嫌な夢を見ました

あたしって、よく夢を見るタイプなのか、それともそれほど見ない方なのか、自分ではよくわかりませんが、今回見た夢はちょっと後味の悪いものでした。

わが家と家族ぐるみの付き合いのあった、かつてのご近所のおばさんが夢に現われたのです。もちろん、そのおばさんは数十年前に亡くなっています。あたしも母も弔問に行っています。そのおばさんが突然わが家にやって来たのです。

そして、うちの母はいるか(?)と尋ねるのです。どんなに親しくしていた人でも、既に亡くなっている人が高齢の母を訪ねてくるなんて、ちょっと縁起がよくないと思いませんか。母を黄泉の国へ連れて行こうと、迎えに来たのでしょうか。

ただ、幸いにも夢の中で母が出かけていて留守でして、おばさんはじゃあ、仕方ないとそのまま帰ったと思います。いや、母が戻るまで待っていたのか、その後の展開は覚えていません。「いないの?」「出かけてるよ」という、おばさんとあたしのやりとりで夢は終わったのかもしれません。

母がいなかったので、おばさんと母が会えなかったので、たぶんおばさんのお迎えは空振りに終わったのでしょう。嫌な夢と書きましたが、なんとか踏みとどまることができた夢だったと思います。

今日の配本[25/01/19]

クワイエットルームにようこそ The Musical

松尾スズキ 著

目覚めると見知らぬ白い部屋にいた。女子専用の閉鎖病棟のなか、ショーアップするしかない悲惨を歌い上げる! 異色ミュージカル台本。

「ふらんす」100年の回想
1925-2025

倉方健作 編著

当初は『ラ・スムーズ』(種まく女)の誌名で1925年に誕生した『ふらんす』は2025年に創刊100周年を迎えた。本書は、創刊号から近年までの記事を精選し、この雑誌の足跡をたどろうと試みたものである。日本とフランスとの関わりを知るうえで貴重な資料であり、また読み物としての魅力にもあふれている。

ある呪われた学校で…

この土日でNetflixで配信されているドラマ「ある呪われた学校で…」を視聴しました。あたしはよく知らずに映画だと思って見始めたのですが、8エピソードからなるドラマでした。また見始めた時は韓国か台湾のホラーだと思っていたのですが。すぐに韓国語でも中国語でもないことに気づき、画面をよく見たらタイ文字が出ていたので、「ああ、タイの映画なのか……」と気づいた次第。

8つのエピソードはそれぞれが独立しています。同じ学校という設定でもなければ。登場人物が共通することもありません。初めの数本はなかなかおどろおどろしさにあふれていて、往年の邦画「学校の階段」をもっとグロテスクにした感じでした。ただ中盤くらいからは、若干のコメディー要素が加わって、そこまで怖いか(?)というストーリーでした。

最近の作品なので、タイの高校生もスマホを使いまくっていて、そのあたりは日本の高校生と変わりありません。そしてネットに振り回されたり、クラスメートとの競争や嫉妬に悩み苦しんでいる様子は外国とは思えません。そして、そういう人間の醜さが一番怖いという、昨今のホラーではありがちなテーマを見せられた8本でした。

ちなみに、あたしは第7話「呪い」で、もし人に対する復讐ではなく、誰かによいこと、人々に幸せをもたらすような願いをかけたら、どういう結末になっていたのかなあ、と思いました。

リーフレット

本を売るためにはポップやミニ看板など、いろいろな拡材を作りますが、その一つにリーフレットがあります。しっかりと印刷されたものほど堅苦しくなく、自社のプリンター、コピー機でちゃちゃっと作った感のあるリーフレットは、それでも本の個性がよく表われるものです。

そんなリーフレットをいくつか手に入れたのでご紹介します。

まずは完全版の刊行が業界のニュースにもなった『薔薇の名前』です。上下巻の巨冊の世界を理解するためのよき参考となるリーフレットです。

コピー用紙を二回折っただけの簡易なものですが、『薔薇の名前』を買った人なら是非手に入れて損はないリーフレットです。

続いては、昨秋、複数社で取り組んだハン・ガンフェアのリーフレットです。こちらはしっかりとデザインされ、きちんと印刷されたものですが、それでも用紙を山海折っただけのものです。

ハン・ガン作品の見取り図なども出ていて、ハン・ガンファン必携のリーフレットになっています。もちろん、あたしの勤務先の刊行物も載っています。

最後は早川書房のノンフィクション文庫のリーフレットです。いや、これはホッチキス留めされているので、リーフレットと言うよりは小冊子でしょうね。いやいや、そもそもリーフレットと小冊子の違いって何でしょう。

この小冊子にはハヤカワ・ノンフィクション文庫の五冊が取り上げられ、解説を施されています。創立80周年記念フェアの一環として作られたもののようです。

こういうリーフレットや小冊子、やはり店頭に置いてあると貰ってきてしまいがちです。たぶん本が好きな方、本屋によく行かれる方であれば、この気持ちわかっていただけるのではないでしょうか。

もうそんな季節?

梅は咲いたか、桜はまだかいな。

そんなセリフを口ずさみたくなる季節ですが、梅だってそろそろ蕾かなというくらい寒さ厳しき毎日です。ましてや桜なんて夢のまた夢。

と思っていたら、既に桜もちが並んでいました。国分寺駅ビル内のあけぼのです。左は草もちです。どちらも今シーズンの初賞味。美味しくいただきました。

ところで、草もちにはきな粉をかける派ですか、それともかけない派ですか?

三社フェアも第何弾でしょうか?

東京の西の郊外、小田急線沿線にお店を展開している久美堂。その本店で始まったフェア、最近は三社フェアとして玉川学園店で開催した後に本店へ移動して継続するというのがパターンです。

あたしの勤務先も昨年フェアに参加しましたが、その後もこのフェアは続いています。ただし昨年の後半はレジ前のフェアコーナーがカレンダーに占拠されていたのでしばらくお休みしていましたが、年が明けて行ってみたら、次のフェアが始まっていました。

今回は河出書房新社、青土社、作品社の三社のフェアが絶賛開催中でした。河出書房はともかく、青土社の作品社の本は、ふだんはあまり置かれていないと思うので(失礼!)、こうやって目に触れる機会を作ってもらうとお客さんにとっても新鮮なのではないでしょうか。

その玉川学園店ですが、三社フェアの反対側では講談社学術文庫の全点フェアが開催中でした。これだけ学術文庫が並んでいるのは壮観です。都心部の超大型店でもないと、これだけ学術文庫が並んでいる棚は見かけないです。

近隣のお客さんだけでなく、同店は玉川大学の教職員、学生さんも立ち寄るでしょうから、好きな方にはたまらない棚になっているのではないでしょうか。

話は戻って三社フェアです。青土社の棚のところにこんなチラシが置いてありました。

「青土社入門 ロングセラー 12選」として創立以来のロングセラー書籍12点が紹介されています。今回のフェアで並んでいるのがこの12点なのでしょう。一つ一つ確認したわけではありませんが(汗)。

折り畳まれたチラシの裏面には、こんな口上が書いてありました。青土社と言えば、『現代思想』と『ユリイカ』を中心に、哲学思想ジャンルで意欲的に本を刊行し続けているという印象があります。

とはいえ、この口上を読むと、哲学思想だけではなく、幅広いジャンルを手掛けていることがわかります。あたしには難しくて、高嶺の花のようなし書籍が綺羅星のごとく、というイメージです。

三社フェアのお隣、作品社も知的な、高尚な感じの本をたくさん刊行しているイメージです。河出書房もここ最近は読みたくなるような海外文学の作品をたくさん刊行しています。この三社に講談社が学術文庫が加わって、なかなかすごいことになっていますね。