パク・ソルメ 著/斎藤真理子 訳
移動しながら考え、見つめ続ける人間存在の核心。3・11、光州事件、女性暴行事件などの社会問題に、韓国で注目の新鋭作家が独創的な想像力で対峙する鮮烈な8篇。待望の日本オリジナル短篇集。
トーマス・ニッパーダイ 著/大内宏一 訳
19世紀の幕開けから普墺戦争まで、ナポレオンからビスマルクまでを網羅する、泰斗による本格的な歴史書。バランスのとれた解釈の「全体史」。
パク・ソルメ 著/斎藤真理子 訳
移動しながら考え、見つめ続ける人間存在の核心。3・11、光州事件、女性暴行事件などの社会問題に、韓国で注目の新鋭作家が独創的な想像力で対峙する鮮烈な8篇。待望の日本オリジナル短篇集。
トーマス・ニッパーダイ 著/大内宏一 訳
19世紀の幕開けから普墺戦争まで、ナポレオンからビスマルクまでを網羅する、泰斗による本格的な歴史書。バランスのとれた解釈の「全体史」。
日本にある孔子廟に土地を無償で提供しているのは政教分離違反なのか否かを争う裁判が行なわれているようです。
この数年、日本国内の反中、嫌中感情が高まっていて、国内の孔子学院は中国共産党のスパイ養成機関だ、といった声を受け各地で反対運動も起きているようです。なんとなく孔子廟問題にもそんなバックボーンが影響しているのではないかという気もします。
裁判のゆくえはともかく、儒教が宗教なのかと問われると難しいですね。まず思い出されるのは、刊行当時も賛否両論渦巻きましたが、『儒教とは何か』です。あたしはちょうど中国思想を学ぶ大学生でしたが、研究室でも大いに話題になったのを覚えています。
同書で著者は儒教は宗教だと主張していたはずですが、その他にも「儒仏道三教」という言葉あるように、この三つを宗教と捉えている見方はあるみたいです。ただ、その場合の宗教の定義ってなんなのでしょう?
裁判で争われるのは、恐らく宗教法人としての宗教の定義に当てはまるか否かだと思うのですが、そうなると孔子廟ってどうなのでしょう? 各地の孔子廟では漢文講座などが開かれていますけど、そこに学びに来ている人が信徒だとも思えませんし、宗教行為を行なっているような感じもしないんですけどね。
そもそも孔子自身は、自分の教えを思想だとも宗教だとも考えていなかったでしょうね。なにせ、その当時にあっては宗教なんて言葉は存在しなかったはずですから。
わが家ではスカパー!光とWOWOW、それにひかりTVが視聴できるのですが、コロナ禍でおうち時間が増えた関係なのか、WOWOWなどは加入者をずいぶんと伸ばした、という報道がずいぶん前にありました。その他に、NetflixやHuluといったネット動画配信サービスも人気のようです。
今のところ、NetflixやHuluに加入するつもりはありませんが、もし加入するとしたら個人的にはスカパー!のチャンネルとして視聴できるようにならないものでしょうか?
今の若い人はテレビなんか見なくて、専らスマホで見ているというご時世。そうなるとテレビで視聴するのがスタンダードなスカパー!やWOWOWは若者には分が悪いのかもしれません。スカパー!やWOWOWも最近はスマホやタブレットでも視聴できます、というキャンペーンが賑やかです。
ただ移動の電車の中とか友達との待ち合わせ時間までの空き時間に、というのであればスマホやタブレットなのでしょうけど、自宅でのくつろぎ時間に見るならば、特に映画などは大画面のテレビで視聴したいものです。それとも昨今の若者は一人暮らしだとテレビを持っていないのでしょうか?
それはともかく、あたしのように古い人間で、基本はテレビで視聴するタイプの人間としては、HuluやNetflixがスカパー!のチャンネルの一つにあると非常に見やすいのに、と思うのです。どうしてそういう風な動きにならないのでしょう?
やはりエンドユーザーをそれぞれが独自に持っていたい、把握していたい、という思惑なのでしょうか?
今日は、本来ならば在宅勤務の日でしたが、どうしても出社しないと出来ない業務があったので出社しました。ただ、その業務が思った以上に早く終わったので早々に帰宅、昼前には家に帰り着いておりました。
そして午後からはZOOM会議。なんと3時間。
ZOOMは、ふだんは無料のアカウントを使うことが多いので30分ですが、今回は有料アカウントの会議に参加するので、そんな時間制限はありませんでした。あたしにとっては、こんなに長いオンライン会議は初めての参加ですが、果たしてそんなにパソコンの前で会議を続けられるのか、多少の不安がありました。
結論から言いますと、本日の会議はふだんからこれくらいの時間がかかるものでもあり、参加メンバーはよく知ったメンバーばかりでしたので、会議前の不安は杞憂に終わりました。しかし、会議の内容やメンバーによっては3時間は厳しいかも知れません。
社内の会議もこの一年はオンラインがメインとなりましたが、対面の会議よりも議事進行がスピーディーで、余計な雑談もなく議事をテキパキと進行していくので、所要時間が大幅に短縮できました。やはり、オンライン会議というのは対面よりもスピーディーであり、むしろスピーディーにこなすことが醍醐味ではないかと思います。
逆に、最近はニュースなどでも取り上げられますが、日々のなにげない雑談が仕事のヒントとかアイデアを生み出す面もあるわけで、オンライン会議がスピーディーに処理されればされるほど、取りこぼしているものがあるのかも知れないと感じるようになりました。企業によってはオンラインの雑談時間を設けているところもあるようですが、雑談をルーティンにしたり時間を決めてやるというのは本末転倒のような気もします。
まだまだ、新しい生活、新しい働き方の前途は多難です。
新刊『中国・アメリカ 謎SF』が絶好調です。
先日、重版が決まり、それが出来てくるのが来週24日の予定なのですが、既にそれが品切れになりそうな勢いなのです。そこで急遽再重版が決定しました。第三刷は3月3日の出来予定です。
ネットでも「謎SFって何?」と話題騒然の本書。さらに中国とアメリカの、日本ではほとんど紹介されていない作家たちの作品群。これはSFファンならずとも気になる一冊ではないでしょうか?