いま注目すべきはハンガリー語か、ヒンディー語か?

今年のノーベル文学賞にハンガリーの作家クラスナホルカイ・ラースローが選ばれましたが、邦訳が手に入らないので他のハンガリー作家の文学作品やハンガリーそのものに対する関心が高まっているように感じます。

それを見越していたのかはわかりませんが、来月上旬に『ニューエクスプレスプラス ハンガリー語』の音声ダウンロード版が刊行となります。現代品切れとなっているクラスナホルカイ・ラースローの唯一の邦訳作品を手掛けた早稲田みかさんが著者の語学書です。ハンガリー語というのは語学マニアの方からも支持の高い、面白い言語だそうですので、関心や興味を持たれた方は是非。

と、そんな風にハンガリー語を推すべきかと思っていたところへ、突然は逝ってきたニュース。なんと人気アイドルグループ、乃木坂46の40枚目シングルのタイトルが「ビリヤニ」だと発表されました。ファンの間では「ビリヤニって何?」という声と共に、「インド料理のビリヤニのこと?」という声が沸き起こりました。

インド料理のビリヤニ、つまりヒンディー語ですね。実は上記ハンガリー語の語学書と同日の発売なのが『ニューエクスプレスプラス ヒンディー語』なのです。そして来月下旬には『パスポート初級ヒンディー語辞典』という日本初の、ヒンディー語の学習辞典の刊行も予定されています。

となると、乃木坂46人気にあやかってヒンディー語を推すべきなのでしょうか? いや、営業としてはどちらかではなく、どちらも推していくべきですね。来月は語学に追い風が吹いているはずです!