取り違えに注意せよ!

新刊です。

一方はまもなく刊行の新装版、一方は既に店頭に並んでいる文庫クセジュ、タイトルはそれぞれ『ローマ帝国の崩壊』と『ロマ帝国の衰退』です。

こうして並べてみれば、大きさが全然違いますし、だから価格にも差があって間違えようがないのですが、並んでいないときにはちょっと混乱しそうだと思いませんか?

まずは、こちらが電話やファクスの注文を受けたときに取り違える場合があります。耳ではちゃんと聞いているのに手は別の方を選んでしまっているなんて起こりそうです。そうなると出荷の時に間違えてしまう可能性もあります。伝票には『崩壊』とあるのに、実際の商品は『衰退』の方だったり、というようなケースです。

自社の本を扱っていても取り違えは起こりそうなわけですから、書店現場でも混乱が生じそうです。お客さんがうろ覚えで探しに来たような場合、パソコンなどで検索してみると思いますが、この両者が出て来て、さてどっちなのだろうとお客さんに確認すると、お客さんの方も自分が欲しかったのはどっちだったか混乱してしまう可能性が大いにありそうです。

価格なり著者名なりを覚えていてくれると、強力な手掛かりになります。ISBNコードは本に詳しい方でないと知らないだろうし、広告には載っていないことが多いのでこれを頼りにするのは無理ですね。

とにかく、十二分に注意して取り扱わないとなりませんね。

広告を出します!

ほぼ一か月後に発売予定のNHKラジオ講座「まいにちフランス語」10月号のテキストに広告を出します。

ベストセラーにしてロングセラーの語学書《フラ語》シリーズをフィーチャーした広告です。特にその中心となる『フラ語入門』は改訂新版の刊行から10か月ほどで3万部という売れ行き。旧版以来のトータルでは14万部を突破する商品です。

広告掲載までまだ一か月ありますので、いまからの発注でも余裕をもって店着するはずです。この機会に《フラ語》シリーズの在庫をご確認ください。