金沢旅行の二日目にして最終日。比較的早めの新幹線を予約していたので、使えるのは午前中のみです。
ということで、まずは主計町茶屋街を散策しました。尾張町のバス停から路地裏の道を進み、休館日だった泉鏡花記念館の横を通って、あかり坂を下りました。最初の画像が主計町茶屋街のあかり坂です。
そして浅野川沿いを歩いてひがし茶屋街へ向かいました。ひがし茶屋街の雑貨屋、喫茶店などのお店は、その多くが10時からですが、ちょうど9時半くらいに着いたので、まだ観光客も少なく、街並みを堪能することができました。
とはいえ、もう少しで10時なのでそろそろオープンする店も散見され、観光客もじわじわと増えてきている時間帯でした。そして前日の曇天とは打って変わって、二日目は晴天で夏日、日傘を差しながらの散策でした。
そんなひがし茶屋街の各家屋の入り口、軒下にこんなものがぶる下がっていました。これはいったいなんだろう、たぶん何らかのご利益があるものなのだろなと見てみたら、その意味が書いてありました。
ぶる下がっていたのはトウモロコシで、魔除けであり商売繁盛の御守なのだそうです。乾燥しているとはいえトウモロコシですから、そのうち腐ってくるのでしょうか。色も変わってくるのではないでしょうか。どれくらいのスパンで取り替えるものなのでしょう。そんな疑問が浮かびました。
で、左の画像はひがし茶屋街のメインストリートですね。ご覧のとおり、まだ人が少なめです。そして上に書いたように素晴らしい晴天で、9月下旬とは思えないほどの暑さでした。
10時も回ったのでお茶にしようということで、金澤ぷりん本舗というお店に入りました。
お茶とプリンのセットをいただきました。プリンはかぼちゃ味だったと記憶していますが、硬めの、あたしの好きなプリンでした。お茶は加賀棒茶です。母はアイス、あたしはホットでいただきました。
母の足の調子も考えると、これ以上どこかを散策するのは時間的にもちょっと厳しいかなと判断し、駅に戻り、昼食にしました。
その前に駅ビルのショップでお土産などを購入し、これで買い忘れはないかと何度も確認し、預けてあるカートを引き取りにホテルへ向かいました。
ちなみに今回のホテルは金沢駅直結のヴィアイン金沢でした。駅直結というのは非常に便利ですね。ツインの部屋はちょっと狭かったですが、仕事でシングルユースであれば十二分のホテルでしょう。
さて昼食は金沢駅前の金沢茶屋を予約してありました。料理旅館ということで、なかなか雰囲気のあるエントランスでした。
メニューがいくつかある中で、お昼の三段弁当を予約しておきました。画像の真ん中に写っているのが三段重です。お重を広げると右の画像のような感じになります。ご飯とお味噌汁はおかわり自由とのことでした。
料理の最後に登場したのがプリンでした。プリンというよりもババロアのような感じもしましたが、午前中に食べたひがし茶屋街のプリンとはまるで異なる、これまた美味しいプリンでした。季節ということで上にはマロングラッセも乗っていました。
一時間ほどののんびりとした昼食を終え、新幹線の時間まであと40分くらいとなりました。では、もう一度お土産物屋でも眺めながらホームへ向かおうとなり、料理旅館を後にしました。
往路の新幹線は停車駅の少ない「かがやき」でした。東京を出ると上野、大宮、長野、富山、そして金沢という停車駅でした。しかし復路の新幹線は「はくたか」で、これは敦賀から上越妙高までは各駅停車、そこから先は長野、高崎、大宮、上野という停車駅。ホームの時刻表を見ると、昼間は「かがやき」の運行が少ないみたいですね。
で、乗った「はくたか」は566号、さらには6号車の6番、ここまで6が並ぶとオーメンのダミアンを思い出します。そんなこんなで、母もそれほど疲れることなく、無事に金沢旅行は無事に終わりました。
なお初日の夕食は改めてご報告予定です。