本日、見本出しです。(6月16日配本予定)
フェアをいくつか……
昨日は、先週の関西ツアーで食べたものをご紹介しましたので、本日は各地の書店でやっていただいているフェアをご紹介します。
まずは、フェアではないのですが、京都大学生協ブックセンタールネに貼られていたポスターです。書籍の10パーセントオフが復活したという告知です。大学生協は、この数年、購入時に現金での割引きではなく、ポイント付加という方式が切り替わった店舗が多かったのですが、京大生協は現金割引も出来るようにしたわけですね。卒業が近い学生はポイントでもらっても使い道がないので、これはよい方法ではないかと思います。
続いては、同じく京都。河原町三条にあるMARUZEN京都本店で開催中の《ニューエクスプレス》フェアです。勤務先の編集部員がみずからエクスプレスでフィリピノ語を勉強した体験記、奮闘記をまとめた小冊子を無料配布しています。
このニューエクスプレス、現在はCD付ですが、徐々に音声ダウンロード版に切り替わっているところです。CD付の方がよいという方は切り替わる前に現行版をお求めください。
次は京都から大阪を飛び越えて兵庫、ジュンク堂書店三宮店の110周年フェアです。同店の2階フェアコーナーで大きく展開中です。
同店のフェアは、こちらが用意していたセットではなく、お店独自の選書となっていますので、リーフレット掲載の商品と実際に並んでいる証跡があっていない部分がありますが、その点はご勘弁くださいませ。
他にも、紀伊國屋書店梅田本店、大垣書店イオンモールKYOTO店でも110周年フェアが開催中なのですが、タイミング悪く写真を撮ることができませんでした。悪しからず。
で、これは自社フェアではありませんが、大阪のMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店で晶文社のフェアが開催中でした。文芸コーナーのエンド台です。あたしの勤務先はニワトリですが、晶文社はサイがイメージキャラクター(?)なんですよね。かつてのうちと同じように写実的なサイですが、110年を迎える頃にはぬいぐるみっぽいものに変わっているのでしょうか。愉しみです。
四期生版と五期生版を購入した2025年版の乃木坂46壁掛けカレンダー。6月はこの二人、柴田柚菜(四期生)と井上和(五期生)でした。タイミング的には選抜、アンダーそれぞれのセンターという組み合わせになるのでしょうか。
ちなみに、あたしは四期生ではゆんちゃん(柴田柚菜)が推しメンです。もう一度選抜に復帰することを心の底から願っています。歌唱メンとして運営からも認められているとは思うのですが、五期生に歌えるメンバーが多いため、いまひとつ殻を破れないでいますね。舞台とか演技仕事を目指すというのもよいのではないでしょうか。
京都グルメ?
関西ツアー中に、グルメと言えるかどうかわかりませんが、口にしたものをちょっとだけご紹介します。
まずはコンビニで見つけたほうじ茶です。この季節ですから水分補給は大事なので、飲み物を忘れるわけにはいきません。持ち歩きではジャスミン茶を持つことが多いですが、関西限定のようなので買ってみました。
取り立てて、味に特徴があるわけではありません。どこにでもあるほうじ茶です。ただパッケージが関西バージョンなだけのようです。
万博のキャラクターである、ミャクミャクがパッケージのあちこちに顔をのぞかせていて、どうも気持ち悪いです。でも世間では人気があるそうですから、わからないものです。発表された当初は、あたし同様、気持ち悪いと感じる人が大多数だったと思いますが、皆さん、慣れてしまったのでしょうか。
そして、やはりコンビニで見つけたまるごとバナナです。まるごとと書いてあるのにこれはミニで、バナナが2分の1使われているようです。これでは看板に偽りありでしょう。でもまあ、これくらいの方が、ちょっと小腹を満たすにはちょうどよいのかもしれません。
ところで、今回の関西ツアーは京都で宿泊したと書きました。これまではほぼ毎回、梅田界隈のホテルに泊まっていたのですが、万博の影響もあり、ホテルが取れませんでした。仕方なく京都で泊まったわけです。
とはいえ、ここ最近は阪急百貨店のデパ地下グルメにも飽きてきたので、ここらで違うデパ地下を開拓するのも楽しいものでした。
今回は京都駅前のホテルでしたので、行ったのはもっぱら京都駅の伊勢丹です。当然のことですが、うめだ阪急とはまるで異なるお店が並んでいます。そんな中で選んだのが写真の下鴨茶寮の松花堂弁当です。
実は五、六種類のお弁当が売られていたのですが、あたしが買いに行った時点ではこれともう一つしか残っていなくて、こちらを選んだという次第。次の機会があれば別の弁当も賞味してみたいものです。
そして最終日、帰路の新幹線車内で食べるお弁当として買ったのが肉のお寿司です。黒毛和牛のローストビーフ寿司です。
パッケージに「寿司」を「Sushi」と表記しているのはインバウンドを狙ってのことでしょうか。岩塩とタレも付いていて、それを上からかけていただきました。
パッケージを開けると、なかなかの大きさの握り寿司が五つ鎮座していました。お肉は柔らかく、四日間の労働をねぎらう意味で美味しくいただきました。こういう時には、熱い美味しいお茶などを一緒にいただきたいところですが、冷たいほうじ茶で我慢しました。あと、サラダなどの野菜も欲しいところですね。
さあ帰京の前に、もうひと仕事
火曜からの関西ツアーもの本日が最終日。やはり四日間ですと十分に回れない書店もありますね。まあコスパを考えると、取捨選択も必要なのですから、毎回訪問すべき書店と二回に一回訪問する書店という差があっても致し方ないところでしょう。都内近郊だって、毎週顔を出す書店と、月に一回、二か月に一回という差がありますから。
とはいえ、やはり旅費や宿泊費をかけて東京からはるばる訪れたわけですから、出来るだけ多くの書店に行きたいのが人情というものです。でも夜の7時、8時まで働くというのは避けたいですし、5時以降は書店も混雑時間ですから、うまいタイミングを見計らって訪問しないと迷惑をかけてしまいます。
と、いろいろ書きましたが、今日もまだからだが重いので、朝一番で栄養ドリンクを買って飲んでおこうと思います。あと、今回は大阪の宿が取れず京都に泊まっているのですが、実はこれが見えない負担になっているのでしょうか。次の出張では大阪のホテルが確保できるとよいのですが、万博終了後がよいでしょうかね。
今日の配本(25/06/06)
ロレンスがいたアラビア(上)
スコット・アンダーソン 著/山村宜子 訳
死後七〇年以上経った今日なお、トーマス・エドワード・ロレンスは二十世紀のもっとも謎に満ちた、毀誉褒貶相半ばする人物の一人であろう。本書はロレンスの評伝だが、けっして「聖人伝」ではない。第一次世界大戦中、ロレンスをはじめアラブ世界を舞台に暗躍した四人のスパイと彼らを取り巻く人間模様から、ヨーロッパ列強が中東という壺の中に手を突っ込んでかき回すさまを描いた歴史ノンフィクションである。
ロレンスがいたアラビア(下)
スコット・アンダーソン 著/山村宜子 訳
ロレンスほど有名ではないが、本書で重要な役割を果たす三人とは、表向きは大学講師だが、英国を欺くためオスマン帝国と共謀し、愛人のロシア系ユダヤ人医師を諜報活動に利用していたドイツのスパイ、K・プリューファー。ルーマニア系ユダヤ人の農学者で、オスマン帝国統治下のパレスチナで祖国建設のために奔走するシオニスト、A・アーロンソン。そして米東海岸の名門の出で、大手石油会社の調査員から米国務省の情報員に転身したW・イェールである。戦況によってめまぐるしく変わる彼らの立ち位置を丁寧に追い、今日の中東紛争の淵源となった時代を躍動感あふれる筆致で描いた注目の歴史大作。
ニューエクスプレスプラス シンハラ語[音声DL版]
野口忠司 著
紅茶や宝石にアーユルヴェーダ、そして8つの世界遺産で有名な「インド洋の真珠」スリランカ。北海道の8割くらいの大きさの国土に2つある公用語のうち主要なものが、印欧語族のシンハラ語。絵のようなまん丸の文字が特徴的です。かつて貝葉といわれる葉っぱに穴が空かないよう、鉄筆で文字をしるした名残で、独特の優美な字体になったそうです。日本語の助詞にもたとえられる多彩な格変化が修得のカギになります。
ニューエクスプレスプラス インドネシア語[音声DL版]
降幡正志、原真由子 著
東南アジア最大の面積と人口を擁するインドネシア。約13,500にもおよぶ島々に暮らす、多様な民族の公用語がインドネシア語です。ほぼローマ字読みで発音でき、日本人にも学びやすい言語といえます。ウルトラマンティガに含まれるtiga(数字の3)や旅行雑誌の名称にもなっているjalan(道)など、なじみのある単語も。sama-sama(一緒に)のような重複語が多いのも特徴です。スマトラ、ジャワ、バリ、カリマンタン……魅力あふれる島々に、まずは言葉から触れてみませんか?
風邪ではないと思うのですが……
今日は朝から体がちょっとだるかったです。腰が痛くて、たった二日の疲労がもうてきめんに表われているのでしょうか。だとしたら、年ですね。若くはないって証拠です。
風邪気味なのかしらと思ったのですが、寒気がするわけでもないですし、おでこを触っても冷たいくらいなので、熱があるわけでもないようです。とはいえ、熱があまり出ない風邪もあるかもしれませんし、そもそもきちんと体温を測ったわけではないので、あくまで当て推量です。
なんとか一日の仕事を終え、ホテルの湯船にお湯を張ってしっかり温まりました。明日はリポビタンDのような栄養ドリンクでも飲んでおいた方がよいでしょうかね。ひとまず、今夜はゆっくりと休みたいと思います。
あえて新大阪へ向かうわけ
関西ツアー中です。これまでのツアーでは、梅田のホテルに腰を落ち着けて、そこを起点に京都や兵庫へ足を延ばしていました。しかし今回は京都に泊まっています。京都を回るぶんにはよいのですが、基本は大阪、兵庫へ京都から繰り出すことになります。JR京都線はなかなかの混雑具合なので、特に京都へ戻るときに一日の疲れを倍加してくれるのです。
ところで、朝のJR 京都線、スーツケースを手にした、いかにも旅行客といった人がかなり乗っています。京都満喫し、次は大阪を満喫するのかなと思いきや、新大阪で降りる人がそれなりにいるのです。新幹線に乗るのであれば京都から乗ればよいのに、あえて新大阪へ来るとは、どうしたことでしょう。
としばらく三宮へ向かう京都線の中で考えていて思い当たりました。万博など大阪を満喫するのであれば、新大阪ではなく大阪まで行くでしょうから、これは違うでしょう。関空へ向かって帰国でしょうか。でも関空特急は京都からも出ているはずなので、これも違うでしょう。
いろいろ考えて思い至ったのは、新大阪から西へ向かう新幹線に乗るということです。もちろん京都からでも岡山行き、広島行き、博多行きなどに乗ればよいのでしょうが、新大阪始発の新幹線に乗ろうと考えたのではないでしょうか。たぶん、その方が少しだけ安上がりですし。
あとは、京都からでは乗れない、鹿児島方面へ向かう新幹線に乗ろうとしているのかも知れませんし、新大阪からのこだま号に乗りたいのかも知れません。とまあ、選択肢と言いますか可能性はいくつか考えられます。新幹線と聞くと常に東京へ向かうものと思い込んでいたあたしには新鮮な発見でした。
雨がやみません
関西に来ています。今日から四日間です。金曜日の晩に帰京します。
今朝、自宅を出る時、雨が降ったりやんだりで、なんとか傘は使わずに済みました。ところが到着した京都は強い雨が降っていました。午後に向けて雨はだんだんやんでくるという天気予報を信じていたのですが、結局昼過ぎには上がらず、夕方になってもまだパラパラと降っていました。
ところで、今日は京都を回っていたのですが、宿泊も京都です。大阪のホテルが予約できず、京都でなんとか取れたという次第です。以前ならばインバウンドの影響で京都の方が取りづらかったのではないかと思うのですが、万博が始まって大阪のホテル事情が悪くなってしまいました。
もちろん京都にしろ大阪にしろ、高い金を払うことが出来るのであれば泊まれるホテルはありますが、サラリーマンの出張ですから上限というのものがあります。上限を超えたら自腹になってしまいます。それだけは避けたいところです。ちなみに今日の京都は駅の地下街ポルタが全館休業で、いつもの混雑ぶりが嘘のように閑散としていました。
だったら切り花でよくないですか?
過日、生まれて初めて母の日にカーネーションを買ったということを、このダイアリーで書きました。その時のダイアリーでは、切り花ではなく、鉢植えのカーネーションを買ったと書きました。
さて、そのカーネーション、その後、見事に枯れてしまいました。
そして、母が鉢植えから出してみると、なんと根っこがなかったのです。さも鉢の中で根を張っていて、うまく育てれば来年以降も花を楽しめそうな雰囲気を装って、そんな期待を見事に裏切ってくれました。
だったら、最初から切り花の方が買ってきたのに、と思います。世の中の母の日、多くのカーネーションが売られていて、切り花の一輪が大多数だと思いますが、こういう鉢植えのカーネーションも少なからず売られていたと思います。それらの鉢植えカーネーションもすべて根っこのないカーネーションだったのでしょうか。
ちょっと「金、返せ」と言いたい気分です。
2025年5月のご案内
2025年5月に送信した注文書をご案内いたします。
まずはいつもの「今月のおすすめ本」です。そして今月も語学辞典のご案内です。またこの数ヶ月、映画「トワイライト・ウォリアーズ」の影響で売り上げが急進している「ニューエクスプレスプラス 広東語」、さらに今年も劇団四季のミュージカルが上演される「カモメに飛ぶことを教えた猫」のご案内です。
ついで新刊「復讐には天使の優しさを」の刊行に合わせ、ディネセンの「夢みる人びと」の重版が決まったので、そのご案内です。そして毎月恒例の「今月のおすすめ本[語学書]」です。またこの夏は都議会選挙と参院選が控えているので、選挙関係の書籍もご案内しました。
選挙関連書籍でもご案内した「ポピュリズムの仕掛人」が二回目の重版となりましたので、そのご案内です。また下巻刊行を前に「革命と内戦のロシア1917-21」の上巻も重版が決まりました。さらに現代史アーカイヴスの「アメリカを変えた夏1927年」の重版も決まりましたので、こちらもご案内しました。