ご当地本

昨日から関西ツアーに来ております。すっきり晴れず、曇天の関西ですが、雨に降られないだけマシです。一生懸命仕事をしていると寒さもそれほど感じません。

そんな中、こんな二冊を移動の電車内で読んでいます。外国人がイコール中国人というわけではないでしょうが、地理的な近さもあって、中国人がそれなりの割合を占めているのも事実でしょう。

それが問題になるというのは、長引く不景気のせいで日本と日本人に余裕がないからでしょうね。ジャパン・アズ・ナンバーワンのころの日本なら、税金もろくに払っていない外国人が押し寄せても「だからどうした?」と余裕をもって対応できていたのではないでしょうか。

それともう二冊。左の京都本は京都の丸善で買いました。そして右の芦屋本は芦屋のジュンク堂書店で買いました。やはり、地元本は地元の書店で買いたいと思ったものですから……

まだ読んでいませんが、地元民でないとどんな読後感になるのでしょう。それにしても京都本は掃いて捨てるほど刊行されていると思いますが、芦屋本ってありましたっけ? 高級住宅街としての芦屋を取り上げたものがかつて出ていたかな、といううっすらした記憶はあるのですが、記憶が定かではありません。

ただ、芦屋と言ってもそれなりの広さがあると思いますが、全部が全部高級住宅街というわけではないんですよね。やはり六麓荘あたりがメッカなのでしょうか。行ったことありませんけど。

ここはどこ?

昨日の日曜日はよい天気でした。東京で土日の二日間が晴れたのは数週間ぶりだとか、天気予報で言っていました(正確な日数を覚えていなくて申し訳ない)。

近所のイチョウがきれいに黄葉しているので、また写真に収めてみました。それが下の画像左側です。住宅街の街路樹ですから電線もあれば、交通標識なども立っています。それに歩行者だって通ります。車が通っていなかったのが幸いですが……

そこで今回もフォトショップ(Adobe Photoshop)の削除ツールを使って、余計なものを消してみました。それが右側です。如何でしょう?

こうなってしまうと、この風景は現実には存在しない場所となります。「ここはどこ?」と問われても答えようがありません。「うちの近所に似たような場所があるけれど……」と答えておきましょうか。それにしても、右上空に飛行機雲のなれの果てのようなものがあるのはどうしてなのでしょう?

山形の味覚を堪能?

数日前に、国分寺駅でやっていた山形物産展(?)で念願の牛肉どまん中弁当を買ってきて、美味しくいただいたと書きました。

実は数日前に買った、通常版の牛肉どまん中弁当とは別にしお味とカレー味もあって、それも並んで売られていたので、物産展の会期中に絶対もう一度買って来ようと心に決めていました。

それが右の画像です。大きさは通常版と変わりません。なかなかボリューミーなお弁当です。

前回も書きましたが、容器が深くて、さらに上げ底にもなっていないので、牛肉とごはんがびっしりと詰まっています。男女を問わず食が細めの人ですと一つを食べきれないのではないかと思います。

付け合わせの里芋や昆布、ニンジン、卵焼きなどは通常版と共通でした。レンジで温めて食べられるところもポイントが高いです。温かいお弁当が食べられるのはとても嬉しいものです。

話は変わって、近所のいなげやでほろよいの最新作が売られていました。それが「ミックスフルーツ」です。ほろよいって、お酒好きな人からするととてもお酒とは呼べないほど甘くて、アルコール度数も低めの飲料です。

これなどもう完全にジュースなのではないかと思われます。晩酌で飲んでみたいと思います。

話は戻って、国分寺の山形物産展です。牛肉どまん中弁当だけが売られていたわけではなく、甘いものや果物も売られていましたので、こんなものも買ってみました。

それが山形のリンゴです。山形なのに「シナノスイート」と「シナノゴールド」という長野県を感じさせる品種でした。それが一つずつ、仲良くセットで売られていました。

山形と言えば、リンゴよりも桃やサクランボ、そして洋なしが有名ではないでしょうか。もちろん、洋なしのラ・フランスも売られていましたので、これも一つだけ買ってみました。あと三、四日たって上の部分がしわしわになってきたら食べ頃だそうです。

画像ではわかりにくいかも知れませんが、この洋なし、意外と大きいです。赤ん坊の頭くらいの大きさがあります。味の方はまだ食べていないのでわかりませんが、今から楽しみです。

ちなみに「ラ・フランス」と聞くと、乃木坂46の名曲「やさしさとは」を思い出します。乃木坂46ファンであれば、それも比較的古参のファンであれば、わかってくれると思います。

邪魔者は消せ!

朝晩は寒くなってきて、秋も深まりと言いますか、もう冬の訪れなのか、という気候になってきました。晴れた日の昼はそれなりに暖かくもなりますが、夏に比べると陽射しが弱く、北風があるとさらに寒く感じます。

そして近所のイチョウも少しずつ色づいてきました。毎年のように写真を撮っているのですが、今年も取ってみました。しかし電柱や電線が邪魔です。せっかく晴れ渡った、きれいな青空なのに、電柱と電線が邪魔で写真を撮る気が少し失せます。

クルマも通らず、歩行者もいなくて、絶好のシャッターチャンスなのですが、どんなときにもそこにいる電柱と電線はにっくき邪魔者です。どうにかならないものかと毎年思います。

しかし、最近のパソコンソフトは便利なもので、いろいろな加工ができるようになっています。電線や電柱を消すなんて芸当は朝飯前のようです。今年はその機能を試してみることにしました。四枚ほど撮った写真、どれにも電柱や電線が写り込んでいるので、それを消去(削除)してみたのです。

今回使ったのは、アドビのPhotoshopです。その「削除ツール」で消したい部分を選択するだけです。自然な感じになるように邪魔なものを消去してくれました。如何でしょう。よーく見るとちょっとぎこちない部分が見えるかもしれませんが、きれいに消えてくれています。

ただ、これってつまりは現実ではあり得ない風景なんですよね。早くこういう郊外の住宅地でも電線の地中埋設を進めて欲しいものです。

卒業記念

自分の写真集を出したい、というセリフはアイドルの口からしばしば聞かれる言葉です。ただし、出版社も商売ですから、売れないタレントの写真集を出そうとは思わないでしょう。人気のアイドルグループに所属しているからといって、メンバー誰もが写真集を出せるわけではありません。

現在、女性アイドルグループのトップにいる乃木坂46のメンバーでも、写真集を出せたメンバーは数えるほどしかいません。どのくらい売ればヒットと言えるのかは一概に言えませんが、出版不況の昨今、一万部も売れたらまずまずだと思います。もちろん一万部売れたらとは、発行部数ではなく、実売のことです。

そんな中、近々日向坂46を卒業する二期生・河田陽菜の写真集が発売になりました。KAWADAさんの写真集は二冊目ですね。二冊も出せるなんて、それなりの人気メンバーでないと無理ですから、彼女の人気のほどが知れるというものです。

ご覧のように、カバー違いの二種類を落手しました。左は通常版、右が紀伊國屋書店限定カバーです。KAWADAさんはふわふわとした雰囲気が人気で、誰からも好かれるタイプだと思います。

百万石(?)のおにぎり

小腹が空いた時にコンビニは、その名のとおり便利な存在です。あたしの場合はJRを使うことが多いので、JR東日本の駅にあるコンビニ「newdays」を利用することが多いです。そこで見つけたのが、このおにぎりです。

紅鮭のおにぎりと聞けば、どこにでも売っている具材です。どのコンビにでも売っているでしょう。でも今回これを買ってみたのは使っているお米が「ひゃくまん穀」だからです。

「ひゃくまん穀」と言えば、加賀石川のブランド米、最近お取り寄せをして食べましたが、冷えても美味しいお米です。それを使ったおにぎりですから、きっと美味しいでしょう。

同じく「ひゃくまん穀」を使ったおにぎりがもう一種類。うなぎ入り抹茶飯です。ひつまぶしと買ってありますので、うなぎの混ぜご飯のようなおにぎりなのでしょう。

母が抹茶好きなので、こちらも一つ買ってみました。ちなみに、あたしは抹茶は飲めますし、美味しいと思いますが、抹茶味の食べ物などはあまり好きではありません。抹茶は抹茶として飲みたいと思うのです。

さて、その抹茶おにぎり、パッケージを開いてみると、中はこんな感じのおにぎりでした。抹茶と知っているから驚かないものの、何も知らずに渡されたら「これは何だ?」と叫んでしまいそうな色合いです。

ただ、抹茶好きな母に言わせると、見た目こそあれですが、味は悪くなく、中にはうなぎもしっかり入っていて、とても美味しかったそうです。それなら買った甲斐があるというものです。しかし、美味しい「ひゃくまん穀」を抹茶まみれにしてしまうのはちょっと残念ではないでしょうか。

ちなみに、紅鮭の方はもう少し脂が乗っていてもよいのではないかという感じで、他の鮭のおにぎりと大差ないものでした。

ようやくの味

国分寺駅の駅ビル・セレオに山形の新杵屋が期間限定で出店していました。都内のデパートで行なわれる駅弁フェアでしばしば紹介されている牛肉どまん中弁当をいつか食べたいと思っていたのですが、それが並んでいたので買ってみました。

既に売っているのはわかっていたので、朝出かけに母に「今日の夕飯は牛肉どまん中弁当にしょう、帰りに買ってくるから」と言って出かけました。あたしが寄るころには売り切れているかも、などとは考えずに約束したのですが、しっかり買うことができました。写真のように、あたしの分と母の分、二つ買って帰りました。

どまん中弁当だけではバランスが悪いので、お味噌汁とサラダは別途用意しておきましたので、どまん中弁当を中心とした夕食です。お弁当にも箸休みが少し入っていますが、やはり牛肉のボリュームがすごいです。

この箸休めの里芋、昆布巻き、卵焼きも思いのほか美味しかったです。もちろん牛肉は予想に違わぬ美味しさでした。これは駅弁コンテストで上位にランクインするわけですね。

そしてメインの牛肉ですが、実はバラ肉のような部分とそぼろの部分とがありました。写真をよく見えればわかると思います。なので、これだけの量があっても、飽きがこない構成になっています。

また上からの写真ですとわかりにくいと思いますが、このお弁当、とても容器が深いです。お弁当の容器というと薄っぺらくて、さらに上げ底になっていて、ご飯もおかずも実はそれほど入っていないことが多いものですが、このどまん中弁当は深い容器にご飯と牛肉がたっぷり入っているのです。

これなら男子でも十二分に満足できる量ですし、食が細い女性だと食べきれないかもしれません。現にうちの母はご飯とお肉が多いと言って、あたしに4分の1くらい分けてくれました。ちなみに、この牛肉どまん中弁当には「しお」というのと「カレー」というのも並んでいたので、会期中にまた買ってきたいと思います。

ちょっとはかすっているかも?

あたしの勤務先の刊行物とほんの少しだけ関わりがありそうな本が刊行されていましたのでご紹介します。

まずは『ナイフ投げ師』です。東京創元社の創元文芸文庫から刊行されました。

もともとの単行本は2008年にあたしの勤務先から刊行されたものです。それが画像の左側になります。その後、2012年には新書版のUブックスとして刊行されましたが、ここしばらくは品切れ状態でした。

続いてはアイルランド出身の作家クレア・キーガンです。日本で最初に刊行されたのは《エクス・リブリス》の『青い野を歩く』です。これは2009年に、今は亡き岩本正恵さんの翻訳で刊行されました。

その後、 鴻巣友季子さんの翻訳で『ほんのささやかなこと』が昨年刊行されたのも記憶に新しいところです。そしてこのたび、同じく鴻巣さんの翻訳で『あずかりっ子』が刊行されました。これは昨年日本でも公開になった映画「コット、はじまりの夏」の原作なのだそうです。