こういうのもシノワズリ?

まずは温又柔さんの『真ん中の子どもたち』が新書版、Uブックスになって登場します。配本までいましばらくお待ちください。ちなみに、単行本に増補がありますので、単行本をお持ちの方もぜひ!

あたしは単行本の時に既に読んでいて、主人公が上海へ語学留学に行くのですが、あたしが初めて中国へ語学研修へ行ったのと、それほど年代が変わらないようなので、非常に親近感を覚えながら読んだことを覚えています。

続いては、華語文学シリーズ「サイノフォン」の第二巻、『南洋人民共和国備忘録』がまもなく発売になります。第一巻の『華語文学の新しい風』の刊行から少しインターバルが空いてしまったので、本当に「お待たせしました」という気持ちです。

第一巻も360ページというなかなか分量でしたが、この第二巻は550ページ超のボリューム、そこに24編が収録されています。どれから読んでも、それはタイトルの眺めながらのお好み次第です。

というわけで、今回は中華風(?)新刊のご紹介でした。

2025年10月21日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー