毎年の恒例行事?

昨日は、まだ暑さもそれほどでもない午前中に、ここへ行って来ました。どこだかわかりますか? はい、湯島天神です。姪っ子の合格祈願に御守を買いに行って来たのです。

これまでも受験のたびに来ていましたが、すべて合格しているので、これまでの御守を返しつつ、今年の御守を買ったという次第です。例年は6月頃に行っていたのですが、今年はこんな暑い最中になってしまいました。

今年は、と言いますか来春は、姪っ子二人が受験です。それぞれ大学と高校受験です。昨年は甥っ子の高校受験でしたから、来年は御守を買いに来なくてもよい年回りになります。

姪っ子と甥っ子の高校受験は、どちらも第一希望の学校に合格させてくれたので、一番下の姪っ子の高校受験も叶えてくれるでしょう。そして上の姪っ子の大学受験にもご利益を期待しているところです。

それにしても、以前にもこのダイアリーに書いたと思うのですが、湯島天神と湯島聖堂だとどちらの方が効き目があると思いますか。学問の神様とはいえ湯島天神は日本の神様です。それに対して湯島聖堂は東アジア世界に影響を与えた万世の師表、孔子を祀っているわけです。どちらの方がすごいのかと問われたら一目瞭然ではないでしょうか。

とはいえ、道真公も孔子も現実世界ではその志を遂げることはできず、強い思いを残して世を去ったのだと思われますが。その思いはどちらもこうして今の世に届いているわけですからすごいものです。優劣を比べることがバカげているのでしょう。

ちなみに御茶の水駅前の聖橋はこの湯島聖堂とニコライの聖堂を結ぶハシダから聖橋と呼ぶのだと、もうずいぶん前に知りました。

ドイツとロシアと東ドイツ

画像は昨日の朝日新聞夕刊です。

朝日新聞は先日から土曜の夕刊は廃止となりました。日曜祝日は以前から夕刊がありませんでしたので、夕刊は平日のみとなります。そして、こういう盆休みに入ると「休みの日じゃないの?」という気持ちになってしまうので、夕刊が配達されるとちょっとした違和感を覚えてしまうのも事実です。

そして話は戻って昨日の夕刊です。「にじいろの橋」というコーナーで伊豆田俊輔さんが寄稿されています。同氏の訳書として挙がっている『ドイツ=ロシアの世紀』はあたしの勤務先から刊行されています。

ちなみに正式には『ドイツ=ロシアの世紀1900-2022』というタイトルで、年代が後に付きます。それに上下本なのです。それぞれが400頁弱、なかなかのボリュームです。また伊豆田さんには他にも『東ドイツ史1945-1990』という訳書もあります。ドイツ、特に東ドイツ史の専門家としての真骨頂です。

戦後の歩みについて日本とドイツの比較はしばしば行なわれるものですが、こうして改めて語られると気づかされることが多いですね。

柳の下にどぜうは何匹いるのでしょうか?

一昨年でしたでしょうか、大河ドラマ「光る君へ」の放送開始前、書店店頭にはこれでもかと言うほど、紫式部や源氏物語の本が並びました。更には平安時代や藤原道長、摂関政治に関する書籍まで、たぶんすべて数えたら数十点にはなったことでしょう。いや、もっと多かったかも。

そして昨年から今年は蔦重です。「光る君へ」ほどではないかも知れませんが、蔦屋重三郎や江戸吉原、浮世絵、江戸の出版事情などの本がたくさん並んでいます。田沼意次やその政策、時代に関する本もあります。日本史好きであれば大歓迎な状況でしょうけど、かつてこの時代に関する本がこれほど刊行されたことはあったでしょうか。

とはいえ、テレビ関係者が視聴率に一喜一憂するように、出版業界にいる身としては、これだけたくさん出た本が果たしてどれほど売れているのか、ということがとても気になります。やはり先に出たものがまずは売れるみたいですし、NHK自身が刊行する、番組に準拠したグラフィックなものが売り上げを引っ張っているみたいです。

そんな大河ドラマ関連本、来年は豊臣政権、特に秀吉の弟・秀長が主役らしいので、秀長に関する本が徐々に増えてきているようです。秀長と言えば、まずは堺屋太一の『豊臣秀長』を挙げるべきでしょう。秀長と取り上げた書籍としては、一般的向けのものとしてはこれが最初のものだったと思います。

大河に限らず歴史もののドラマで織豊時代を扱ったものであれば、秀長は登場していたと思われますが、さほど注目されることもなかったと思います。往年の大河ドラマ「おんな太閤記」で中村雅俊が秀長役を演じていましたね。秀長というとそのイメージが強いです。

話は戻って秀長関連本、これから続々と出るようです。平凡社新書『羽柴秀長の生涯』、ちくま新書『羽柴秀長と豊臣政権』、講談社現代新書『秀吉を天下人にした男 羽柴秀長』と新書だけを見ても一気に三点が刊行されます。単行本や文庫なども含めたらその数は今後ますます増えることでしょう。

秀長も、この時代も好きなので、あたしも何冊かは買うことになると思いますが、商売としてはどの本が勝利を収めるのか、やはり気になってしまいます。

たいへん少ない事例ではありますが……

よく地方の人が言うセリフに、東京にいると芸能人に会えるのでしょう、というものがあります。芸能人だって人の子ですから、買い物に行ったり食事に行ったり、映画を見に行ったりしているのは当たり前で、そういう話題は芸能人のSNSでもよく発信されています。

そういうSNSを読めば、東京ではそこら中に芸能人がいるような錯覚を覚えてしまうのも無理のないところでしょう。しかし、現実に生まれてこの方ずーっと東京に住んでいる身からすると、そんなことはありません。むしろ芸能人を見かけるなんてことはまずありません、と言いたいです。

もちろん比較的芸能人が出没するスポットというのはあるようですし、場所や時間帯を選べば見かけるチャンスは高くなるのかもしれません。どうやら、あたしには無縁の場所のようですが……

そしてつい最近投稿されたインスタの画像がこちらです。乃木坂46の五期生、現役藝大生としても知られる池田瑛紗のインスタです。乃木坂加入前に、自分と同じ名前の場所を訪れた時の写真だそうですが、これってあたしの勤務先のすぐ近くです。JR御茶ノ水駅から勤務先へ向かうルートです。毎日のように通っている場所です。

そんなところに乃木坂メンバーが出没していたとは驚きです。もちろんこのときの池田瑛紗は加入前ではありますが、それでもこんなところを歩いていることもあるのですね。そして御茶ノ水と言えば、遠藤さくらも公式YouTubeの企画で神田明神から神保町界隈を散歩していて、この池田坂よりもさらにあたしの勤務先に近いところを歩いていました。

もっと注意力を鋭敏にして、周囲をよく観察していれば、芸能人を見つけることができるのかも知れないですね。もちろん何かの撮影をしているところに通りかかったことは何度かありますが、どんな芸能人がいたのか、そもそも何の番組の撮影だったのかもわからないことがほとんどですが。

こう考えると、確かに東京は芸能人に会える、会いやすいとは言えるのかもしれませんね。

泣く子と地頭ではなく、線状降水帯には勝てない?

9日、10日の二日間、福岡で乃木坂46のコンサートが行なわれます、否、行なわれたと言うべきでしょうか。少なくとも昨日の9日は無事に行なわれたようです。現在も二日目のライブが行なわれていると思うのですが、SNSの実況などを見ていないので、実施状況はわかりません。たぶんやっているのでしょう。

どうしてこんなことを書くかと言いますと、もちろんあたしが乃木坂46のファンであるというのも大きな理由ですが、天気予報を見ていると福岡はとてもコンサートなどをやっているような状況ではないと思えるからです。ちょっと雨が強いなどと言うレベルではないような予報がされていますし、既にそんな映像もテレビで流れています。

乃木坂46のコンサートは屋内会場だからよいとしても、ファンの人たちが無事に会場へ来られるのか、そして無事に帰宅できるのか。既に福岡入りしているメンバーは問題ないとしても全国からやって来るファンが会場にたどり着けないようではコンサートは成立しませんから。

そして福岡でのコンサートが終わったらメンバーは最終で帰京するのか、あるいは一泊して明日の朝帰京するのか、あたしにはわかりませんが、どちらにせよ、やはり雨が、それも豪雨が心配な状況ですね。

なんと2点も

本日の朝日新聞読書欄、予告どおり『ナチ時代のドイツ国民も「犠牲者」だったのか』が載っていました。

考えてみますと、あたしの勤務先ってドイツ史の本が比較的多いですね。今月後半には『ホロコーストを知るための101の質問』という新刊も刊行になりますし、そもそも上下巻の巨冊『ヒトラー』なんていうのも刊行しているくらいですから。

ところで本日の読書欄は上記だけでなく、新書の紹介コーナーで文庫クセジュの新刊『環境地政学』も取り上げていただきました。地政学と名の付く書籍はこの数年非常に多くなっていますが、環境と地政学というのはこれまでなかったのではないでしょうか。環境問題も現代社会では非常に大きく重要な問題ですから関連書籍の多いジャンルです。この両者が合わさった本書は、やはり気になる一冊なのではないでしょうか。

今日の配本(25/08/08)

ゲーテ「若きヴェルターの悩み」をドイツ語で読む[音声DL版]

林久博 監修

『若きヴェルターの悩み』は、ドイツの文豪ヨハン・ヴォルグガング・ゲーテの25歳の時の作品で、1787年に改訂版が刊行されました。青年ヴェルターが婚約者のいる女性シャルロッテに恋をし、その想いを綴った青春小説として現在でも広く読まれつづけています。今回の対訳では原書から58の場面を精選し、ドイツ語原文の語注や読解のポイントを添えてあります。

新聞記事から少々

二つほど、朝日新聞記事からご紹介します。まずは昨日の夕刊に載っていたものです。少し前にこのダイアリーでも取り上げた、10代がえらぶ海外文学大賞の記事です。

海外文学はなかなか売れないと言われるジャンルですが、だからこそ、こうやって頑張っている取り組みが紹介され、一般の方にも広まってくれると嬉しいなあと思います。

あとは、あたしの勤務先の翻訳作品も選ばれるようにすることですね。もちろん10代ばかりを狙って刊行するわけにはいかないですが、将来の読者として若い人たちにもっと海外文学を読んでもらえるようになればと思います。

続いては今日の朝刊です。鈴木忠志さんの記事です。このところ関係書籍が各社から出版されていまして、この後もまだ刊行予定があるようです。

そんな中、あたしの勤務先からも自伝『初心生涯』が少し前に刊行されたところです。これは日本経済新聞連載の「私の履歴書」を書籍化したものです。お陰様で、よい感じで売れています。この調子で伸びてくれればと思っています。

ちなみに、不勉強にして、あたしは鈴木忠志さんってこの企画が出るまで存じませんでした。一般の方には著名で、あたしだけが無知すぎたのか、そのあたりのところはよくわかりませんが、こういう記事で知ったという方もそれなりにいるのではないでしょうか。