ジャックと豆の木ならぬ……

毎日暑い日が続いています。あたしが子供のころには、夜になるとそれなりに涼しくなりましたし、そもそも猛暑日なんてなかったので、気候が変わってしまっているのですね。そう言えば、昨今は暑すぎて学校のプールの授業が中止になることがあるようですが、あたしが小学生のころは涼しすぎてプールの授業が中止になることがありました。そういう可能性がありそうな日は、水着と体操着を両方持って学校へ登校したものです。

さてこの暑さと陽射しのせいなのか、庭の芝がすくすくと成長しています。まるでジャックと豆の木のように、こんなにも速いスピードで伸びるのかと驚くほどの速さです。

今朝の様子が一枚目の画像です。コースに行ったことはないのですが、テレビで見ているような、ゴルフ場の深いラフのようです。芝生ってこんなに長く伸びるものでしょうか。

ネットで買ったですが、西洋芝と書いてありました。芝生にはどういう種類があり、西洋芝にはどういう特徴があるのかはよく知りませんが、とにかくものすごい勢いで伸びているような感じます。

ハンディーの芝刈り機も買って、あまりにも深くなったラフならぬ、庭の芝を刈ってみましたが。芝生の中から突然飛び立った緑色の小さな生き物。プランターに舞い降りたのでよく見るとバッタでした。

写真に撮ってみたのですが、これは何という種類のバッタでしょう。ショウリョウバッタだと思うのですが、如何でしょう。昆虫に詳しくはないので自信はありませんが、トノサマバッタとかはもっと大きかったはずですし、顔が違いますよね。

ちなみに、あたしは昆虫を触るのは平気です。さすがに毒がありそうなクモとかムカデを触ろうとは思いませんが、バッタやカマキリなどは全く平気です。カブトムシやクワガタだって見つけたら素手で使えることができます。

今日で最後!

わが家に配達された本日の朝日新聞夕刊。その一面にこんな記事が載っていました、否、これは記事ではないですね、お知らせですね。

少し前に既に告知されていましたけれど、土曜日の夕刊が来週からは発行されなくなるのだそうです。今日が最後の土曜夕刊ですか……

それでも平日の夕刊はこれまでどおりなので、それほど大きな影響があるようには思えませんが、来週からどんな感じになるのでしょう。

そもそも夕刊があるのは大都市圏だけなのですよね。出張や旅行で地方に行った時に、そもそも夕刊が発行されていないということを知って驚いた記憶があります。全国紙はともかく、地方紙では平日でも夕刊が発行されていないところは多いみたいです。

そう考えると、平日はまだ発行され続けるだけ、いい方ですよね。

10代の心を鷲摑み?

営業回りの書店の店頭でこんな冊子が置かれていたので、いただいてきました。「第一回 10代がえらぶ海外文学大賞」の冊子です。

第一回とあるように今年初めて行なわれた文学賞だそうです。2024年に刊行された、10代が主人公の海外文学が大賞なのだそうです。

そう言われてしまうと、あたしの勤務先の作品は10代が主人公の作品、最近は少ないですね。残念ながら、この冊子に載っている22作品に、あたしの勤務先の刊行物は含まれていませんでした。

『スモモの木の啓示』は主人公の少女は10代ですが、2022年刊行の作品です。『房思琪の初恋の楽園』は2024年刊ですが、実は親本の刊行が2019年なので対象にはならずでした。いま売れている『本と歩く人』の主人公の一人は9歳の女の子ですが、2025年の刊行ですから、やはりダメですね。

『歩き娘』は対象内だったかもしれませんが、10代が読むには重い内容だったでしょうか。こうして見ると、なかなかピタッとくるものがないものですね。来年に乞うご期待です。

今日の配本(25/07/25)

初級ロシア語20課[音声DL版]

桑野隆 著

自習書としてだけでなく、全国の大学の教科書としても長年選ばれ続けてきた、ロングセラーロシア語入門書。音声の提供形式が「音声ダウンロード」に一本化されました。「初歩」の枠を絞り込み、実践的な会話、初級において必要十分な文法事項をコンパクトにまとめた一冊。2課ごとの練習問題は理解度を確認するのに最適。20課分の「会話+文法」をこなすことで、ロシア語の文字・発音と文法の特徴を捉え、日常生活の平易なロシア語を理解できるようになりましょう。

リベラリズムの捕食者
AI帝国で自由はどのように貪られるのか

ジュリアーノ・ダ・エンポリ 著/林昌宏 訳

〈捕食者(プレデター)の時代の到来だ。今後、世界各地では、解決すべきことはすべて火と剣によって解決される。〉(本書「はじめに」より)
国連総会から、砂漠のダボス会議、AI帝国の布教セミナーまで……権力闘争の最前線は、「捕食者の時代」に突入した!

孤独と人生
幸福について

ショーペンハウアー 著/金森誠也 訳

生を苦ととらえ、苦からの解脱を説くショーペンハウアー。東洋思想に通底するそのペシミズムより湧出した、幸福論。

突然PDFが作れなくなり、突然またPDFが作れるようになりました

昨日まで二日ほど、PCでPDFを作れなかったのです。それが今日はまた作れるようになりました。パソコンはいまだに謎の部分が多いです。

改めて書きますと、あたしが勤務先で注文書などのチラシを作る時は、まずはMS-Wordを使っています。そしてPDFにするには一太郎で有名な、否、ATOKで知られるジャストシステムのJUST PDFを使ってWord文書をPDFに変換しています。

Wordは、それ自体にPDFに出力する機能があるのですが、モノクロ版を作ったり、解像度を下げたりといったPDFの作りやすさでJUST PDFが使いやすく慣れ親しんでもいるので、それを使っていたのです。

ところが数日前、突然PDFを作ろうとすると保存先にアクセスする権限がないといったメッセージが出て、JUST PDFでPDFを作れなくなってしまったのです。上述のようなWordのPDF出力機能ではPDFを作ることができるのですが、やはり機能面で不便なところがあり、どうしたものかと二日間ほど悶々としていたのです。

特に設定を変えたわけではないですし、アプリのアップデートがあったわけでもありません。何が原因なのかわからないまま二日間ほど経ちましたところ、昨夕、パソコンからWindows Updateのお知らせがありました。つい最近もアップデートがあったような気もしましたが、もしかするとこれがPDFが作れない原因なのだろうかと思い、アップデートを行なってパソコンをシャットダウンしました。

そして本日です。またPDFを作ろうと試みますと、以前と同じように作れたのです。この二日間の試行錯誤はなんだったのでしょう。やはりWindowsのアップデートで何か不具合があったのでしょう。そしてそういう苦情があちこちから届いたので、すぐに次のアップデートが行なわれたのではないかと思います。

本当のところはわかりませんが、とにかくトラブルが収まってホッとしています。

今日の配本(25/07/23)

日活向島撮影所

井上秀樹 著

浅草から見て隅田川の対岸の上流、白鬚橋の東詰、巨大な団地沿いに建つ桜堤中学の校庭脇には「近代映画スタジオ発祥の地」なる小さな案内板があり、かつて東洋一のグラス・ステージを誇る撮影所があったと記されている。大正二(一九一三)年、創業翌年の日活が、夢野久作の父である当時の政界の黒幕、杉山茂丸の土地を買い入れて建設したもので、「キネマの天地」で知られる松竹の蒲田撮影所より七年先んじていた。

チラ見?

この三連休にドラマのイッキ見をしたと、このダイアリーに書きました。その「イッキ見」という言葉で思い出したのは、どこぞの市長の学歴詐称疑惑で登場した「チラ見」という単語です。卒業証書をチラッと見せたとか、見えなかったとか話題になっていましたね。

実はあたしも、その話題の東洋大学出身ですので、大学の卒業証書は持っています。ちょっと縁が褪色してしまっていますが、ちゃんと保管してあります。本当に卒業しているのであれば、あの市長さんも同じものを持っているはずです。

そして見えたのか見えていなかったのか問題になっている中身ですが、それが二枚目の画像です。

あたしは文学の中国哲学文学科を卒業したのですが、その後の学部学科改編で、現在は東洋思想文化学科になっているようです。あたしがの学生時代は哲学科、インド哲学科、中国哲学文学科で「三哲」と呼ばれていたものです。どうやらインドと中国が合わさってしまったようですね。

ちなみに、あたしはそのまま大学院に進みまして、修士課程を終えています。当時は博士後期課程がなかったので、そのまま就職しましたが、もしあたしの学生時代に博士後期課程が存在していたらさらにその先へ進んでいたでしょうか。もちろん、あたしの実力不足で後期課程に進めない可能性もあったと思いますが。

そして修士課程の場合は卒業証書ではなか卯、修士の学位記を授与されています。それが三枚目の画像です。あたしの修士二年間の間に学長が替わっているのがわかります。神作光一先生は日本文学、菅沼晃先生は仏教学が専門だったと記憶しています。専門外なので授業を履修したことはありませんが、懐かしい名前です。

マイナーな時代に光を当てる?

日本で応仁の乱とか観応の擾乱とか、室町時代が注目されるようになったのはいつごろでしょうか。もちろん中世に興味を持つ人は以前からいましたけど、源氏三代や楠木正成など武士の活躍や足利義満の金閣、そんな輝かしい、比較的派手なところが中心だったような気がします。

少なくとも、あたしが小中高で歴史を学んでいた当時は、専門家の世界はいざ知らず、一般的にはそんな感じでした。一般向けの歴史雑誌などの特集も戦国や幕末が中心で、室町時代が扱われることなんてほとんどないように記憶しています。

あたしが専門に学んでいた中国史も同様です。諸子百家が活躍した春秋戦国時代、楚漢興亡の史記の時代、そして三国志が中心だったと思います。王朝を創始したファーストエンペラーの出世譚はそれなりに興味を惹きますが、やはり日本史同様、地味な時代は不人気なのか書籍の刊行も少なかったものです。

こういう書き方をすると、その時代に興味を持っている方や専門家の方には失礼かも知れませんが、それがこの数年ずいぶんと様変わりしました。そんな象徴的なものの一つが最近刊行されたハヤカワ新書の『五胡十六国時代』です。あたしが学生時代を思い返すと、気軽な新書で「五胡十六国」をタイトルとするような書籍が刊行されるなんて想像もできませんでした。

数年前には中公新書から『南北朝時代』というタイトルも刊行されています。こちらは日本の南北朝時代ではなく、中国の南北朝時代です。五胡十六国時代に後、隋唐へと続く時代を扱った一冊です。この本が刊行された時にも、まさか中公新書からこんな時代を扱った中国史の本が出るなんて、と思ったものです。

こうなると五代十国とか遼金元史といったタイトルの新書が刊行される日もそれほど遠くないのではないでしょうか。密かに期待しております。もちろん時代だけでなく、これまであまり脚光を浴びてこなかった人物や事件に関する本も大いに期待したいところです。

さて、日本史では戦国と並ぶ人気の時代、幕末に活躍した坂本龍馬の故郷、高知県の酒を買ってきました。土佐酒造の桂月です。土佐で桂と聞けば桂浜を思い浮かべますが、月の名所でもあるのですね。同社のウェブサイトに桂月の由来として書いてありました。読みやすい日本酒ですね。

2025年7月21日 | カテゴリー : 罔殆庵博客 | 投稿者 : 染井吉野 ナンシー