お試しサイズ?

ふだん日本酒を買う時、よほどのことがない限り一升瓶では買いません。そんな大きさでは冷蔵庫に入れておけないからです。基本的に日本酒を冷やして飲む、あるいは冷酒専門のものばかりを飲んでいるので、封を開けたらなおさら冷蔵庫に入れておかなければなりません。そうなるとおのずと瓶のサイズにも制限がかかってきます。

というわけで、いつも買っているのは720mlの瓶です。それだと冷蔵庫にも入れることができます。一升瓶の方が割安になるのはわかっていますが、そうなるとワインクーラーのようなものを用意しないとならなくなりますが、別にそこまでして晩酌をしたいほどではないので……

そんな中、今回は更に小さい300mlの日本酒を買ってみました。どんな味なのか、お試し的に飲んでみようと思った次第です。それに一つ1000円以下と安いのも魅力です。

まずは先日旅行に行った金沢の酒、加賀鳶です。これは東京でもよく見かけるなあと思っていましたが、特に意識して飲んだことはありませんでした。加賀鳶にもいろいろな種類があるようですが、今回試してみるのは「極寒純米 無濾過・生」です。

続いては、梵と書いてBORNと読ませるのでしょうか、福井の日本酒、です。純米大吟醸の梵純粋という種類です。大吟醸に特にこだわりがあるわけではありませんが、商品棚に書いてあった紹介文で美味しいのではないかと判断しただけのことです。

今回は三本買いましたが、最後が山梨の七賢です。七賢は、これまでに何回か飲んだことがありますし、山梨の蔵まで買いに行ったこともあります。信玄餅で有名な金精軒の向かいにあるのです。今回のは季節限定のひやおろしです。

七賢は、その名の由来ともなっている七賢人シリーズがあるのですが、まだ二つしか飲んだことがありません。いつか七人すべてを制覇したいものです。

地元愛はあるのか?

もうあと数年で還暦を迎えようというあたしですが、現在住んでいる小平市が人生で一番長く住んでいるところになります。だから一番愛着があってしかるべきなのですが、あまりそういう感情は湧きません。

もちろん嫌っているというわけではありません。むしろそれなりに親しみは持っているつもりです。それでも、小学一年生から大学四年生まで住んでいた杉並区に対して愛着と言いますか、自分の育った街という気持ちを持っているのも事実です。やはり多感な時期をそこで過ごしたというのが大きいのでしょう。

とはいえ、くどいようですが、小平に愛着がないわけではないので、JR国分寺駅のマルイで小平産クラフトビールが売られていたので、ついつい買ってしまいました。ただ、あたしは晩酌にビールを飲むことはないので、これはビール好きな妹夫婦のために買ってやったものです。

ちなみにこのビール、「「幻の果実」と呼ばれるポポーを使った小平発のクラフトビール」なのだそうです。今年の2月ころに完成したビールのようです。ネットを検索すると情報がヒットします。味がどうなのか、妹夫婦が飲んだら聞いてみようと思います。

今日の配本(25/10/08)

ニューエクスプレスプラス 古典ヘブライ語[音声DL版]

山田恵子 著

人類の遺産である旧約聖書のことばを文字から学びます。例文はすべて旧約聖書からの引用。原典を味わう第一歩が踏み出せます。

ニューエクスプレスプラス フランス語[音声DL版]

東郷雄二 著

ヨーロッパやアフリカでも広く使われる、思想や芸術、文化を育む国際語。美食、ワイン、映画、モード……さあ、人生を謳歌しよう!

ニューエクスプレスプラス スペイン語[音声DL版]

福嶌教隆 著

スペインや中南米、アメリカ合衆国などで6億人近くが話す国際語のスペイン語。発音も日本人向きです。世界中にアミーゴを作ろう!

脱線しながら?

書店回りをしていたら、店頭でシェイクスピア関連の書籍を集めたフェアをやっているのを見かけました。その棚のところに置いてあったのが画像の小冊子(パンフレット)です。

北村紗衣さんのセレクションによる「シェイクスピアを楽しむためのブックガイド」です。頭には「脱線しながら」とまで書いてあります。

シェイクスピアの翻訳はいくつか出ていますが、ちょっと視点を変えた選書になっています。朝日出版社から発売された北村さんの『学校で教えてくれないシェイクスピア』刊行記念のフェアのようです。

選ばれている16冊の中に、あたしの勤務先の『シェイクスピア劇を楽しんだ女性たち』も選ばれています。これは北村さんの著作になります。

選択ミスだったのかもしれない

くどいと言われるかも知れませんが、金沢旅行のお話。まだ書いていなかったことがあるので追記します。それが一枚目の画像です。

金箔が有名な金沢だから、金箔入りの入浴剤をお土産に買ってきたと言いたいのでしょ、と言われると半分は合っていて半分は間違っています。この入浴剤、買ったのではなくもらったものなのです。

二日目のお昼は金沢駅前の料理旅館金沢茶屋でいただいたと書きましたが、そこでアンケートにご協力くださいと言われ、アンケートはがきを渡されたのです、母とあたし一枚ずつ。投函するのも面倒なので、その場で書いた渡したところ、母とあたしそれぞれに一つずつ、この入浴剤をくれたという次第です。

二つもらったので、一つは妹家族のところへおみやげを送る荷物の中に入れてやりました。そして残った一つを、この週末にようやく使ってみたのです。この入浴剤は和倉温泉の加賀屋箔一がコラボして作った商品のようです。お風呂に入れると水面に小さな金箔が浮いていました。これがお肌にどんな効果を及ぼすのでしょうか。ローズの香りもとてもよかったです。

話は変わって、数日前に買ったカサネオのミルクレープの話。また買ってきました。こんどは北海道純生ミルク(右)とキャラメルマキアージュ(左)です。

あたしは純生ミルクを食べたのですが、牛乳を食べているような味わいでした。個人的には、もう少し甘いものを期待していたので、ちょっと肩透かしを食らったような気分です。母はキャラメルの方を美味しくいただいたようです。そっちの方がよかったのかしら? あたしは選択を間違えましたかね。

美味い日本酒と初披露の会

先日の金沢旅行で日本酒を買ってきたのですが、まずは萬歳樂をきれいに飲み干しました。720mlですので数回で飲み終わってしまいますね。

そして昨晩はもう一本買ってきていた日本酒を開けました。それがこちらの「純米吟醸 泉」です。この「泉」は「いずみ」ではなく「せん」と読むようです。

金沢の夕食の席で飲んだのは「神泉」という日本酒でしたが、それとは異なるお酒です。「神」は竹内酒造のお酒で、「神泉」は小松市の東酒造のお酒になります。ちなみに「萬歳樂」は小堀酒造で、金沢ではなく白山市の会社だそうです。金沢で飲んだもう一種類、「手取川」は吉田酒造になり、これも白山市の会社です。

そんな「泉」を飲みながら、昨晩はLeminoで配信されていた乃木坂46六期生の「乃⽊坂46 初披露の会」を視聴しました。4月に行なわれた初披露の会の模様をそのまま配信したのではなく、スタジオに六期生と当日司会を務めた梅澤美波(キャプテン)、菅原咲月(副キャプテン)、そして現地で客席から見ていたという五期生の小川彩で初披露の会のVTRを見ながら感想などを語り合うという趣向でした。

六期生は現在とあまり変わっていない子もいましたが、垢抜けた子がほとんどですね。ただ当時の方が素朴でよかったのではないかと思える子も数名いましたが、それは年寄り目線というものでしょうか。そして現在休業中の小津玲奈が元気にパフォーマンスしていたのがなんとも言えませんでした。それにしてもこの番組、全国ツアーが終わった後に収録したのかツアー前だったのか、そのあたりもちょっと気になりました。

紙媒体は賞味期限切れ?

雑誌が売れなくなった、新聞を購読している家庭が減っていると言われて久しいです。雑誌の退潮はこの業界にいれば誰でも知っていることでしょう。新聞も、わが家の近所で購読しているのは数軒だけだと思います。

本も売れなくなったとはいえ、まだ踏ん張っていますが、新聞・雑誌などの情報系はスマホなどで閲覧するネットに押され、先の見通しは相当厳しそうです。ネットでは得られない情報を提供できないとダメなのでしょう。

そんな中、数日前の新聞に「図書新聞」終刊のニュースが載っていました。来年の3月まで、年度末の区切りで幕を下ろすのでしょう。

そして本日の紙面には「日本古書通信」が年内で終わるというニュースが載っていました。どちらも業界紙的なもので世間一般的な広がりはないものの、それだからこそ業界内ではしっかり購読されていたと思うのです。それが終わってしまうとは……

売れる売れないとは別に、紙媒体で作り続けるための経費(紙代、印刷代、配達費など)が高騰し、採算が合わなくなってしまったのでしょう。しかしウェブ版もやめてしまうとは残念です。

そう言えば朝日新聞も、土曜の夕刊が先日からなくなりました。これだけの人口を抱える東京ですら夕刊をやめるというのは紙媒体全体がオワコン化していることの第一歩なのでしょう。この波が書籍にまで波及するのに、あとどれくらいの時間が残されているのでしょうか。

2025年9月のご案内

2025年9月に送信した注文書をご案内いたします。

   

9月は同報ファクスが非常に少なめで、四回しか送信しませんでした。そのうち二つは毎月恒例の「今月のお薦め本」です。またNHK語学テキストの10月号に各言語の広告を掲載しましたので、そのご案内、そしてノーベル文学受賞から一年になっても売れ続けているハン・ガンをご案内しました。

あらためて店それぞれだと思いました

営業回りの帰路、JR国分寺駅ビルの通路にスイーツショップが出店していました。国分寺駅はセレオやマルイの中で期間限定ショップがしばしば出店しているのですが、こんかいはこちらでした。

この画像でわかりますでしょうか。ショートケーキではありません。拡大すればわかりますよね。ミルクレープです、あたしの大好きな。

というわけで、わかりやすいようにほぼ真横からも写真を撮ってみました。出店していたショップはカサネオというお店です。寡聞にして、あたしは知らなかったお店ですが、ミルクレープが並んでいたので、すぐに立ち止まってしまいました。

ミルクレープは、以前はコージーコーナーのをよく食べていましたが、コージーコーナーが国分寺にはなく、近い場所には店舗がないので、ここ数年食べる機会がなくなっていました。時々スーパーやコンビニのスイーツコーナーに出ていることがありますが、やはりコージーコーナーのとは味が違うなあと、ちょっと不満に思っていたのです。

そんなミルクレープ・ロスなあたしでしたので、買わないという選択肢はありません。ただ、何度も書いているように母が生クリームはあまり好きではないので、あたしは「はじまり」という一番オーソドックスなもの、母にはチョコレート味を選びました。

他にもいくつかめにゅーはありましたので、出店している期間中にまた買いに行きたいと思っています。母には次は何を選びましょうかね? それにしてもスーパーやコンビニとコージーコーナーを比べるのは問題外としても、お店によってミルクレープも味が異なりますね。ここのは皮がしっかりしている食感でした。

昔の名前で出ています?

もう行ってきて一週間になろうというのに、相変わらず金沢旅行のことばかり書いているので、ここらで心機一転、ちゃんと仕事をしていることを示すかのようなことを書きたいと思います。とはいえ、先週の今ごろは金沢で兼六園にいたのか、夕飯を食べに行く前でのんびりしていたのか、などと思い出してしまうのは致し方ないところです。

というわけで、業界のニュースでも大きく取り上げられているのでご存じの方も多いかと思いますが、東京の啓文堂書店府中本店が紀伊國屋書店府中店に変わりました。

啓文堂書店がチェーン全体で紀伊國屋書店になったので、それに伴う屋号変更の第一弾です。よりによって啓文堂書店の本である府中本店が一番最初に変わるとは驚きです。それを記念してなのでしょうか、同店で紀伊國屋書店のフェアが行なわれていました。

意外と知られていないのかもしれませんが、紀伊國屋書店は本屋ですが、出版社でもあるのです。その出版社としての紀伊國屋書店のフェアです。

そのお隣では晶文社のフェアが大きく開催中です。創業65周年のフェアなのですかね。並んでいる書籍全点にポップが付いていますし、既に売り切れてポップだけが置かれているアイテムも散見されました。

それにしても紀伊國屋書店府中店と言えば、かつて存在したのをご存じの方はいらっしゃるでしょうか。府中駅の南口、現在は喜久屋書店が入っているビルが、かつては伊勢丹府中店でして、その中に紀伊國屋書店が入っていたのです。伊勢丹府中店の閉店と紀伊國屋書店府中店の閉店、どちらが先立ったのか、あるいは同時だったのか、もう記憶が定かではないのですが、そういうわけで紀伊國屋書店府中店と聞くと、啓文堂書店が名前を変えたと言うよりも復活したという印象を受けてしまうのです。

駅ビルに啓文堂書店が出来、百貨店の退潮もあって紀伊國屋書店が閉店となり、府中では啓文堂書店の一人勝ち状態になっていたわけです。しかし時は流れて啓文堂チェーンが紀伊國屋チェーンと一緒になり、紀伊國屋書店を追いだしたはずの啓文堂が紀伊國屋になってしまうとは、治乱興亡、盛者必衰といったところでしょうか。

さて、金沢旅行が終わって日常の労働が戻ってきたあたしですが、その疲れを癒すかのように注文しておいた、与田祐希卒業コンサートのブルーレイが届きました。このコンサート、与田ちゃんの盟友、桃子がサプライズ登場したのが話題でしたよね。これはなんとも胸アツの演出ではないでしょうか。あの頃の泣いてばかりだった「よだもも」が懐かしいですね。