意外とあっさり

先週、母の元へ、ワクチン接種の案内が市から届きました。本日午前9時から予約開始と書いてありましたので、本日は在宅勤務として、パソコンの前でスタンバっていました。

80手前の母は典型的なアナログ人間なので、案内に書いてあった電話番号にかけてみる、そしてあたしはネットからチャレンジしてみるという役割分担としました。

案内に書いてあったURLをあらかじめ見てみたのですが、まずは接種番号や氏名などを登録して「マイページ」を作成するようになっています。その上でワクチンの接種予約へと進む段取りでした。9時になって初めてURLを訪問したら、そこからやらないとならないので、若干のロスが生じるところでした。

さて、9時を回りました。サイトはサクサク動いています。早々と始まった自治体の重いウェブサイトの様子をテレビで見ましたが、まるで異なりました。拍子抜けです。

予約は、場所と日付を選ぶと時間帯が30分刻みで表示されます。午前中は「残り8名」といった一桁の人数が並んでいましたが、実際に「予約」を入れても「その時間帯は締め切りました」というメッセージが表示され、間一髪で遅かったようです。

別に午前中にこだわらないので、残りが20人近くあった午後の時間帯を選んだら一発で予約が取得できました。うーん、ものすごくスムーズです。

この画面、二回目の予約も取れます。どういう仕組みになっているのかわかりませんが、二回目の予約の画面もまずは場所と日付を選ぶのですが、日付は一回目の3週目以降しか選べないようです。二回目も一度に予約できることが周知されているのかわかりませんが、こちらは比較的空きがあるようでした。母に、働いていないのでほぼ予定などないですが、念のため予定を確認して時間を選んで、はい、完了です。

無事に、一回目は5月中、二回目は6月半ばの予約が取れました。あとは接種当日に休暇を取って(あたしの勤務先は、ワクチン接種休暇という制度はないので有給を使うことになります)、母の接種に付き添うだけです。

今日の配本(21/05/17)

スピノザ入門[改訂新版]

ピエール゠フランソワ・モロー 著/松田克進、樋口善郎 訳

17世紀の哲学者スピノザが、いかに生き、何を書き、論じ、どうのように受けとめられてきたのか。本書は、当時の時代状況やオランダの特異性を紹介するとともに、蔵書目録およびテクストにみられる引用からスピノザの語学力や教養の限界までも探る。改訂新版では、著者による日本語版のためのあとがき「暴露するものとしての日本」を掲載。スピノザが『神学・政治論』のなかで日本について言及したテクストを考察する。スピノザが生きた時代の日本は、スピノザにとってどのような役割を果たしたのか。〈伝説抜きのスピノザ像を描く〉評伝の決定版。