語学マニアさん、いらっしゃい!

本日は、おすすめの新刊のご案内です。

まもなく、と言いますか、正確に言うならば、18日に取次搬入予定の新刊、『外国語を届ける書店』の見本が出来てきました。こんな装丁になっています。

ひとつの言語に特化した専門書店。その書店員はどんな思いで本を届けているのでしょうか。九つの専門書店に尋ねたインタビュー集。

という内容です。洋書専門店というのは昔からありましたし、現在であればネットで簡単に外国の書籍を取り寄せることができます。でも、そういう本が一面に並んでいる、異国の本の匂いを感じられる空間というのは、ネットでは決して味わうことのできないものだと思います。是非、本書で紹介されているお店に行ってみてください。

そして同じく、外国語で知られる勤務先らしい既刊として『「その他の外国文学」の翻訳者』があります。どちらも語学書編集部の精華であります。『外国文学』を手に入れた読者の方であれば、きっと『届ける』の方にも食指が動くはずです。

書店では文芸書コーナーに並んでいることが多いと思いますが、あえて語学書のコーナーに並べてもよい二冊だと思います。書店員の皆さま、そんな並べ方も試してみてください。

今日の配本(24/10/09)

まいにちふれるフランス語手帳2025

トリコロル・パリ 監修/ふらんす編集部 編

まいにちフランスを感じることのできる手帳。月ごとにフランスにまつわるエッセイを掲載。単語集付きなのでフランス語学習にも最適。

まいにちふれる中国語手帳2025

李軼倫、原田夏季 監修/白水社編集部 編

まいにち中国語にふれることのできる手帳。月ごとに中国にまつわるエッセイを掲載。単語集付きなので中国語学習にも最適。

まいにちふれるドイツ語手帳2025

マライ・メントライン 監修/白水社編集部 編

いにちドイツを感じることのできる手帳。月ごとにドイツにまつわるエッセイを掲載。単語集付きなのでドイツ語学習にも最適。

まいにちふれるスペイン語手帳2025

スペイン語教室ADELANTE 監修/白水社編集部 編

まいにちスペインを感じることのできる手帳。月ごとにスペインにまつわるエッセイを掲載。単語集付きなのでスペイン語学習にも最適。

まいにちふれるタイ語手帳2025

福冨渉 監修/白水社編集部 編

まいにちタイを感じることのできる手帳。月ごとにタイにまつわるエッセイを掲載。単語集付なので、タイ語学習にも最適。

豹変

今朝の朝日新聞に出版業界に燗する、こんな記事が載っていました。

委託配本という制度が諸悪の根源なのでしょうか。まあ、必ずしもそうとは言えないでしょうが、原因の一つではあるでしょうね。

でも、書店の粗利を増やすために書籍が買い切りとなったら、出版社配本先が減ってしまうので、部数を減らすことになるでしょうし、当然書物の値段が跳ね上がることになるでしょう。たぶん、それではやっていけない出版社が相当数出て来ると思います。

本の値段は、以前から安すぎると言われていましたので、上がるのはよいことなのかも知れませんが、この不景気の世の中で本の値段が上がっても買ってくれる人はどれくらいいるのでしょう。ちょっと不安です。ますます本が買われなくなりそうです。

ニュースと言えば、このところ石破新首相の態度が「豹変」と言われています。この「豹変」という言葉が非常に気になります。報道されているのを見る限り、この「豹変」は「掌返し」のような使われ方です。でも「豹変」は本来はよい意味で使われていたはずです。

中国古典『易経』の革の卦に現われる言葉です。「君子豹変」と言って「徳の高い人格者は過ちを速やかに改める」という意味なのです。中国古代の君子が、現在の日本での使われ方を知ったら、いったいどう思うことでしょう。

原点回帰?

ミネルヴァ書房から刊行された『韓非子入門』を買ってみました。なんといっても「韓非子」は、わが心のバイブルですから、新刊が出るとどうしても食指が動いてしまいます。

そもそも、どうして韓非子なのかと言えば、かつて「履歴書代わりの暇つぶしエッセイ」の第二回で書きました。あたしと中国思想との出逢いが『韓非子』だったのです。

その後、大学四年間や大学院修士二年間で、韓非子とは付かず離れず、だいだいそんなような時代を専門に取り組んでいました。韓非子があたしのいまの人格を作り上げたと言っても過言ではないくらい影響を与えられた本です。

学生時代もとうの昔に終わり、それでもまた改めて韓非子と向き合ってみるのもよいのではないかと考えた次第です。そう言えば、二年ほど前に講談社学術文庫でも『韓非子 全現代語訳』が刊行されていましたね。もちろん買っています。やはり忘れられない一書です。

話は変わって、そろそろ涼しくなってきたので、晩酌に缶チューハイという気温でもないだろうと思い、新たに日本酒を購入しました。それが二枚目の写真です。

以前にもこのダイアリーでご紹介したことのある石川県の酒「萬歳樂」です。純米大吟醸とひやおろし、それぞれ720mlを一本ずつです。寒い季節とはいえ、あたしの場合、日本酒は冷酒です。燗は好きではありません。好きな酒が「冷やしてお飲みください」というものばかりというのもありますが。

2024年10月8日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

やはり美味しい!

また新しい週がスタートしましたが、今日は母の大学病院への通院があるので在宅勤務をしております。午前中は自宅で仕事をこなし、昼間の数時間母を連れて病院へ向かう予定です、それはさておき、昨日の話題を少々。

昨日は午前中に国分寺駅まで行く用事がありまして、だったらちょうどよいと思って、帰りがけに駅前のケンタッキーフライドチキンで月見バーガーを買って帰ることにしました。この時季の定番である「月見」メニューは、「とろ~り月見チーズフィレバーガー」も「とろ~り月見和風チキンカツバーガー具沢山タルタル」もそれぞれ一回ずつ食べていました。

どちらかと言えば「フィレ」の方が好みだったので、もう一度食べたいねと母と話していて、また早くしないと販売期間が終わってしまうかもと考え、この機会にもう一度買うことにしたのです。今回はその「月見チーズフィレ」と「おもちカスタードの月見パイ」を初めて買ってみました。

「月見パイ」の方も予想以上に美味しくいただきました。カスタードなので、食事と言うよりはおやつっぽい感じでしたが、これはこれでいけますね。

おやつと言えば、この週末にセブンイレブンでこんなのを買ってみました。「濃厚うにあげせん」です。お煎餅の一種なんでしょうが、非常に軽くてサクサクしていました。ちょっと小腹が空いたときに食べるおやつとしては非常に美味しいです。ただ肝心のウニが、あたしにはさほど感じられませんでした。まあ、ウニってそれほどしょっちゅう食べるわけでもないので、どんな味だったのかしっかり覚えていないあたしが悪いのでしょうけど。

なんとなく既視感

録画してあった新ドラマ「オクトー 2」を視聴しました。Season1は全く見ていなかったですし、実は「そんなドラマやってたの?」という程度の認識だったのですが、乃木坂46OGの若月佑美が出ているというので、見てみた次第です。

若月佑美は、今回一回限りのゲスト出演(犯人役)でしたが、飯豊まりえと映っているのを見ると、既視感を覚えたのですが、そうです、昨年放送されていたドラマ「何曜日に生まれたの」でも競演していたのですね。あの時は二人は高校時代以来の友人という間柄でしたが、今回は刑事と犯人、取調室でがっぷり四つに組み合っていて、これはこれで新鮮でした。

ネットの記事にも書いてありましたが、今回のレギュラーである影山優佳は日向坂46のOGですから、若月佑美ともども坂道グループOGの競演ということになります。そして知っている人は比較的古参の坂道ファンだと思いますが、飯豊まりえのお姉さん役の松井玲奈も乃木坂46のOGなんですよね。なんと坂道OGが三人も競演していたドラマでした。これはこれで胸熱です。

坂道競演と言えば、昨晩のTBS系「オールスター感謝祭」に乃木坂46の与田祐希、弓木奈於、一ノ瀬美空の三人が出ていました、三期生、四期生、五期生の揃い踏みです。それにしてもこの人選はちょっと謎です。一ノ瀬美空は朝の「THE TIME,」の曜日レギュラーが現在進行形、弓木奈於もやはり朝の「ラヴィット」の曜日レビューを以前勤めていて、現在もたまに出演しています。この二人はよいとして、与田ちゃんが呼ばれていたのはなぜなのでしょう?

まあ、そこはあまり深く突っ込まないこととして、昨日の「感謝祭」にはOGの白石麻衣、齋藤飛鳥の二人も出演していたので、乃木坂46のメンバーだらけという視点で好番組を見ていた人も多いのではないでしょうか。

更に昨晩は同時間帯に放送されていたテレビ朝日系「池上彰のニュースそうだったのか!!」に五期生の池田瑛紗が出ていたのです。ファンとしてはどっちを視聴して、どっちを録画するか、悩ましかったのではないでしょうか。

ちなみに、感謝祭の与田、弓木、一ノ瀬の三人は乃木坂46の制服姿でしたが、「そうだったのか」の池田瑛紗は制服ではなかったですね。たぶん乃木坂46をあまり知らない人が見たら、乃木坂のメンバーだとは思わなかったのではないでしょうか。

グラタンコロッケの季節到来?

昨日の朝日新聞の読書欄で紹介されていた『台湾鉄道』ですが、紙面ではモノクロの画像でしたので、カラーでお見せいたします。それほど厚い本ではありませんが、比較的大判の一冊です。

一見すると絵本のような本です。もちろん絵本のように小さなお子さんが見て楽しんでくれるのも嬉しいですが、台湾の鉄道の歴史を描いているので大人の干渉にも耐えうる一冊となっています。そういうわけで、書店では世界史(中国台湾史)の棚に置かれていたり、実用(鉄道)の棚だったり、あるいは絵本の棚に置かれていると思います。是非、店頭で探して実物を手にしてみてください。

さて、昨日は午前中に髪を切りに出かけ、帰宅時に国分寺駅にあるクイーンズ伊勢丹でまい泉のサンドイッチを買ってきました。

定番の「ヒレかつサンド」は当然買うとして、その隣に「ミニグラタンコロッケバーガー」が置いてあったので、つい手に取ってしまいました。このバーガーは季節限定商品だそうです。そう言えば、ふだんは見かけないですね。

マクドナルドはまだまだ月見を販売しているので、たぶんそれが終了したらグラコロが登場するのでしょう。そちらも毎年のように食べているので、いまから楽しみです。

1818分の159

今朝の朝日新聞の読書欄に載っていた記事です。

筑摩書房から刊行されているちくま新書が創刊30周年を迎えたそうです。ついこの前スタートしたばかりという気がしていましたが、もうそんな歴史を紡いできたのですね。

まもなく、週明けには10月の新刊が数冊刊行されるはずですが、カバーに書いてあるナンバーを見ますと、9月の刊行分までで1818冊(1818点と呼ぶべきでしょうか?)が刊行されているようです。年間60冊、毎月5冊の刊行ペースということになります。

ちなみに2021年に70周年を迎えた文庫クセジュは一年に6冊程度の刊行ですから、あっという間に刊行点数も抜かれてしまいました。まあ、刊行点数の多さを競うものでもありませんが。

さて、あたしもちくま新書はよく買っていまして、わが家の書架にはこれだけのちくま新書が並んでいます。毎月買っているわけでもありませんし、もちろん全点買っているわけでもありません。

それでも興味のあるタイトルを買っていたら、これだけの分量になっていました。この機会に数えてみましたら、159冊ありました。ちゃんと計算すると8.7パーセントにあたります。全刊行点数の一割も架蔵していないのですね。これは多い方なのか、少ない方なのか。

最近では『アフリカ哲学史』が話題になっていて、あたしももちろん購入していますが、個人的には『アッシリア』が非常に面白かったですね。これからも岩波新書や中公新書とは異なるカラーで刊行を続けていくことを願っています。

台湾で鉄道に乗ろう!

今朝の朝日新聞の読書欄、最後のページに『台湾鉄道』が紹介されていました。紹介してくれたのは、長島有里枝さんです。コメントの最後の

鉄道好きの息子と久々、一緒に本を読めたのも、楽しかった。

という一文が素敵です。

台湾と聞くと、人によって思い浮かぶものはさまざまでしょうが、台北から南に延びる台湾新幹線を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。鉄道好きの方であれば、長島さんも書いているように鉄道で台湾を一周したい、したという方もいると思います。確かに海外へ行って、現地の列車に乗るのは旅情を掻き立ててくれるものです。

あたしの勤務先から出ている『神秘列車』も台湾の甘耀明さんの短篇集で、カバー装画のとおり列車が登場する作品もあります。この短篇集、あたしはとても好きです。非常に美しい作品ばかりで、読後感も充実感にあふれたものです。

新幹線のような高速鉄道もよいですが、煙を吐き出す蒸気機関車も風情があってよいものです。ただ、あたしはいまだに蒸気機関車が牽引する列車には乗ったことがありません。日本にも各地に観光列車としてSLを走らせているところはありますが、なぜか縁がなくてのったことがないんです。たぶん乗らずに一生を終えるのだと思います。