春節はまだですよね?

今日は1月23日です。スマホなどには「一年前に取った写真」といった画像が勝手に表示されたりしますが、それを見て思い出しました。ちょうど一年前の今日、母と奈良へ行ったのでした。

母は奈良は未踏の地で、あたしも行ったことがなかった法隆寺を見学し、柿の葉寿司を食べ、さらに唐招提寺や薬師寺を参観。翌24日は春日大社に東大寺、興福寺をのんびりと散策し、午後からは京都で買い物をして帰京しました。

そんな奈良旅行からちょうど一年経ったのですね。その間、昨年の夏の終わりには、これまた母には未踏の地である北陸の金沢へと行きました。ここ数日、北陸は雪がすごいみたいですね。これから雪国は厳しいシーズンに突入なんでしょう。

しかし、その一方で春も少しずつ訪れているようで、横浜の伊勢佐木町でこんなオブジェを見かけました。有隣堂の本店を出たすぐ脇にあったものです。

いかにも中華街のご近所だというオブジェですね。どうやら春節の飾り付けのようです。でも春節ってまだですよね。調べてみると、今年は2月17日だそうです。まだ一か月近く先ですが、もうお祭りが始まっているんですね。

ところでこのオブジェ、京劇の隈取りだということはわかりますが、誰なのでしょう? 三面ありましたので三人、三役です。あたしの浅い知識だと、三国志の三英雄、劉備・関羽・張飛くらいしか思い浮かびません。

それにしても、中華街からはちょっと離れた伊勢佐木町でもこういう飾り付けが街を賑わせているわけですから、中華街はもっともっと派手な飾り付けが街中にあるのではないでしょうか。

パンダ愛、永遠に

日本からジャイアントパンダがいなくなるまであとわずか。いよいよカウントダウンですね。昨日の朝日新聞の夕刊にもパンダ好きの著名人二人のインタビュー記事が載っていました。

その中のお一人、はなさんはあたしの勤務先とも縁のある方です。はなさんのプロフィールに載っている著書、『はなと毎日パンダの 中国パンダ旅』『はなと学ぶ パンダに会いに行くための中国語』の二点はいずれも、あたしの勤務先の刊行物です。

あたしも刊行記念イベントでお会いしたことがありますが、本当にパンダが大好きなのが伝わってきました。あたしも上野と北京でパンダを見たことがありますが、いずれも大人のパンダなのでずっと座って笹を食べているところだけでした。テレビなどで見る赤ちゃんパンダの動きはまさにぬいぐるみですね。既に「中国パンダ旅」で中国までパンダに会いに行っているはなさんですから、日本からパンダがいなくなっても、きっと中国へ会いに行くことでしょう。

ところで保護動物ということで、中国の野生に近い環境下で飼育しているわけですが、中国にだけ集めてしまうのはどうなのでしょうね。別に日本がよいとは主張しませんが、中国以外にももう一か所くらい、中国以外の土地にも繁殖基地を設けておいた方がよいのではないかと、素人の考えですが、未知の伝染病とかで全滅するリスクを分散するためにも。

こんな併売は如何でしょうか?

中公新書から『アルジェリア戦争』が刊行されました。副題は「フランスと戦後世界をつくった植民地独立戦争」です。

「アルジェリアなのにフランス?」と疑問に思った方も多いかもしれません。歴史好きな方やフランスに興味・関心を持っている方であればフランスとアルジェリアの関係はある程度承知しているのでしょうけど、ごくごく一般的な日本人ですと、すぐには結びつかないのではないでしょうか。

あたしの勤務先はフランスを売りにしているので、あたしも多少はアルジェリアはフランスの植民地だったとか、アルジェリア出身のフランス人も多いとか、薄っぺらな知識は持っています。そして文庫クセジュにも『アルジェリア近現代史』という一冊が刊行されています。

同じ新書サイズですので、この二冊、店頭でも併売をお願いします。

嫌な夢を見ました

あたしって、よく夢を見るタイプなのか、それともそれほど見ない方なのか、自分ではよくわかりませんが、今回見た夢はちょっと後味の悪いものでした。

わが家と家族ぐるみの付き合いのあった、かつてのご近所のおばさんが夢に現われたのです。もちろん、そのおばさんは数十年前に亡くなっています。あたしも母も弔問に行っています。そのおばさんが突然わが家にやって来たのです。

そして、うちの母はいるか(?)と尋ねるのです。どんなに親しくしていた人でも、既に亡くなっている人が高齢の母を訪ねてくるなんて、ちょっと縁起がよくないと思いませんか。母を黄泉の国へ連れて行こうと、迎えに来たのでしょうか。

ただ、幸いにも夢の中で母が出かけていて留守でして、おばさんはじゃあ、仕方ないとそのまま帰ったと思います。いや、母が戻るまで待っていたのか、その後の展開は覚えていません。「いないの?」「出かけてるよ」という、おばさんとあたしのやりとりで夢は終わったのかもしれません。

母がいなかったので、おばさんと母が会えなかったので、たぶんおばさんのお迎えは空振りに終わったのでしょう。嫌な夢と書きましたが、なんとか踏みとどまることができた夢だったと思います。

今日の配本[25/01/19]

クワイエットルームにようこそ The Musical

松尾スズキ 著

目覚めると見知らぬ白い部屋にいた。女子専用の閉鎖病棟のなか、ショーアップするしかない悲惨を歌い上げる! 異色ミュージカル台本。

「ふらんす」100年の回想
1925-2025

倉方健作 編著

当初は『ラ・スムーズ』(種まく女)の誌名で1925年に誕生した『ふらんす』は2025年に創刊100周年を迎えた。本書は、創刊号から近年までの記事を精選し、この雑誌の足跡をたどろうと試みたものである。日本とフランスとの関わりを知るうえで貴重な資料であり、また読み物としての魅力にもあふれている。

ある呪われた学校で…

この土日でNetflixで配信されているドラマ「ある呪われた学校で…」を視聴しました。あたしはよく知らずに映画だと思って見始めたのですが、8エピソードからなるドラマでした。また見始めた時は韓国か台湾のホラーだと思っていたのですが。すぐに韓国語でも中国語でもないことに気づき、画面をよく見たらタイ文字が出ていたので、「ああ、タイの映画なのか……」と気づいた次第。

8つのエピソードはそれぞれが独立しています。同じ学校という設定でもなければ。登場人物が共通することもありません。初めの数本はなかなかおどろおどろしさにあふれていて、往年の邦画「学校の階段」をもっとグロテスクにした感じでした。ただ中盤くらいからは、若干のコメディー要素が加わって、そこまで怖いか(?)というストーリーでした。

最近の作品なので、タイの高校生もスマホを使いまくっていて、そのあたりは日本の高校生と変わりありません。そしてネットに振り回されたり、クラスメートとの競争や嫉妬に悩み苦しんでいる様子は外国とは思えません。そして、そういう人間の醜さが一番怖いという、昨今のホラーではありがちなテーマを見せられた8本でした。

ちなみに、あたしは第7話「呪い」で、もし人に対する復讐ではなく、誰かによいこと、人々に幸せをもたらすような願いをかけたら、どういう結末になっていたのかなあ、と思いました。