本日配本の海外文学は韓国の作品です。しかも上下本(並べるとカバー画が繋がります)。なかなかのボリュームで、読み応えがありそうです。『マテニ10号』をよろしくお願いします。
韓国文学と聞くとノーベル文学賞を受賞したハン・ガンを筆頭に、日本では圧倒的に女性作家ばかりが紹介されています。それはそれで韓国文学の特色なのでしょうし、日本の読者の求めるものに沿った出版傾向なのだとは思います。
とはいえ、第一回日本翻訳大賞を受賞した『カステラ』の著者は男性作家のパク・ミンギュですし、韓国文学であたしがお薦めの『こびとが打ち上げた小さなボール』も著者は男性です。ですから、個人的にはもっと韓国男性作家の作品も日本に紹介できたらなあと思っていたのです。
話は戻って『マテニ10号』ですが、なんとWikipediaに「朝鮮総督府鉄道マテニ形蒸気機関車」という項目があるのです。詳しいことはそちらをご覧ください。「マテニ」の「ニ」は「2」なんですね。「デゴイチ」の「ゴイチ」が「51」なのと同じことでしょうか。
ところで、こんなきれいな装丁の本を買いました。詩のアンソロジーです。詩って嫌いではないですが、あまり読むことはないので、たまにはと思って買ってみました。
紀伊國屋書店で買ったのですが、そのレシートには同書著者によるメッセージが入っておりました。同書を購入したレシートにのみ入るのか、それともすべてのレシートに入っているのか、そこのところはわかりません。
それにメッセージがこの一種類だけなのか、他にも何種類かあってランダムに出力されているのか、それもわかりません。著者の手書きをスキャンして取り込んだものだということはわかりますが。
あたし、詩や詩集を読む機会は少ないですが、歌詞の中のフレーズで好きなところ、気に入ったところを書き留めたりすることはあります、学生時代には沢田聖子ちゃんの歌詞がほとんどでしたが。