Rockfield's Diary

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荷物はできるだけ少なくしたいのに……

先週の火曜から金曜まで、つまり三泊四日で関西ツアーへ行って来たわけですが、今回も書店でいろいろとゲットしてきましたのでご紹介します。

まずは関西とは何の関係もありませんが、平凡社ライブラリーのフェアを見かけ、そこに置かれていた小冊子です。平凡社ライブラリーも1000冊を突破したのですね。そんなに時が流れたのか、という思いがします。

あたしの印象では、平凡社は東洋文庫という函入りハードカバーの、玄人好みのシリーズをずーっと刊行し続けていて、そこから選んでソフトカバーのライブラリーに移していった、そんな感じです。もちろん東洋文庫がすべてライブラリーになったわけではありませんし、東洋文庫にはないものも平凡社ライブラリーには多数刊行されています。これはあくまであたしの印象なので……

続いても関西とは全く関係がないものです。書肆侃侃房の海外文学冊子です。毎年この時季に作っているのでしょうかね。後半は同社の図書目録も兼ねているような冊子です。

書肆侃侃房の海外文学と言うと、よくこんな作品を見つけてきたなあ、編集の人はどういうところにアンテナを張っているんだろうと感心させられることが多いです。装丁もきれいなものが多いですよね。ジャケ買い、タイトル買いしたくなる書籍が多数刊行されている、そんな出版社です。ちなみに今年の冊子では、あたしの勤務先でもお世話になっている、くぼたのぞみさんの文章が巻頭を飾っています。

さて、ようやく関西らしいものをご紹介します。2024年6月に第一号、25年1月に第二号、同6月に第3号が刊行された『羅』という冊子です。「羅」とかいて「うすもの」と読ませるようです。大垣書店コンテンツ事業部が作っている、無料の冊子です。

これを無料で配ってしまっていいの、と言うくらいよくできています。京都から発信していこうという気概も感じられる冊子です。

そして京都で大垣書店と言えば忘れてはいけないこの冊子、『KYOTOZINE』です。今回は第4号を買ってきました。こちらは無料ではなく、書店(大垣書店)で販売されている雑誌になります。

どうも次号からこの雑誌はリニューアルされるみたいなことがウェブサイトに書いてあります。いったいどんな風に変わるのでしょうか。京都を楽しむためのタウン誌なので、やはり住んでいる人が楽しめる雑誌だと思いますが、観光客も視野に入れるのでしょうか。あまりよその人に迎合しないでほしいですね。

今号の特集である「遊び」も、全然知らないところばかりです。年に数回訪れる京都ですが、決まった場所しか行かないので(営業回りなので当たり前ですが……)、なかなか足を延ばせないのが残念です。

それにしても、こういうのを手に入れてくるから、荷物が重くなるのですよね。

分断と統一と

関西ツアーから戻ってきました。そして土曜日は書評の日です。予告どおり、朝日新聞には『統一後のドイツ』が載っています。

この『統一後のドイツ』ですが、配本日のころに朝日新聞の一面と二面でドイツ統一後の東西格差についての特集記事が大きく掲載されていました。そしてその記事の中に本書の著者のインタビュー記事も載っていたのです。

朝日の記事担当者が本書の刊行(邦訳)をしっていたのかどうか、そこまではわかりませんが、これだけ大きな特集記事も載ったのだから、本書もきっと近いうちに読書欄で紹介されるだろうと、心の中で期待しておりました。

そんな今日の読書欄ですが、こんな本も取り上げられていました。集英社クリエイティブの『分断八〇年』です。こちらは朝鮮半島の南北分断を扱った一冊です。

この二冊が一緒に書評欄に載っているなんて、もちろん両書の刊行が近かったというのもあるでしょうが、それと共に朝日新聞側の意図も感じてしまいます。この両書の書評は併読することを是非お薦めします。

書店や図書館では、この両書はアジアとヨーロッパを扱った本なので、置かれる場所が少し離れているかもしれません。でも書評を読んでいただければ、この二冊は隣に並べておくべき本なのではないかという気がしてきました。

今日じゃないですよね?

火曜から関西に来ています。仕事です。今日、帰京予定です。

四日間というのは、しっかり京阪神を回ろうとすると足りませんが、逆にコンパクトに、集中して回れるというメリットもあります。それに年齢のせいか、足腰に疲労がたまりやすくなっていると思います。

ところで、京阪神はそれなりの都会ですから街が賑やかなのは言わずもがなです。この時季はクリスマスの飾り付けも始まって、もう年末が近いんだなあと思わされます。そして、クリスマス以上に目立つのが、ブラックフライデーの広告です。

今日がブラックフライデーなのかと言わんばかりの勢いですが、本当のブラックフライデー当日は来週末なんですよね。Wikipediaによると「アメリカ合衆国の感謝祭(11月の第4木曜日)の翌日の金曜日」だそうですから、今年はやはり28日ですね。

とはいえ、ハロウィンもそうですが、こういうイベントが盛り上がるのは企業がそこに商機を見出すからであって、若者たちからの自然発生的なものではここまでの盛り上がりにはならないでしょう。バレンタインもそうですが、結局は企業に踊らされているわけですよね。

でも、企業でありながら、あたしの勤務先は踊らせることもできなければ、こういう商機に乗ることもできていません。出版界の不景気を脱するためには、こういう時に何かできなければダメなのではないかと思います。

ご当地本

昨日から関西ツアーに来ております。すっきり晴れず、曇天の関西ですが、雨に降られないだけマシです。一生懸命仕事をしていると寒さもそれほど感じません。

そんな中、こんな二冊を移動の電車内で読んでいます。外国人がイコール中国人というわけではないでしょうが、地理的な近さもあって、中国人がそれなりの割合を占めているのも事実でしょう。

それが問題になるというのは、長引く不景気のせいで日本と日本人に余裕がないからでしょうね。ジャパン・アズ・ナンバーワンのころの日本なら、税金もろくに払っていない外国人が押し寄せても「だからどうした?」と余裕をもって対応できていたのではないでしょうか。

それともう二冊。左の京都本は京都の丸善で買いました。そして右の芦屋本は芦屋のジュンク堂書店で買いました。やはり、地元本は地元の書店で買いたいと思ったものですから……

まだ読んでいませんが、地元民でないとどんな読後感になるのでしょう。それにしても京都本は掃いて捨てるほど刊行されていると思いますが、芦屋本ってありましたっけ? 高級住宅街としての芦屋を取り上げたものがかつて出ていたかな、といううっすらした記憶はあるのですが、記憶が定かではありません。

ただ、芦屋と言ってもそれなりの広さがあると思いますが、全部が全部高級住宅街というわけではないんですよね。やはり六麓荘あたりがメッカなのでしょうか。行ったことありませんけど。