多言語対応が進んできましたね

この数ヶ月、わが家の近所の交差点で電柱の工事が行なわれていました。今まで立っていた電柱の脇に新しい電柱を立てていたので、たぶん古くなった電柱を新しいものに置き換える工事なのでしょう。

それもようやく一段落したようで、電線や信号機、各種交通標識なども、新しく立てられた電柱に設置されまして、古い方の電柱は、あとは撤去されるのを待つのみのような状態です。

そんな新しい電柱に、右の写真のようなものが取り付けられていました。目の不自由な方用のスイッチなのですが、英語と中国と韓国語という三言語対応になっています。この手の施設も少しずつアップデートされているのですね。

そこまでは、街の至るところにある看板や標識と同じなので珍しくもありませんが、ちょっと気になったのがその下のQRコードです。その隣にはアルファベット三文字の暗号のような文字列が並んでいます。これはたぶんさらに他の言語でも情報を提供していますよ、ということなのでしょう。

だいたいは理解できるのですが、「ZHO」は中国語でよいのでしょうか? 「ARA」はアラビア語だと思うのですが、「IND」は何でしょう? インドであればヒンディー語のことでしょうか?

SPECIALなのか、LIMITEDなのか

この春から、数年ぶりに京王線沿線の書店も営業担当地域になったと少し前に書きました。

ということは、京王線に乗る機会が増えたということなのですが、その時にふと気づいたことがありました。

京王線は各駅停車の他に快速、急行、特急という種類があります。いろいろな掲示に、日本語表記の他に英語も書かれているのですが、それはlocal、rapid、express、special expressと表示されます。営業回りの京王線でこれを見たときにちょっと違和感を感じました。

それは「特急はspecial expressなんだ…」という違和感です。言葉を足せば「limited expressじゃないんだ」というものです。ふだん一番目にするJRでは特急は「limited express」という英語表記です。特急とは特別急行のことですから、limitedよりもspecialの方がすんなりと頭に入ってきますけど、JRがlimitedを使っているので、「それが英語らしい表記なんだ」と信じ込んでいました。

そこでちょっと気になったので、やはり営業担当地域である東横線を調べてみました。東横線も特急が走っている路線です。英語版のウェブサイトを見ますと、「limited express」とあります。やはりlimitedがスタンダードなのでしょうか。

もう一つ、やはり営業担当路線ですが、京急には他の私鉄にはない快特という種別があります。特急よりもさらに停車駅が少ない、そういう意味ではlimitedという英語が相応しいわけですが、そんな快特が走る京急の英語版路線図では「limited express」と書いてあります。

ただし、京急の場合、特急も走っていまして、それも「limited express」と表記されているのです。そして路線図をしっかり見ますと、「Limited Express(TOKKYU)」「Limited Express(KAITOKU)」と書いてあるのです。英語圏の人、これで理解してくれるのでしょうかね。ただ駅のアナウンスでは「特急」「快特」と発音されているので「TOKKYU」「KAITOKU」と添えてある方が理解の助けになるのかも知れません。

しかし、だったら快特、特急ではなく、特急、急行にしておけばよかったのではないでしょうか。なんでわざわざ快特と名付けたのでしょうか。あえて英語にするなら、快速特急のことでしょうから、「rapid limited express」ですよね。これでは長すぎますか(関西の京阪電車に「Rapid Limited Exp. RAKU RAKU」というのがあります)。

あと小田急は、急行と快速急行があり、expressとrapid expressという英語表記です。小田急の場合ロマンスカーという有料特急が別にあるので、急行・特急という種別にできず、快速急行にしたのでしょうか。

定期券売り場

昨日の書店営業。

それ自体は特に取り上げることはないのですが、どの駅でも定期券売り場に長蛇の列が出来ていたのが、この時季らしいなあと感じました。何分くらい並べば買えるのでしょう。

学生さんの場合、学校から通学証明をもらわないといけないのでしょうか、あるいは学生証を持って行けばよいのでしょうか。学生さんは自腹ですから、できるだけギリギリの日付で買うのでしょうね。だから昨日あたりの窓口は大混雑になるのでしょう。

ちなみに、あたしはと言いますと、バスの定期とJRの定期を半年ごとに買っています。JRは6月と12月が購入月なので、4月の混雑に巻き込まれることはありません。バスの方は4月と10月なので、混雑する時期に重なります。でも、継続だと二週間前に買えますので、3月のうちに買ってしまうので、やはり4月初旬の混雑とは無縁です。

この数年、社会人の場合、リモートワークが進んで、定期を廃止した企業もあると聞きます。あたしの勤務先の場合はリモートワークは取り入れていますが、せいぜい週に一日程度で、人によってはリモートワークをほとんどしないで毎日出勤している人もいます。そうなると定期を廃止してしまうとかえって高くついてしまいますね。

ところで、あたしが気になっているのはJRが導入するというオフピーク定期券です。あたしは7時に勤務先に着くような時間に出勤していますから、そこだけを見ればオフピーク定期券が有効なようです。でも午後から(時には午前から)の書店営業時はオフピークではありませんから、この定期券は使えなくなってしまうのでしょうか? このオフピーク定期券って、決まった時間に決まった区間だけを利用する人を念頭に置いた制度みたいですよね。そうなると定期も併用しつつ、あっちこっちへ動き回る営業マンには使えない代物ではないでしょうか。

記憶に残る愛の本

東京の西側、京王線沿線に展開する書店チェーン、啓文堂書店の店頭でこんな小冊子を配布していました。「記憶に残る愛の本」というタイトルで、各店でフェアを展開中のようです。

もともとは「記憶に残る本」というテーマで、昨年フェアを開催したところ好評だったので、こんどは「愛の本」に絞って「記憶に残る本」フェアPart2として開催していることらしいです。

愛なんて言葉、久しくどころか生まれてこの方使ったことがあるのでしょうか、というくらい愛に飢えているあたしには、なかなか魅惑的でもあり、切なく感じるフェアでもあります。

冊子を開くと各店が選んだ書籍が紹介されていて、コメントも載っています。どんなのが選ばれているのかは、店頭で展開しているフェアを見ればわかりますが、この冊子を見ればお店を離れても反芻することができます。

そんな店頭のフェアを眺めていて飛び込んできたのが、あたしの勤務先の刊行物、リディア・デイヴィスの『話の終わり』です。選んでくださった書店員さんの名前が明記されていないのが残念ですが、下高井戸店の選書です。ありがたいことです。

『話の終わり』は確かに愛をテーマにしていますが、果たして「愛の本」というタイトルでイメージするような「愛の本」なのでしょうか。いや、愛にはいろいろな形があるものです。「話の終わり」が描く世界も、一つの愛の形なのでしょう。と、愛とは無縁に半世紀以上を生きてきたあたしが語っても何の説得力もありませんが……

ちなみに、Twitterにもフェアの様子がいろいろアップされていますので、そのうちの一つ、吉祥寺店のつぶやきを引用しておきます。『話の終わり』は左下の方に並んでおります。

戸川純を思い出す人は年がバレますね?

トイレの画像なんか掲載してなんだ、と叱られそうですがご寛恕ください。あたしの勤務先のトイレです。

編集部や総務部など、他の部署のトイレは以前からウォシュレットだったのですが、営業部だけはずーっとただの便座のままでした。それが、この春、遂にウォシュレットになったのです。

こんな嬉しいことはありません。トイレタイムが心地よくなりそうです。

そういえば、幼少のころ、日本にはじめて洗浄便座が登場したころ、テレビのCMでは戸川純が「お尻だって洗ってほしい」とアンニュイな感じで訴えていたのを覚えています。いまの若い人は和式のトイレに驚くのでしょうけど、あたしが子供のころは和式しかなかった時代ですので、洋式便座自体が一種のカルチャーショックでした。

人は夢を何度見る?

乃木坂466のニューシングル「人は夢を二度見る」にちなんで、日曜日のラジオ番組「乃木坂46の「の」」で「よくみる夢は何か?」というトークが繰り広げられました。

そもそも、今回のシングルのタイトルですが、寝ているときに見る夢のことを言っているわけではなく、自分の将来に叶えたい夢のことを歌っていると思うのですが、如何でしょう? それこそ子供のころに「大きくなったら……になりたい」といったことですよね?

でも「乃木のの」では夜にみる夢のこととして語られていました。面白いものです。

そもそも寝ているときに「夢を見ない」という人も時々いますよね。夢は見ているのだろうけど覚えていない、という人だっているはずです。それに一晩で何本かの夢を見るときだってあるはずです。

ちなみに、あたしがよく見る夢は悪霊を退治する夢です。

「退治」と言ってもやっつけてしまうのではなく、捕まえると言った方が正しいです。夢の中であたしは「悪霊コレクター」なのです。空のペットボトルを持ち歩いていて、悪霊に出会うとそのペットボトルの中に閉じ込めて自宅に持ち帰るのです。

自宅に持ち帰ったら、ペットボトルから取り出して、ペットとして飼育するのです。まあ、相手が悪霊ですから飼育と言っても何かするわけでもなく、自宅の中に放し飼いにしているだけなのですが……

悪霊に取り憑かれないのか、と夢の中でも驚かれますが、コレクターですからそんな心配は無用です。悪霊はあたしには手も足も出ません。あたしを敵に回すとどれほど恐ろしいことになるか、悪霊も本能的に感じているのです。

そんな風だと、わが家は世界中の悪霊だらけになってしまうだろうと思われがちですが、2週間から長くても一か月もすれば、悪霊たちはわが家で浄化されて消えてしまうのです。ですから、わが家には常に悪霊が放し飼いになっているわけではありません。

もちろんわが家には結界が張り巡らされているので、悪霊たちがわが家から逃げ出すなんてことはできません。仮に逃げたとしても絶対あたしに捕まえられます。そうなるとものすごく怖いお仕置きが待っているので、悪霊たちもそんなバカなことはしないのです。

あたしがよく見る夢はこんな夢です。

今日の配本(23/04/03)

アントンが飛ばした鳩
ホロコーストをめぐる30の物語

バーナード・ゴットフリード 著/柴田元幸、広岡杏子 訳

ポーランドでの平穏な子供時代から死と隣り合わせのナチス支配下の日々、悲喜交々の戦後を、写真家の精緻な目で綴る記録文学の傑作。

ハヤシと言えば……

本日の夕食です。今宵はレトルトにしました。左がハヤシライス、右がカレーライスです、どちらもライスはありませんが(汗)。

パッケージに見覚えのある方はいらっしゃいますでしょうか? スーパーではほとんど見かけないハヤシとカレーではないでしょうか?

このパッケージの裏が左の写真です。販売者の欄をご覧ください。「丸善ジュンク堂書店」と書いてあるのにお気づきでしょうか。

つまり、丸善のハヤシです。ハヤシライス発祥とも言われる丸善のハヤシのレトルトなんです。それとカレーです。

先日はオープンした日吉の丸善を訪問したときにいただきましたが、それを今宵ようやく賞味してみようと思った次第です。あたしがカレー、母がハヤシを、美味しくいただきました。

ちなみに、あたしは、本家本元、日本橋の丸善でハヤシライスを食べたことはありません。いや、小さいころに両親に連れて行ってもらったことがあったのかしら。いずれにせよ、記憶にないので、食べに行ったことがないと言っても間違いではないでしょう。

2023年3月のご案内

2023年3月に送信した注文書をご案内いたします。

  

最初は恒例の「今月のおすすめ本」、そして春先の恒例、語学辞典のご案内です。またこの時季は語学書の重版も多いので、重版出来だけもご案内しました。

  

続いては、4月の初めに日本経済新聞に広告掲載予定の『経済学の壁』『インド外交の流儀』の二点のご案内です。そして突然飛び込んできた訃報、黒田杏子さんの著作のご案内です。それから月の後半の恒例、「今月のおすすめ本」の語学書篇です。

  

下旬になって朝日新聞の天声人語に取り上げられて注文が殺到した『カモメに飛ぶことを教えた猫』のご案内、4月のNHK「100分で名著」が新約聖書の福音書なので関連しそうな書籍『キリストの言葉』『イエス』をご案内しました。そして最後に、初動が好調な文庫クセジュ『ルネ・ジラール』のご案内でした。