スターは誕生したのか?

日本テレビ系で放送されている「乃木坂スター誕生!」のブルーレイが少し前に届いていました。これで四つ目、たぶんこれが最後なのだと思います。

もともとは乃木坂46の四期生でスタートした同番組。冠番組の「乃木坂工事中」と異なり、メンバーの歌声が聞けるので、工事中とは別の楽しみがあります。

歌が得意なメンバーが、この番組で活躍することもしばしばで、メンバーの歌唱力向上にそれなりの貢献をしていたのではないかと思います。四期生の後は五期生が引き続き「新・乃木坂スター誕生!」として、さらに「超・乃木坂スター誕生」となりました。

今回届いたブルーレイは、その「超・乃木坂スター誕生」で、全部で第四弾まで発売されている、その第四弾です。「新・乃木坂スター誕生」のブルーレイも第四弾まで出ていましたので、五期生だけで8本出ているわけですね。

結構長く続いている番組です。コロナ前、四期生の当初はロケを中心としたコント番組のようでしたが、途中から、たぶんコロナの影響もあってスタジオでの歌唱番組に変わったのだと思います。

そして現在は「乃木坂スター誕生SIX」として六期生が出演しています。個人的には、五期生はそれなりに歌えるメンバーが多かったという印象ですが、六期生はまだまだこれからだなあと感じます。

ライブの経験も大切ですが、こういう番組で経験を積んで行くことも大事だと思います。アイドルとはいえ、それなりに歌えないとダメでしょうから、よい経験のできる番組でしょう。この番組を長いこと見てきて、柴田柚菜、林瑠奈などの歌唱力の高さに驚かされましたし、六期生では海邉朱莉が注目株ですね。

地政学的に非常に興味深いですね

今年も営業日としてはあと数日です。年内の新刊は明日配本の三点で終わりですが、年明けに配本される新刊三点の見本が出来てきました。それがこちらです。

あたしの勤務先の諸外国語シリーズ《ニューエクスプレスプラス》の音声ダウンロード版です。1月はオランダ語、現代ヘブライ語、ペルシア語の三点です。

「おお、そうか、そうか。この三点ね」と思いつつ、よく見てみると地政学的に非常に興味深い言語です。ひとまずオランダ語はおくとして、現代ヘブライ語はイスラエルの公用語、ペルシア語はイランの公用語です。イスラエルとイラン、中東で対立する二大国ではありませんか。そんな両国で使われている言語の語学書を同時に刊行するなんて。

もちろん、取り立てて意味があるわけではなく、たまたま偶然の結果です。そんな地政学的な意味を考えて刊行するなんて、そうそうできるものではありませんし、そんなことで刊行の順番を縛っていたら続かなくなりますので。