9thから10thへ、たった一年でずいぶんと少なくなりましたね

乃木坂46の「9th YEAR BIRTHDAY LIVE」のBlu-ray、その第一日目の映像を視聴しました。2021年の2月の行なわれた配信ライブでしたので、約一年半ほど前のものになります。

Blu-rayには前夜祭の模様は収録されていませんが、当日のアフター配信は収録されていました。この日のライブは配信ライブで、その後二期生ライブ、一期生ライブが翌週に行なわれ、少し時間をおいた5月に四期生ライブ、三期生ライブが行なわれ、これら全体で9th YEAR BIRTHDAY LIVEだそうです。

今回の映像を見ていて思ったのは、たぶんこれはあたしだけでなく、乃木坂46のファンであれば誰もが思ったことでしょうが、9thから現在までで、ずいぶん多くのメンバーが巣立っていったなあ、ということです。アフター配信のイントロクイズでは、辛うじて期別対抗のチーム分けが出来ていたのに、現在ではそんなことはとても無理、一期生と二期生を一緒にしてもこじんまりとしています。

ライブ映像を見ていると「あっ、この子も卒業した、あの子も卒業しちゃった」とついつい言いたくなる場面ばかりです。ただ、そうは言っても、現有メンバーでも十二分にやっていけるタレントが揃っているとも感じました。

で、そろそろ30thの発表も近いと思いますが、どういう布陣になるのでしょうね。一気に若返りを図るのもありだと思います。30枚目という節目を運営がどれくらい意識しているか次第でしょう。

センターが誰になるかに注目が集まりがちですが、あたしのような古参のファンからすると、誰がセンターに立とうとその両脇あるいは背後にまいやんとななみんが並んでいれば、それが乃木坂46なんだ、というイメージがあります。まいやん、ななみんがいない現状では、誰になるのでしょう? あくまで個人の意見ですが、三期生楽曲で桃子をセンターにして山下、久保でそれを挟む布陣は非常にバランスがよいように感じていました。

センター候補も、本命が飛鳥でしょうけど、遠藤さくら、賀喜遥香、山下美月あたりも候補でしょうね。期待はされていますけど、久保ちゃんってセンターって感じではないんですよね。与田ちゃんも上に述べたように両脇を固めるメンバーがビシッと決まればアリだと思います。

五期生のセンター抜擢はあるのか、中西アルノがもう一度センターをやるのか、というところも注目なんでしょうけど、あたしは期待していません。五期生が数名選抜されるだろうとは思うのですが、センターはないだろうと思っています。思っていると言うよりも、まだやって欲しくないというのが正直なところです。

五期生も有望な子がたくさんいますけど、センターはまだ早いでしょう。ところで、今回の9thの映像を見ていて、四期生の遠藤さくらと五期生の川﨑桜が似ているなあと感じたシーンが何回かありました。もちろん9thに川﨑桜は出ていませんので、遠藤さくらを見ていてそう思った、そう感じたというだけなのですが、あたし的には似ていました。

そうなると、アイドルとしての華やかさでは遠藤さくらよりも川﨑桜の方が上だと感じるので、五期生からセンター大抜擢があるとしたら川﨑桜かなあ、と思います。

あとは、それなりに歌えるメンバーで選抜を固めるフォーメーションも見てみたいものです。ある程度の人気もなければ厳しいのかもしれませんが、現在の非選抜メンバーで言えば、林瑠奈や伊藤理々杏、中村麗乃などを選抜に加えるのは面白いと思います。そうなると、中軸は久保史緖里、賀喜遥香、柴田柚菜になりますかね?

The Boys Of Summer

夏になると、ついつい聞きたくなる曲の一つがこちらです。

「ホテル・カリフォルニア」で有名なイーグルスの元メンバー、ドン・ヘンリーの「The Boys Of Summer」です。邦訳すると「夏の少年」ですかね? 学生時代にこの曲を知ったとき、歌っているのがイーグルのメンバーだとは知りませんでした。イーグルスはもちろん知っていましたが、個々のメンバーの名前までは知らなかったので(汗)。

さてさて、こちらは「夏の少年」ではなく、『台湾の少年』です。岩波書店から第一巻第二巻が発売されました。

少し前の時代の台湾を扱っている本なので、『台北歴史地図散歩』を横に置いて読むといいのかな、なんて思ったりしております。

ところで、この『台湾の少年』の主人公は蔡焜霖なのですが、どっかで見た覚えのある名前です。ということで自宅の書架を漁ってみましたら出て来ました。

小学館文庫の『台湾人と日本精神』です。本書の著者が蔡焜燦です。一文字違いの名前ですね。はい、蔡焜燦は、蔡焜霖の兄に当たるそうです。

司馬遼太郎の『台湾紀行』や李登輝の著作もよいですが、こういう一市民が歩んだ台湾史も興味深いものがありますね。

今日の配本(22/07/08)

氷上旅日記[新装版]
ミュンヘン-パリを歩いて

ヴェルナー・ヘルツォーク 著/藤川芳朗 訳

痛む足をひきずりながら、死んだような小さな村をいくつも通り過ぎ、空き家に泊まり、田舎道を彷徨する。あるときは、自分がまだ人間の姿をしているのを確かめようとガソリンスタンドのトイレに駆け込む。やがて寒さに凍えるカラスを兄弟のような感情を抱くようになり、リンゴの実がすべて落ちるまで木を揺さぶった直後の静寂に、孤独と疲労が頂点に達する。研ぎ澄まされた感覚で、魂を震わすような自然に身を投じるヘルツォークならではの眼差し。極寒のなかをひたすら歩く真摯な姿と、狂おしいまでの思いが読者の心を打つだろう。

台湾でも大陸でも

作品社の《台湾文学ブックカフェ》を読了しました。

『女性作家集 蝶のしるし』と『中篇小説集 バナナの木殺し』はさっさと読み終わったのですが、他の本を読んだりしていたので『短篇小説集 プールサイド』は最近になってようやく読み終わったところです。それぞれに特色のある三冊でしたが、一番最近読んだからなのか、『プールサイド』が一番読みやすかった印象です。

写真の右側の写っているのが見えると思いますが、書肆侃侃房の《現代台湾文学選》も同じく全三巻だそうですが、第三巻目が未刊です。こちらも既刊の二冊をこの夏には(第三巻が刊行になる前には)読み切ってしまいたいところです(汗)。

さて、台湾文学ばかりを取り上げてしまいましたが、大陸からは『三体X』という新刊が登場しました。大人気の中国SF『三体』のスピンオフだそうです。

発売予告を見たときには『三体』とひと繋がりの作品のようなのに原著者名が異なっていて、どういうことなのかと思っていましたが、原著者も認めたスピンオフ作品なのですね。

ちなみに、『三体』もご覧のようにすべて架蔵していますが、最初の巻と第二巻の上下は読み終わりましたが、第三巻がいまだ読めていません。長いと言うよりも、SFを読み慣れていないのが原因なのだと思います。

熱帯低気圧→台風→温帯低気圧

今日は在宅ワークの日でした。

台風が接近していて、関東地方は今日が最接近の日だと天気予報で盛んに言われていたので、個人的には「それなら自宅でデスクワークだ」と思っていました。

が、あにはからんや、台風はどこへ行ってしまったのでしょう? 今日は天気こそ悪いものの、雨らしい雨は降らず、風も強いわけではありませんでした。

西日本を中心に甚大な被害も出ているようですが、こと関東に関しては「台風はどこへ行ってしまったの?」という感じでした。

うーん、これなら外回りへ出ればよかったでしょうか?

内蔵ケア?

鳩サブレーで有名な鎌倉の豊島屋は、ウェブサイトをご覧いただければわかるとおり、鳩サブレー以外にもいろいろな和菓子を売っています。

少し前にも落雁(小鳩豆楽)を買ってみましたが、今回は同じ落雁ではありますが、和賀江島という菓子を買ってみました。貝殻の形をした、青海苔味と胡麻味の二種類の落雁が入っています。

ところで、こういう甘いものを普段から食べているのは関係ないと思いますが、あたし、この五年くらい胃腸の調子が悪いのです。前にも書いたと思いますが、食事をすると下痢をしてしまうという症状がかなりの頻度で起こります。

もう正露丸はほとんど効き目が感じられず、むしろ日常的な胃腸ケアをしてみようと考え、近所のドラッグストアで薬剤師に聞いて、この「ザ・ガード」を買ってみました。

朝昼晩と一日三回食後に服用するらしいですが、ふだん仕事に出ているときは(お腹の調子が不安なので)昼食を食べないので、まずは朝晩の一日二回飲んでみることにします。少しは効き目が出てくれると嬉しいのですが。

そう言えば、そんな映画がありましたね

今日は7月4日、アメリカの独立記念日です。

そう言えば「7月4日生まれて」というタイトルの映画がかつてあったなあと思って検索してみたら、やはりあたしの記憶は正しかったです。

ちなみに今、世界中で大ヒットしている「トップガン」のトム・クルーズ主演だったのですね。映画のタイトルは覚えていましたが、映画を見たわけではないので、そういったところは全く知りませんでした。もちろん、あらすじだって知りません。ベトナム戦争に絡んだ映画だったという、にわかの知識がうっすらとあるだけです(汗)。

と、こんな話題を取り上げてみましたが、あたしの勤務先では、アメリカ独立にかかわる書籍は残念ながら刊行していません。

ただベトナム戦争であれば『煙の樹』という小説を出しております。

朝日の読書欄から三点ほど……

一日遅れになりますが、昨日の朝日新聞読書欄で、最近あたしが読んだ本が二点も紹介されていましたので……

まずは中公新書の『新疆ウイグル自治区』です。ウイグルを巡る記事、ウクライナの影に隠れて最近は少ないようですが、華なりひどい状況のようです。ジェノサイドという言葉でまとめてしまってよいのか、という著者の指摘は重要でしょう。

本書はタイトルどおり、中国の新疆ウイグル自治区を扱ったものではありますが、中国国内ではモンゴル族やチベット族に対する弾圧も厳しいものがあります。さらには同じ漢民族でも共産党に逆らえば弾圧されるということは香港の現状を見ていれば簡単に理解できることでしょう。習近平政権はいったいどこへ向かうのでしょうか?

ただ、中国問題は、それでも日本でも海外でも報道されやすい、比較的多く捧持されていると思いますが、ミャンマー情勢はこのところ全く報道されませんね。国内の弾圧は国際情勢に大きな影響を及ぼさない限り、それほど省みられないのは悲しいことです。

話は変わってもう一点はちくま新書の『ルネサンス 情報革命の時代』です。新しい視点でルネサンス時代を捉えた、とても読みやすい一冊でした。

ちなみに著者の桑木野幸司さんは、あたしの勤務先から『ルネサンス庭園の精神史』という一冊を刊行されています。これはサントリー学芸賞を受賞した作品です。

そして最後に、これは未読なのですが、あたしの勤務先の新刊が一冊、紹介されていました。『レーモン・クノー 〈与太郎〉的叡智』です。

レーモン・クノーと言えば、『地下鉄のザジ』など、日本でも数多くの作品が翻訳されているフランスの人気作家です。クノーの作品を「与太者」という視点から取られた評論です。クノー作品のファンであれば必読ですし、まだクノーを読んだことがない方にも、クノー作品の魅力を教えてくれる格好の一冊になっています。

2022年6月のご案内

2022年6月に送信した注文書をご案内いたします。

  

まずは英国のエリザベス女王のドキュメンタリー映画も公開、即位70年の記念行事も英国では目白押しと言うことで『やんごとなき読者』のご案内です。また6月28日はルソーの生誕310年にあたるので、『社会契約論』をはじめとしたルソー作品のご案内です。そして毎月恒例「今月のおすすめ本」です。

  

続きまして、ロゼッタストーンの解読200年を記念して『ヒエログリフを書いてみよう 読んでみよう』のご案内です。さらに相変わらず注文が伸びているウクライナ語の2点をご案内。そしてコミック『ゴールデンカムイ』の完結を前に『ニューエクスプレスプラス アイヌ語』『第七師団と戦争の時代』のご案内です。

  

続いては、今年も開催される世界最大の自転車レースの必読文献『ツール・ド・フランス100話』のご案内。また日本の夏は戦争の季節と言うことで『第二次世界大戦1939-45』(全三巻)、『ヒトラー』(上・下)のご案内です。そして出足好調の新刊『MMT講義ノート』のご案内です。

 

そして参議院選挙が公示されましたので、『それでも選挙に行く理由』のご案内。最後に特に語学書担当者向けに『ニューエクスプレスプラス アイヌ語』をもう一度ご案内です。