今日の配本(23/08/24)

執事とメイドの裏表[増補版]
イギリス文化における使用人のイメージ

新井潤美 著

19世紀イギリスのミリオンセラー『ビートン夫人の家政書』によると、社交界では家庭の主婦が集まれば使用人の愚痴に夢中になったという。では、それはどんな愚痴だったのか? 本書では、伝統的な使用人がどのように文学作品に表われているかを考察しつつ、使用人についての記録やハンドブックなどを参照して、イギリス文化と文学における使用人のイメージとその実態(と、愚痴の生まれる社会的背景)を比較分析する。

あたしもおひとりさまです

公式には明日が発売日ではありますが、例によって前日に届くCDであります。本日落手したのは、乃木坂46のニューシングル「おひとりさま天国」です。

今回は五期生の井上和が初のセンターです。一期生、二期生がいない乃木坂46にもだいぶ慣れてきましたね。そして、今回は夏らしいポップな曲になっているのではないでしょうか。タイトルを聞いたときは「もう本当に秋元康は作詞から降りて欲しい」と思いました。よい曲をもらっても作詞がすべてを台無しにしていることがしばしばありますね。

それにしても先日のTBS系「CDTVライブ」で仙台のライブ会場からの生中継を見ましたが、アンダーメンバも加わって全員での楽曲披露、なおかつライブが終わった直後ということもあり、メンバー全員がキラキラと輝いて、表情も素晴らしく、かつてないくらい充実した中継だったと思いました。

で、今回もType-AからType-D、そして通常盤を各一枚ずつ購入いたしました。

またしても人生のツキを使ってしまいました!

危険な暑さが続く東京。本日も営業回りから帰宅すると、A4判くらいのクッション封筒で荷物が届いていました。開けてみると中にはCDのようなものと、こんな説明書きが入っていました。

当たってしまいました! これまでも乃木坂46メンバーの写真集でアナザーカット集が当たったことが何回かあったのですが、今回は「新・乃木坂スター誕生」ブルーレイの購入者プレゼントです。そう言えば、ずいぶん前に「『新・乃木坂スター誕生!』第1巻・第2巻 W購入抽選応募特典キャンペーン!」に応募していたのを思い出しました。

そのキャンペーンの景品は「2022年12月18日に開催された「新・乃木坂スター誕生!LIVE」神戸公演のメイキング映像を収録したBlu-ray」で、これが1000名に当たることになっていて、それに当たってしまったのです。ですから、CDだと思った円盤はブルーレイだったわけです。それが二枚絵の写真です。

いやー、まさかこんな賞品が当たるとは思ってもいませんでした。応募者が少なかったのでしょうか。今の時代、どれだけのファンがブルーレイを買っているのか疑問ですが、少なくとも数万単位では売れていたはずです。全員が全員プレゼントに応募しているとは限りませんが、意外と倍率は低かったのでしょうか。

それにしても、こういうことに人生のツキを使ってしまってよいのでしょうか。もっと他に使うべき場面があると思うのですが、これまでに当たった写真集の特典「アナザーカット集」なども考え合わせると、あたしの人生のツキは、これで使い果たしてしまったのかも知れません。

最初はこんなものでしょう

昨夕のフジテレビ系「MUSIC FAIR」に乃木坂46が出演していました。そして、いろいろと見どころのある番組でした。

まずTUBEとのコラボで久保史緒里や山下美月などの主力メンバーを出すのではなく、五期生の井上和、菅原咲月、五百城茉央の三名を出したところに、これからは五期生を売り出していくのだという運営側の意図を感じました。他のアーチストと一緒に歌うとなると、それなりの歌唱力が問われるわけで、これまでであれば生田絵梨花、久保史緒里といったメンバーを出したところでしょう。生ちゃんは卒業しましたが、久保ちゃんはまだまだ現役メンバーですし、三期生・四期生にも伊藤理々杏、賀喜遥香や柴田柚菜といった歌唱力のあるメンバーがいるにもかかわらず、三名すべてを五期生に担当させるとは世代交代を肌で感じました。

運営側にはそういう意図があったと思われますが、四期生はスタイルのよいメンバーを選び、五期生は歌唱力のあるメンバーを採用したようなので、その成果がこういう時に活きてきたと思います。ただそうなると三期生の柴田柚菜とか現在休業中の林瑠奈など先輩歌唱メンバーが今後は割りを食うことになってしまうのでしょうか。それはちょっと可哀想でもあります。

さて、今回の番組であたし的に最大の注目は乃木坂46の公式ライバルとして結成された僕が見たかった青空が乃木坂46と共に出演していたことです。ちなみに「僕が見たかった青空」がグループ名です。乃木坂46もAKB48のライバルとしてスタートしましたが、一部の人に注文されたくらいで、当時のAKB48の人気を崩すなんて誰も想像もしていなかったはずです。いまでこそ乃木坂46は顔面偏差値の高いグループと呼ばれ、そのように世間からも認知されていますが、デビュー当時の乃木坂46はメンバーも垢抜けて折らず、もちろん顔面偏差値など誰も言っていませんでした。

昨晩のMUSIC FAIRですが、そういう両グループの共演だったので、何かしらから無ところはあるのかと思いましたが、何もなかったですね。もちろん乃木坂46の楽曲を一緒に歌うなんてシーンを期待したわけではありません。一緒にスタジオトークに並んで座っていたので、クロストークくらいはあるかと期待してみていたのですが、一言も言葉を交わすこともなければ、公式ライバルという話題を振られることもなく終わってしまいました。これは何か大人の事情が働いているのではないでしょうか。そんな風に邪推したくなる視聴後の感想でした。

そんな僕が見たかった青空ですが、印象としては「まだまだ、これから。デビューしたころの乃木坂46と同じで、現時点ではどうなるとも判断できない」です。乃木坂46も、共学の公立校のAKB48に対して私立の女子校というイメージは後から形成されたものですので、僕青もそういう独自のイメージ、ブランディングを見つけることが大事でしょう。現時点では判断できないと書きましたが、イメージカラーなどからは日向坂46とかぶるところが多いですし、パッと見たメンバー印象では櫻坂46の三期生と雰囲気が似ていると感じました。同じようなグループカラーでは差別化ができず人気にも繋がらないので、やはり僕青独自のイメージを作り上げるのが先決ではないかと思いました。

書き出しは大事ですよね!

書店の店頭でこんなフェアをやっていました。

小説の書き出しで選んだフェアです。「コンテンポラリー アメリカ&カナダ文学編」とあるので、他の地域を扱ったフェアが既に行なわれたのか、それともこれからなのか、いずれにせよとても楽しみです。

「個人の好みで選んだ」とあるように、これは出版社が企画したフェアではなく、この書店の担当の方がご自身で選んで企画したフェアのようです。ちなみにあたしの勤務先からは《エクス・リブリス》の『ジーザス・サン』と『断絶』の二作品を選んでいただいております。

このフェアが開かれているのは、JR中央線、御茶の水駅前にある丸善お茶の水店です。このリーフレットには約40作品が集められていますが、本当に海外文学が好きで、読んでいるんだなあと感じられます。

作品全体を読まないと、その作品について論評できないことはいうまでもありませんが、そもそも読み通してもらうには、作品世界に引き込まなければなりません。そのためには作品の書き出しはとても大事で肝心で、最初の数行を読んで「つまらない」「読むに値しない」と判断されては元も子もありません。

書き出しで思い出しましたが、現在の日向坂46がまだけやき坂46だったころ、冠番組「ひらがな推し」で「書き出し王決定戦」という企画をやっていました。メンバーがタイトルとその作品の書き出しを創作し、MCのオードリーがどれが気になるかを判断するというものでした。これは書き出しと言うよりも先にタイトルが評価の対象になっていたので、純粋に書き出しで選んだわけではありませんでしたが……。

また乃木坂46も冠番組「乃木坂工事中」で「センス見極めバトル」という企画が行なわれました。これは、羽田圭介さんの『ワタクシハ』というタイトルからメンバー四名(五名?)が書き出しを創作し、他のメンバーがその中から羽田圭介さんの『ワタクシハ』の書き出しをどれかを当てるというゲームです。この中で騙す側のメンバーの一人として登場した二期生、鈴木絢音の書き出しが群を抜いて素晴らしく、ほとんどのメンバーが騙されていました。

玄関先で花の競演!

わが家の玄関先の酔芙蓉。少し前に一輪咲いたのですが、その時に蕾がもう一つあり、これももうじき咲くのだろうと思っていました。それが今朝、大きく開いておりました。

酔芙蓉と書きましたが、本当に酔芙蓉で正しいのでしょうか? 不要であることは確かだと思うのですが、酔芙蓉って朝はもう少し白いのではないかと思うのですが、これはそこそこピンに染まっています。朝から酔っ払っているのでしょうか?

そんな玄関先にもう一輪、こちらは百合です。

百合というと高級なイメージがありますが、これはどこにでも咲いていそうな、ありきたりの百合だと母が言っていました。特に植えたわけでもなく、前から生えていて、勝手に咲いたようです。

とはいえ、やはりこうして咲くときれいですし、可憐なものを感じます。そして、この百合はたぶんこのとおり白いまま、夕方になったらピンク色に変化するということはないのでしょう。

それにしても連日の危険な暑さ。昼間の花々は咲いていても、ちょっと可愛そうに見えますね。農家では農作物も暑さにやられて収穫できなくなっている作物も多いようで、やはり何事もほどほどが一番です。

しおり、栞、久保史緒里

タイトルはふざけてしまいましたが、本に挟むしおりの話です。乃木坂46の三期生、久保史緒里の話ではありません(笑)。

さて、自宅では寝床で単行本を読みますが、通勤電車の中、営業回りの途次には、荷物になるので単行本ではなく、文庫本や新書を読むことが多いです。カバンには新書が入っていることが多いのですが、その新書、この数年、しおりがないレーベルが増えてきましたね。もとからなかったのか、この数年でしおりを廃止したのか、正確なところはわかりませんが、確かにしおりのある新書は少ないです。

ですので、電車を降りる際に読みかけのページにしおりを挟もうと思って困ることがしばしばです、書店のレジのところには、かつてはしおりやカードサイズのカレンダーが所狭しと並んでいたのですが、最近はそれも見かけなくなりました。ああいったものは、書店が独自に作っているものもありますが、多くは出版社提供するもので、出版社もこの不景気のため、そういうところの経費を削っているのでしょう。

あたしは自宅に、かつて店頭でもらったしおりを少なからず所持しているので、それらを使い回しております。ただし、やや大きなサイズのしおりですと文庫本の縦の彩図からは見だしてしまうことがあったりして、たぶんそれは単行本用のしおりだったのでしょうね。