本日、見本出しです。(9月24日配本予定)
9月 2025のアーカイブ
何冊目の論語?
現代日本語に翻訳されている古典は洋の東西を問わず数多くありますが、その中でも『論語』は他の追随を許さないほどの現代語訳が刊行されているのではないでしょうか。日本に『論語』が請来されて以来、多くの学者、文人が注釈を施し、和訳したりしてきましたが、明治以降に限ってみても断トツだと思います。わが家にもいったい何冊の『論語』が書架に並んでいることでしょう。
そんな『論語』にまた一つ邦訳が加わりました。光文社古典新訳文庫の新刊です。『論語』が出たからには、古典新訳文庫で『孟子』『老子』『荘子』なども続いて刊行されるのでしょうか。ちょっと期待しています。
ずいぶん前に祥伝社新書で『高校生が感動した「論語」』という本が刊行されていましたが、『論語』は大人から子どもまで、どの世代にも受け入れられる古典ということなのでしょう。ただ、こんな質問は愚問なのでしょうが、『論語』はどの世代が読むのが一番よいのでしょう。高校の時に読むべきなのか、サラリーマンが読むべきなのか。
中国古典を学んでいた立場の独断と偏見で言わせてもらいますと、高校生は『韓非子』を読め、サラリーマンは『老子』がお薦め、『論語』を読むなら老後がよいのではないか、と思っています。受験競争やイジメ問題など何かと人間関係で悩みがちな学生時代は『韓非子』のドライな考え方に救われると思います。何かとストレスの多いビジネス社会を生きるには『老子』の生き方が参考になるはずです。
そんな山あり谷ありの人生がようやく終盤にさしかかったころ、『論語』の言葉が心にしみるのではないかと思います。まあ、興味を持ったら、その時に読んでみるのが一番なのであり、繰り返し読んでいると受け止め方も変わってくると思います。
既に覚えていないことでしょう
先月、母の姉、つまりあたしの伯母が91歳で亡くなったと、このダイアリーに書いたと思います。母には姉が4人いまして、他の三人はまだ存命なのですが、とても元気と言えるような状態ではありません。
現に先月の伯母の通夜と葬儀、会葬できたのはうちの母だけですから。それもあたしが車で連れて行ったから行けたようなもので、うちの母だって一人で電車を乗り換えていくことはできなかったでしょう。
で、先日亡くなったのは一番上の姉(母から見て)で、すぐ上の姉二人に母が連絡を取った時に、上の上の姉が最近養護施設に入ったと聞いたので、ようやく時間も取れて、様子を見に行ってきました。東京を西から東へ横断するような場所にあるので、クルマで一時間半くらいかかりました。
施設に着いて、入所している方々がテレビを見て談笑している広間みたいなところに案内されたのですが、あたしも母もすぐには伯母がわかりませんでした。それくらい人相というか、雰囲気が変わっていたのです。たぶん街中ですれ違ってもわからないでしょう。
その後、伯母の部屋で話をしているぶんには、ああ、知っている伯母さんだ、という感じも見えましたし、伯母さんも我々のことがちゃんとわかっているようでした。ただ一番上の姉が先日亡くなったことを何度言っても覚えていない、覚えていられない様子でした。
たぶん、母とあたしが帰った後、ものの数分で誰かが来ていたことなど忘れてしまっていることでしょう。家族が来て「今日、誰か訪ねてきた?」と聞かれても「誰も来ないよ」と答える様子が目に見えるようです。でも、ボケ症状がかなり出ているだけで、体は健康のようです、特に具合の悪いところなどなさそうなので、これは長生きするのではないかと思いました、そのうち寝たきりになるのかもしれませんが。
徳川の夫人たち
行こう、行こうと思っていながら、なかなかタイミングが掴めなかったのですが、三連休初日の本日、午前中にようやく行くことができました。それが東京国立博物館でやっている「江戸 大奥」展です。
大奥と言えば、絢爛豪華な女護が島、そして権謀術数が渦巻く嫉妬の世界、そんなイメージがありますが、展覧会図録もご覧のように豪華絢爛です。展示も着物や調度品など、いかにも女の世界に相応しいものが多かったですが、どうしてこんなに混んでいるのでしょう。大奥ってそんなに人気のコンテンツなのでしょうか。
たぶん、よしながふみのコミックなどがブームの火付け役なのではないでしょうか。ただ、あたしはコミックは通ってきてなくて、中学生のころに読んでいたのは徳間文庫の『徳川女系図』でした。当時、既に吉屋信子の名作『徳川の夫人たち』は手に入りづらくなっていたのではないかと思いますが、とにかくそんな小説を読んでいる中学生でした。あとは生田悦子主演のドラマ「徳川の夫人たち」なども見ていました。
とまあ、あたしの大奥好きはそれなりに年季の入ったものではありますが、別に研究者というわけではないので、表面をなぞった程度の知識しかありませんので、こういう展覧会はとても楽しめました。
会場内では大奥をVR体験できるコーナーもありましたが、人も多く、ここはパスして会場を後にしました。大奥のVR体験などができるのであれば、江戸城(皇居)の本丸跡に本丸御殿を再建してもらいたいものです。VRどころか本物の大奥に入れるわけですから、たまらない体験となるはずです。
今回の展覧会は一人でぷらぷらと行って来たので、母にお土産を買いました。中身はともかく、容れ物が母の好みに合いそうなので選んだものです。
まずは缶に入った「アンテノール 缶入りクッキー」です。ラングドシャって書いてありますが、つまりはクッキーのことです。アンテノールというお店の名前は聞いたことがありましたが、食べてみるのは今回が初めてです。
そしてもう一つが、金平糖です。いや、これは「奈良こんふぇいと」です。奈良にあるお店のようです。金平糖というと、京都の緑寿庵清水を思い出しますが、各地にそれぞれの金平糖があるものですね。
近刊情報(25/09/12)
今日の配本(25/09/12)
すべてはここから始まった、ような気がします
今日は昼ごろから関東各地は激しい雷雨に襲われています。関東北部の山沿いだけでなく、都内もあちこちで被害が出るような雨になっています。かくいうあたしも、外回りで豪雨、雷雨に降られ、ビチョビチョになって帰宅しました。
そんな日ではありますが、朝は西の空に虹が出ていたのです。ほんの数十分か、十数分で消えてしまったようですが、あたしはきれいな虹を見ることができました。
写真の虹は朝の5時半ころ、わが家の玄関先で見上げた西の空にかかっていたものです。薄くて見えづらいかもしれませんが、白い月がちょうど虹と重なっているのがわかるでしょうか。
そんな9月11日といえば、ニューヨークのツインタワーがテロによって崩れ落ちた日です。本日ばかりは何を置いても『倒壊する巨塔』を推さなければならないでしょう。
この同時多発テロ、なんだかんだ言っても、現在に繋がる世界の混迷、不安定さのスタートではないかと思います。ここから戦争とは呼ばれない戦争、テロと呼ぶにはあまりにも大規模な争いが始まったように思うのです。いまこそ『倒壊する巨塔』から読み直し、深く考えなければならないのかもしれません。
雨に打たれ、雷鳴に怯えつつ、そんなことを考えておりました。
今日の配本(25/09/10)
イーゼルの丘から
終戦80年「無言館」の明日
窪島誠一郎 著
福島原発が遠く霞む浪江町の小高い丘に、約百脚のイーゼルが海に向かって立ち並ぶ……。そんな夢を実現させようとする著者の執念を著したのが本書であるが、これは一体何なのか。
マスカットが旬なのかしら?
毎年書いているかもしれませんが、今日9月9日は重陽の節句ですが、あたしの父の命日でもあります。今日は火曜日ですが、父が亡くなった年の9月9日は月曜日でした。そんなことが思い出されます。
さて、話は変わって、妹の家の方には前から売っていたようなのですが、わが家の近所のスーパーではなかなか見なかった、ほろよいの季節限定「みぞれマンゴーサワー」をようやく買うことができました。
ほろよいってそもそもがアルコール度数3%なので、ほぼジュースのように飲めます。こういうフレーバーになるとジュースらしさがますます高まります。未成年者が間違えて飲んでしまわないかと心配になるくらいです。
そんなほろよいの限定品が今秋から発売になったのですが、それは近所のスーパーでも売られていました。それが「マスカットティーサワー」です。リプトンの茶葉を使用しているとのことですが、フレーバーティーのお酒ってことですね。
みぞれマンゴーに負けず劣らず、こちらもジュースのような味わいでした。もともとほろよいはジュースっぽいお酒でしたが、それに拍車がかかっているようにも感じます。
ところで、今の季節ってフルーツはマスカットが旬なのでしょうか。ほろよいのマスカットはウェブサイトによるとマスカット・オブ・アレキサンドリアだそうですが、先日食べたマクドナルドの月見マックシェイクも山梨県産シャインマスカット味でした。
マスカットって美味しいですよね。色合いも明るい黄緑色で、こういうパッケージにすると非常に映えるのが人気の秘密かもしれません。
ちなみに、わが家はマスカットではなく、ナガノパープルをお取り寄せしました。
表があれば裏がある
神宮四日間が終わって、乃木坂46のメンバーは、ちょっと遅い夏休みに入っているのでしょうか。たぶん一週間くらいは休みがもらえているのではないでしょうか。
さて、先日振り返ってみた乃木坂46新聞。表面はその時々のエース、中心メンバーが登場していましたが、実は裏面も面白い組み合わせと言いますか、紙面となっていますので、改めてご紹介します。
まず今年、2025年は遠藤さくらと井上和の二人。そして2024年は遠藤さくら、弓木奈於、賀喜遥香の三人でした。こう言ってはファンの方に怒られそうですが、かきさくの二人に弓木というのは面白い組み合わせですね。
2023年は山下美月と梅澤美波。一期生、二期生が全員卒業し、新体制の乃木坂46がスタートするという組み合わせですね。
そして2022年は「全員主役」という文字と共に大勢のメンバーが写っています。こういうパターンの年もあったのですね。二人や三人の時はその二人、三人の対談、鼎談が紙面の最後を飾っていて、その流れでの裏表紙となるのですが、この年はそうではなかったということです。
2021年も同じく大勢が写った裏面となっています。同じくと書きましたが、順序からすればこちらが先ですよね。
そして2020年秋号は、まいやんの卒業を受けての発行でしたので、卒業コンサートの一場面が使われているのは当然でしょう。あえてこちらを表紙にしなかったのは未来に目を向けているから、ということなのでしょうか。
2019年版は、初代キャプテン桜井玲香から2代目キャプテン秋元真夏にバトンタッチしたタイミングで二人の対談を掲載し、そのまま二人が裏表紙を飾っています。表紙がエースの白石麻衣、齋藤飛鳥でしたからまだまだ一期生が中心の時代でしたね。懐かしいものです。
そして2018年はAKB48新聞の特別版でしたので、紙面がすべて乃木坂46で構成されていたわけではなく、AKB48の記事も掲載されていました。ですから、ご覧のように裏表紙はAKB48のメンバーが登場しています。
そしてコロナ禍で発行された2020年の新聞は、表紙がまいやんで、裏表紙がさくちゃんですから、乃木坂46の世代交代を象徴するような構成になっています。この遠藤さくら、まだ初々しさにあふれていますが、いまと比べてもそれほど変わっていない感じもします。
ところで昨日無事に終了した真夏の全国ツアーですが、神宮球場での公演が10回目ということだそうです。調べてみますと2014年が初めてなのですね。2020年はコロナでツアーがなく、2021年は東京ドームでしたので、神宮はなかったようです。2022年に神宮での開催が復活し、今年に至るという歴史です。
10回目なので勝手に10周年とイコールだと思い込んでいましたが。あたしの勘違いでした。それにしても、かつて客席で応援していた子が、いまはステージに立っているなんてすごいものです。
