今年もオタ活スタートです!

物価は上がるのに給料は上がらない、実質賃金の伸びはずーっとマイナス、そんな現実からの逃避として多くの人がオタ活に奔っているのではないでしょうか。そんな気がします。ただこの行動、いざ冷静になってみると、結局ますます困窮の度を深めることになっているわけで、オタ活に奔る前に、まずは自分の生活を健康で文化的な最低ラインにしないとならないはずなのですが……

わかっちゃいるけどやめられないのがオタ活のオタ活たる所以でしょう。あたしも同様です。

そして七年ぶりと言われる、乃木坂46のニューアルバム「My respect」を落手しました。あたしが購入したのは「完全生産限定盤」です。大きさとしては、かつてのVHSビデオパッケージのようです。

紫を基調としたデザインは、いつもの乃木坂46です。一応、「オリジナルアルバム」と謳っているようですが、大半は過去のシングルとカップリング曲ではないでしょうか。特典映像が付いているとはいえ、これって「オリジナル」と呼べるのでしょうか。あたしの感覚では「ベストアルバム」と呼んだ方がよいように思います。

前にも書いたかもしれませんが、日本の歌手、たぶんアイドルが主なのだと思いますが。シングルを数枚リリースすると、それを収録し、新曲も何曲か加えてアルバムを発売するのが一般的なような気がします。

でも、あたしがよく聞いていた80年代の洋楽アーチストはまずアルバムをリリースし、そのアルバムをひっさげてツアーを行ない、アルバムからシングルカットを何枚かリリースする、というのが一般的だったように記憶しています。日本とは真逆だなあと感じたものです。

それはさておき、午年の2026年もスタートし、オタ活初めとしては乃木坂46のニューアルバム、そして雑誌『日経エンタテインメント!』の乃木坂46特集号の購入です。日経の特集号はこれで何年連続でしょうか。今年は(今年も?)クリアファイルが付いていましたが、セブンネットショッピングではアンダーメンバーのクリアファイルが付いていたので、そちらも購入しました。

こうやって同じ雑誌を二冊買わせるのですよね。なかなか巧い商売です。だってクリアファイル、メンバーが印刷されているのは片面だけですから、両面に印刷すれば選抜とアンダー、一枚で収まったはずですから。そうしないところが、出版社の抜け目のなさだと感じます。

年が改まったわけですから……

わが家の玄関先に、シマエナガの置き物があるということはずいぶん前にこのダイアリーに書きました。シマエナガだけでなく、百均で買った観葉植物、もちろん造花も一緒に飾っていたのですが、だいぶくたびれてきたのでリニューアルすることにしました。

それが一枚目の画像です。

盆栽のような松と左側はよくわかりません。観葉植物であることは間違いないのですが、植物に詳しくないもので、何という植物なのかはわかりません。

右側の松の方は、いかにも盆栽っぽく作られていますが、もちろん今後育つこともなければ、枝の剪定に木を使うこともありません。ずーっとこのままです。ちなみに、以前の観葉植物はこちらをご覧くださいませ。シマエナガも長き星霜のため薄汚れたような気がします(汗)。

そんな三連休の最終日、国分寺のマルイでスイーツを買ってきました。今年一発目はタカノです。買ったスイーツは二枚目の画像になります。

やはりタカノですから、季節のフルーツを使ったスイーツが食べたいなあと思いまして選んだ次第。

左がイチゴを使ったスイーツ、「あまおうフレーズ」です。そして右側がメロンを使ったスイーツ、「宮古島メロンのショートケーキ」です。前者3月31日まで、後者は1月31日までの期間限定商品です。

メロンの方は年が明けてからの新商品ですので、販売期間が短いですね。メロンの仕入数が限られているからなのでしょうか。どちらも価格は1,000円(税込で1,080円)とちょっとお高いスイーツですが、新年最初のスイーツなので頑張って奮発してみました。

西では詳注本、東では注疏本?

あたしの勤務先が季節ごとに発行しているPR誌の最新号。連載記事「本棚の中の骸骨」は詳注本について書かれています。「詳注」という言葉は見てのとおりで理解できますが、記事を読んでみますと、『詳注アリス』(亜紀書房)をはじめとした膨大な注釈を備えた詳注本が紹介されています。

古典作品に注釈というのは無くてはならないもの、あって当たり前の存在だと思ってきました。あたしが学生時代に専攻していた中国の古典にも大量の注釈が施されています。同記事にも

文化的背景を掘り下げ、言葉遊びや謎々を解きあかし、深読み、斜め読み、時に遊び心に満ちた脱線をまじえつつ、そのひとつが作品論にもつながる

と書かれていて、まさしくそのとおり、本文を読んでいるのか注釈を呼んでいるのかわからなくなることすらあります。こういう注釈について話題になると思い出すのが岩波文庫の『孟子』です。

写真を見ておわかりのように、岩波文庫で上下本、二冊の『孟子』なのですが、下巻が上巻の倍くらいの厚さがあります。これについては下巻のあとがきで

この「上巻」の簡略な結論だけの記載法に対して友人や読者などより強い要望もあるので、「下巻」では結論だけではなく、一般の通説や異説などもかなり詳しく載せ、且つ必要に応じて訳注者の私見も述べて、読者の理解の便に供することにした。

と書かれていて、さらに「もしできることなら、適当な機会に「上巻」の方も若干注を増し加えて「下巻」と足並みをそろえたいものである」とも書いてあります。ただ残念ながら訳注者がその後亡くなり、上巻に手を加える機会がないまま今に至っているというわけです。

さて上掲の『詳注アリス』の詳注具合がどんなものなのかは出版社のサイトに数ページのサンプルが見られるようになっているのでご覧いただければと思いますが、中国の場合はこんな感じなんです、というのをご覧に入れましょう。それが二つめの画像です。

『書経』(しょきょう、尚書(しょうしょ)とも呼ばれます)の冒頭部分です。最初の三行はタイトルや編者名で、その次からが本文になります。まずは『尚書』の序文です。

ところが「尚書序」と書かれた後、細かい字で、一行を二行に割って書かれているのが注です。本文一行目の下の方に「疏」という大きな文字が見えますが、その上までが注になりまして、「疏」から後はその注を更に補って解説したもののことを言います。両者を合わせて中国古典では「注疏」と呼びます。本文だけでなく、注も疏も掲載されているテキストを注疏本と読んだりもします。

上段の最後の方にまた大きな文字で「古者……生焉」とあるのが本文で、そこからまた注と疏が始まります。なんと下段はほぼ疏だけで終わっています、否、まだ終わっていません。実は次のページの上段もほぼ疏で占められているのです。

またもや「本棚の中の骸骨」に戻りますと、『アリス』以外にもちくま文庫の『シャーロックホームズ全集』、作品社の『黒死館殺人事件』などいくつかの作品が詳注本として挙げられています。当たり前と言えば当たり前ですが、古典作品のみならず本文に注釈を付けるのは中国の専売特許というわけではありません。西洋にだってそういう文化、伝統があってしかるべきです。しかし、今まであたしの視野にはまるで入ってきていませんでした。

ちなみに、中国の方に目を向けますと、法蔵館から『中国注疏講義』などという本も刊行されています。注疏という者がどんなものか、注疏を活用したテキストの読み方が説かれています。

中国古典を学んだことがある人であれば『十三経注疏』を皮切りに、『通志堂経解』『皇清経解』といった書名を聞いたことがある人も多いでしょう。中国の場合は、もちろん著作を上梓する學者もたくさんいますが、伝統的に古典テキストに注を付すことで自分の考えや解釈を開陳するというのが一般的なので、ここまで注や疏がたくさん生み出されてきたようです。

2026年1月12日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

奴隷ではなくて土鈴!

「どれい」と聞くと、多くの人は「奴隷」だと思うことでしょう。あたしだって、前後の脈絡がなければ、ほぼ百パーセント「奴隷」のことだと思ってしまいます。

しかし、今回の「どれい」は「奴隷」ではなく「土鈴」です。この画像は今年の干支、馬の土鈴です。近所のスーパー、いなげやでもらいました。

いなげやは毎年、年始め、初日の営業日に先着で土鈴を配布しているのです。今年も1月2日の朝一番で買い物に行き、レジで会計をした時にいただきました。一家族一つまでです。

ほぼ毎年もらっているので、昨年は巳年の土鈴をわが家で飾っておりました、テレビ台のところに。その場所のオブジェが1月2日から主役交代、ヘビからウマになりました。

こういうもの、タダだからなのでしょうか、あるいはうちの近所の住民の年齢層が高いからなのでしょうか、意外ともらいたがる人が多いようです。あたしがいただいた時も、まだ10時の開店から30分程度でしたが、土鈴のストックはずいぶんと少なくなっていました。

バックヤードにもっともっとストックが積んであったのか、あるいは近所のいなげやの割り当て分が極端に少なかったのか。正確なところはわかりません。と、いまさらながらの正月話でした。

マルシェ

今日は、勤務先でマルシェでした。明日もあります。

あたしは本日のレジ当番でした。こういうイベント参加は久しぶりでしたが、なかなかの盛況でした。やはり天気がよかったのが幸いしたのでしょう。来てくださった方には感謝しかありません。

さあ、明日はあたしは当番ではないので不参加ですが、三連休の中日は果たしてどんな感じになりますでしょうか?

成人式か、二十歳の集いか?

乃木坂46の二十歳のメンバーによる成人式が乃木神社で行なわれたようです。既にネットにはたくさんの情報があふれています。

今年は五名ですね。五期生が三人、六期生が二人です。加入前に成人を迎え、乃木坂46のメンバーとして成人式に臨めなかったメンバーもいるでしょうが、乃木神社でのセレモニーは、やはり改めて乃木坂46のメンバーだと自覚を持つ場でもあるようです。

多くの記事に書いてありましたが、成人の年齢が18歳になったとはいえ、乃木坂46は例年どおり二十歳でお祝いをするのが恒例です。なので成人式とは呼ばず、二十歳の集いと呼ぶのがよいのか否か、微妙なところです。世間一般の成人式は何歳でやっているのでしょう。

そしてもう一つ気になることは、日向坂46と櫻坂46の二十歳のメンバーはどこかでこういうセレモニーをやっているのでしょうか、AKB48は神田明神だったはずですが、今もやっているのでしょうか。

話は戻って乃木坂46のメンバー、恒例の「何々世代」は「パカラッパカラッ世代」だそうです。今年は午年だからということだそうですが、彼女たちは午年ではないですよね。それなのに「パカラッパカラッ世代」でよいのでしょうか? ちょっと疑問です。

なんだかんだ言ってもシノワズリ

ふだん、何かしらの賞を受賞した本というのは、あたしが天の邪鬼だからということもあって、読もうという気が起こらないものです。もちろん既に読んでいた本が賞を受賞したとあれば、「自分には先見の明があったものだ」と自慢したくなってしまいますが(汗)。

そんなあたしですが、たまたま書店回りをしていたところ、馴染みの書店員さんが新刊を出している場に出くわしてしまいました。並べていたのがこちらの本、『最後の皇帝と謎解きを』です。「このミステリーがすごい!」大賞受賞と書いてあります。

上述のとおり、ふだんのあたしであれば、こんな賞を取った小説をあたしが買うわけがありません。ただ今回ばかりは中国清朝が舞台ということなので食指が動きました。

少し前に『親王殿下のパティシエール』という本を楽しく読んでいたので、また清代が舞台であれば面白いかなあと思った次第です。ただし『親王殿下の……』が乾隆帝の時代を舞台としているのに対し、本書は最後の皇帝ですから宣統帝溥儀の時代ですね。オビに書いてあるとおり日本人も暗躍している時代です。ミステリーや謎解きは好んで読んだりするわけではありませんが、ひとまず枕元に置いておくことにします。

ちなみに「清朝の中国が舞台ですね」という意味で書店員さんに「しんちょうなのね」と話しかけたら、「新潮じゃないよ、宝島だよ」と返されました。あたしが「新潮社」の本だと言ったと思われてしまったようです。「しんちょう」と言ったら、この業界では誰だって「新潮社」のことをイメージするでしょう。あたしのように「清朝」をまず思い浮かべる人はいませんよね。

そう言えば、辛亥革命後の中国が舞台ですが、『真夜中の北京』という本も、タイトルと時代、舞台に惹かれて買って読みました。

2026年1月8日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー

今日の配本[26/01/08]

ニューエクスプレスプラス オランダ語[音声DL版]

川村三喜男、佐藤弘幸 著

街を流れる運河と水車が美しい国のことば。オランダとベルギー北部(フランドル)の公用語。芸術やスポーツ、ビール、食べ物など魅力あふれる街角で、Dag!「こんにちは!」。

ニューエクスプレスプラス 現代ヘブライ語[音声DL版]

山田恵子 著

現代ヘブライ語は、古典ヘブライ語から復活を遂げ、19世紀にユダヤ人の国作り運動「シオニズム」の台頭とともに日常語として再生された言語です。イスラエルの公用語で、アラビア語と同じセム語族。イスラエル文化とユダヤの古典への入り口であると同時に、広い中東地域の言語文化の世界に連なっているとも言えます。

ニューエクスプレスプラス ペルシア語[音声DL版]

浜畑祐子 著

古くから豊かな詩の文化を育んできたペルシア語は、現在イラン、アフガニスタン、タジキスタンを中心に広く話されています。7世紀半ばからのイスラーム帝国支配によりアラビア文字が採用され、借用語も多く見られますが、アラビア語とはまったく異なる系統の言語です。