらいました。とにかくパワフルで、エネルギッシュな、そしてとんでもなくデキる先輩だったというのが、あたしの印象です。

2024年5月25日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

抜かないでください!

営業回りの途次、書店の店頭でフェアをやっていまして、その棚に置いてあった小冊子です。フェアのタイトルは「書店員の心に刺さって抜けない棘本」です。

あたしの勤務先からは『キャッチャー・イン・ザ・ライ』と『ライ麦畑でつかまえて』がエントリーしていました。まあ、「完全なる問題作」ですから、選ばれるのも当然と言えば当然ですよね。

それにしてもこのフェアのタイトル、是非とも棘は抜かないで、このまま刺さったままにしておいてもらいたいものです。もし抜いてしまったら、後輩書店員の心に差していただけるとありがたいところです(笑)。

棘で思い出したのですが、東京には「とげぬき地蔵」というところがあります。そう言われてもわからずとも、「お婆ちゃんの原宿」と言えば伝わるでしょうか。巣鴨にある高岩寺にあるお地蔵様です。毎月4の付く日に縁日が行なわれ、あちらこちらからお婆ちゃんがやって来るのです。

そのとげぬき地蔵通りに、あたしは小学校に上がる前まで住んでいました。巣鴨駅から高岩寺の前を通り、都電荒川線の庚申塚駅を過ぎ、もう少しで明治通りに出るという路地を入ったところの小さな、小さなアパートでした。お風呂もないので近所の風呂屋へ通った記憶がかすかに残っています。

岩波文庫の復刊を求む(笑)

中公新書から『元朝秘史』が刊行されました。この方面に詳しい方ならご存じのことと思いますが、中公新書には、以前も『元朝秘史』というタイトルの本が出ておりました。

著者が異なりますので、以前のものの改訂版ではなく、全く新しいものとして刊行されたわけです。となると、当然のことながら、以前のタイトルは既に絶版になっているのでしょうね、調べたわけではありませんが……

そして、実は中公新書だけでなく、岩波新書にも『元朝秘史』というタイトルがあるのです。ちなみに、中公新書の以前のものは岩村忍著、岩波新書は小澤重男著という名だたる大家が著したものです。

今回刊行されたものも含め、三点の新書『元朝秘史』は、『元朝秘史』の解説本、入門書です。原書である『元朝秘史』は出ていないのかと言いますと、さすがです、岩波文庫から上下本で出ています。否、出ていたと言った方がよいでしょう。現在は品切れになっているようです。

この機会に、岩波文庫の『元朝秘史』も復刊されないものでしょうか。

2024年5月23日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

今日の配本(24/05/22)

わからない

岸本佐知子 著

リディア・デイヴィス、ルシア・ベルリンなど数々の名翻訳で知られる著者は、エッセイストとしても絶大な人気を誇る。本書はデビューエッセイ集『気になる部分』(白水社刊、2000年)以降に様々なメディアに寄稿した、単行本未収録の文章を集大成したものだ。

年表で読む哲学・思想小事典[新装版]

ドミニク・フォルシェー 著/菊地伸二 訳

インド哲学・中国哲学にも配慮しつつ、西洋哲学を、ビザンツ哲学およびイスラーム哲学とのダイナミックな影響関係の中で見直す試み。

いまって行楽シーズンではないのでしょうか?

今日は休みを取りました。代休というわけではありません。急遽休まなければならない事情があったのです。とはいえ、いきなり今朝休むことにしたわけではなく、月曜の時点でわかっていたことです。

休みを取った理由ですが、親類に不幸があったからです。訃報自体は先週の後半に入ってきたのですが、会場やお坊さんの都合などいろいろあって、昨日が通夜、本日が葬儀・告別式となったそうです。

誰の訃報かと言いますと、あたしの妹の旦那の父親です。あたしからだと何と呼んだらよいのでしょう。妹にとっては義父ですね。このダイアリーにもたびたび登場する姪っ子たちからすれば、祖父になるわけです。

ですから、妹たちの住む沼津まで、母を連れて行って来ました。葬儀会場には泊まる場所がないらしく、だったら通夜はパスして、葬儀告別式だけ出ようということになったわけです。ちなみに、妹の旦那は妹よりも少々年が下になるので、そのお父さんもまだ69歳という年齢でした。一般的に言えば「まだ若いのに」という年齢でしょう。あたしの父は61歳だったか62歳で亡くなっていますから、それよりは長生きですが……

さて、中央道に乗って、高尾山から圏央道に入り、海老名から東名を走って沼津まで行きましたが、平日の昼間はトラックが多いですね。それとは対照的に観光バスを一台も見ませんでした。トイレ休憩などでパーキングエリア、サービスエリアに何回か寄りましたが、その駐車場にも観光バスは皆無でした。

寒くもなく暑くもなく、いわゆる五月晴れのシーズンだと思いますが、どうしてこんなに目にしなかったのでしょう。わが家を朝の6時ごろに出て、妹宅に9時ごろに到着したので早すぎたのでしょうか。