今日の配本(25/10/20)

まいにちふれるフランス語手帳2026

トリコロル・パリ 監修/ふらんす編集部 編

2026年はフランス語で手帳をつけませんか。月や曜日はもちろんフランス語で記載。フランスの祝日やその日の聖人名に加えて、折々のフランスを感じられるエッセイやひとことを掲載。まいにちフランスを感じることのできる手帳です。巻末には単語リストや日記に使える表現集付き。初心者でもフランス語で書く習慣が身につけられます。予定管理にもフランス語学習にも最適なこの手帳を相棒に、楽しく気軽にフランス語にふれてみてください。

まいにちふれるドイツ語手帳2026

マライ・メントライン 監修/白水社編集部 編

まいにちドイツを感じることのできる手帳。月ごとにドイツにまつわるエッセイを掲載。単語集付きなのでドイツ語学習にも最適。

まいにちふれるスペイン語手帳2026

スペイン語教室ADELANTE 監修/白水社編集部 編

まいにちスペインを感じることのできる手帳。月ごとにスペインにまつわるエッセイを掲載。単語集付きなのでスペイン語学習にも最適。

まいにちふれる中国語手帳2026

李軼倫、原田夏季 監修

まいにち中国を感じることのできる手帳。月ごとに中国にまつわるエッセイを掲載。単語集付きなので中国語学習にも最適。

これは一回で食べきれるのでしょうか? そして果たしてケーキと呼んでよいのでしょうか?

コンビニ・スイーツという言葉があります。コンビニが独自に開発したスイーツのことです。その一方、各メーカーがそのコンビニとコラボして開発し、そのコンビニ限定で販売しているスイーツもあります。そこまでではないものの、スーパーなどでは売っているのを見かけず、たまたまコンビニで見つけることができたスイーツというのもあります。

もちろんコンビニにしろスーパーにしろ、だいたい近所にある決まったところにしか行かないので、目睹できる範囲は極めて限られたものになりますが。

そして、この週末に近所のセブンで見つけたのがこちら、「ずっしりプリンケーキ」です。セブンイレブンのマークが印刷されていないので、コラボスイーツではないようです。

パン祭りで知られるヤマザキのスイーツですが、その名のとおり、本当にずっしりとした重さです。こんなに重いとは予想外でした。

スポンジに挟まれて見えているのが、細長いプリンです。プリンと言えばカップに入っているものでしょうが、こんなに板状に長いプリンは見たことがありません。

長い長いプリンの下には、カラメル味のクリームが蒲団のようにプリンの下に敷かれています。何か大きさが比較できるものを横に置いて写真を撮ればよかったのですが、とにかくなかなかの大きさ、そして重さがあります。

この手のジャンルでは有名な「まるごとバナナ」がありますが、それよりも少し大きく重いです。バナナがスポンジの生クリームの中に埋もれているのに対し、こちらのプリンはスポンジからはみ出ていますので、まるごとどころの騒ぎではありません。

これだけの大きさですので、とてもスイーツは別腹というレベルではありません。そもそもおやつの時間に食べるにしても、これ一つを一回で食べきるのはなかなか重いでしょう。あたしも二回に分けて食べたくらいです。

ケーキと言うとショートケーキのように、皿に載るようなサイズをイメージしがちですが、これはそんな生易しいものではありません。人によってはこれ一つで一回の食事代わりになってしまうのではないでしょうか。

いまホットなのは移民?

各社の新書は、その時々話題になっているものを取り上げることが多いので、各社から似たようなタイトルの新書が刊行されることがよくあります。ここ最近ですと「豊臣秀長」で検索するといったい何冊の新刊が刊行されたことでしょう。新書の他にも単行本、選書などでも出ていますが、来年の大河を控え追い切れないくらいの点数が刊行されています。

そして、ここ最近目に付くのが「移民」です。

まず集英社新書から『国家と移民』が刊行されています。この本は日本における外国人労働者の過酷な現状について書かれた一冊のようです。人口減少に悩む日本にとって移民問題は避けて通れない課題なのでしょう。果たして50年後の日本の人口構成はどうなっているのでしょうか。

そして、ちくま新書からは『ニッポンの移民 増え続ける外国人とどう向き合うか』が刊行されています。

これもタイトルからもわかるとおり、日本における移民の問題を取り上げている一冊です。先の参院選では移民反対、外国人排斥的な論調が強まった感があります。文化も生活習慣も異なる外国人が近所に増えたら、やはりなんとなく不安に感じるものなのでしょうか。

そして新書ではありませんが、もうまもなくあたしの勤務先からも『移民/難民の法哲学 ナショナリズムに向き合う』という新刊が刊行になります。

本書もやはり現今の日本における移民問題をテーマとして、そこに哲学的・社会科学的な基礎を構築しようとするものです。それにしてもこうして新刊が増えてきますと、書店でもちょっとしたコーナーが作れるし、ミニフェアができそうですね。

話は変わりまして、営業回りの途次、少し前にこのダイアリーで話題に出した一品を食べました。それが箱根そばで「のどぐろ天と舞茸天」のうどんです

写真の上の部分に写っているのが舞茸天でなかなかボリューミーでした。あたしは舞茸が好きなので美味しくいただきました。そしてその左に写っているのがのどぐろ天です。本当にのどぐろなのか、他の魚ではないのか、あたしにはよくわかりません。ただ魚だということがわかるくらいです。

やはり金沢でいただいたのどぐろとは全くの別ものですね。値段が異なりますから、当たり前と言ってしまえば当たり前なのですが。

いろいろと落手

世の多くの方はスーパーの味見コーナーが大好きのようですし、試供品が配布されていると、何はなくとももらってしまうという人も多いみたいです。かくいう、あたしもTAKE FREEは大好きです。

不景気だと言われる本屋さんにも、無料配布しているものが意外と置いてあるもので、そんなものをもらってくるのはあたしの密かな楽しみでもあります。こちらもその一つです。

紀伊國屋書店出版部70周年の記念冊子です。多くの人がよく知っている紀伊國屋書店は2027に創業100周年だそうですが、出版部があることを知っている人はどれくらいいるのでしょう? ベスト&ロングセラー『愛するということ』と言えば思い出していただけるでしょうか?

続いては,NHK出版新書『哲学史入門』の副読本です。全4巻の内容をさらに深く広く理解するための副読本が紹介されています。

本の後ろの方に参考文献が載っていたりしますが、もう少しどういう本なのかを説明しながらの文献リストになっています。こういう文献紹介は、それを読んでいるだけでも楽しくなってきますね。これを無料で配布しているなんて驚きです。

最後は無料配布の小説です。京王線の仙川駅を舞台にした作品のようです。地元に実在するお店が登場しているようで、巻末に「登場したお店」が紹介されています。

また駅ビルのテナントで使えるクーポン券や調布のイベント情報も載っていて、これまた「無料で配布してしまっていいのでしょうか」と思えるような冊子です。

小説だけですと30頁くらいなので、通勤・通学の片道で読み終わってしまえるでしょうし、学生さんなら学校でやっている「朝の読書」にも持って来いだと思います。冊子表紙は仙川駅前、改札を出て右へ折れたところのスケッチですね。よく見慣れた風景です。ふだんはもっと歩いている人が多いような気もしますが。

ちなみにこの『あの駅に願いをこめて』仙川編は第三話で、第一話が吉祥寺、第二話が南大沢で既に公開されています。

見かけたものあれこれ

時々雨が降ったり、時々薄い日が差したり、そんな不安定な一日でしたが、今日も外回りです。京王線沿線の営業で白百合女子大学へ行きました。

すると構内でこんな看板を見かけました。来週末が文化祭「白百合祭」なんですね。校舎内には写真入りのポスターも貼ってあるのを見かけましたが、その中でトークイベントがあるのでしょう。

月城かなとってすぐに顔が思い浮かびませんが、宝塚の方ですよね。いまも現役劇団員なのかわかりませんが、こういうイベントを受けているところをみると、もう退団されているのでしょう。

松本まりかは言わずもがなですね。チケットが学生はともかく一般の場合、月城かなとは2500円、松本まりかは2000円という、この500円の差はどうしてなのでしょう?

白百合女子大学の後は多摩センターへ行きました。駅から丘を登っていったところにあるココリアで、こんどはこんなポスターを見かけました。「読書リレーマラソン」とあります。

読書マラソンは聞いたことがありますが、リレーマラソンとは何でしょう? ウェブページには

市内の各図書館(行政資料室含む)で本を借り、貸出レシートをご提示いただくと、ココリア多摩センターでお得なサービスが受けられる引換券をお渡しします。

とかいてあります。面白い試みですね。たぶん、本を借りて読んで面白いと思った人の中には、自分の手元に持っていたいと考えて、書店へ行ってお目当ての本を買う人も出て来るでしょう。ココリアには丸善もありますし、そんな循環が出来上がったら嬉しいですね。

どれくらい積めるのでしょうか?

作家の本棚を紹介するような本や雑誌の企画がありますが、やはり文筆を生業にしている方はたくさんの蔵書をお持ちですね。あとは学者、大学の先生、特に文系の方は本が多くなりがちだと思います。

大学の先生の場合、自分は研究室に置いているので自宅に本はほとんどありません、という方もいらっしゃるようです。それは研究室のある、専任の先生だからこそ言えるのでしょう。

でもってわが家です。本棚に収まりきらなくなった本が、廊下の片隅に積まれています。あたしの性格としてはきちんと本棚に収納したい、それもジャンルなどによって分類して並べたいと思っています。しかし、それがもうできないのです。

本が積まれている廊下はこんな感じです。床から天井までめいっぱいの書架です。そして完全に本で埋まっています。廊下は狭いので、反対側にも書架を設置するような余裕はありません。書架ではなく本だけであれば、そこまで奥行を取らないので、なんとか積んでいるわけです。でも、これ以上高く積むのも、そろそろ限界だろうなあと感じています。

それなら宅内の別の場所に書架を置けばと言われそうですが、既にわが家はあちこちに書架を設置しているので、もう書架を置くスペースがありません。あたし一人で暮らしているわけではないので、家中どこにでも書架を置けるわけではありませんし、そんなスペースもほぼない状態です。

本を買うのをやめればよいのでしょうが、根っからの本好きなので、気づくと買ってしまうのです。一生かかっても読み切れるのかどうかわかりませんが、買ってしまうのですよね。まあもう少し、高く高く積んでみるしかないですね。

季節の新製品?

そろそろ涼しくなってきましたので、こういうお酒もあまり飲まなくなるでしょうが、近所のスーパーで見かけたので、ついつい買ってしまいました。

キリンの華よいです。やはり乃木坂46のファンとしては、山下美月と与田祐希のOG二人がCMをやっているとなると贔屓してしまいます。この手のチューハイも価格競争が激しいのか、数円から十数年の差でしのぎを削っている感じですね。

その華よいの「爽やかライチ」「白桃」です。ライチの方はこの秋の新製品のようですが、白桃は前から売られていたものでしょうか。詳しいことはよくわかりません。

一晩に一缶ずつ、軽い晩酌として楽しもうと思います。

ゴホンと言えば……

実はこの一か月くらい喉の調子がおかしいのです。一か月ほどの前の、喉がおかしくなったころは、完全に風邪の症状が喉に来て、という感じでまともに声を出すことすら厳しい状態が二、三日続きました。その当時は勤務先でも周囲から「電話に出なくていいよ」と言ってもらえるほどの声でした。

そこまでひどい状態は数日で終わりましたが、喉のいがらっぽい感じはいまだに続いています。喉をターゲットにした風邪薬も飲みまくったのですが、さほど効果が見られたようには感じません。しゃべるぶんには問題なくなりましたが、時々むせるような感じになり、咳が止まらなくなることがあるので、自分でもイヤになっています。

そこで買ってみたのがこちら、「ゴホンと言えば……」のキャッチフレーズで昔から知られる龍角散です。それも古典的な粉タイプの龍角散です。幼いころから知っていますが、この粉の龍角散は服用したことはありませんでした。昨日から日に何回か飲んでいますが、いまのところ効果があるようには感じません。

これでダメなら、あとは浅田飴しか残っていないかしら?

聖子は聖子でも……

それほどあることではありませんが、同じタイトルの本が出版されることがあります。同じ出版社の場合は以前のものの改訂版だったり、新版だったり、増訂版だったりすることが多いので、タイトルの前か後にそう書いてあることがほとんどです。ただ異なる出版社の場合ですと、全く同タイトルの本が刊行されてしまうということも時にあるものです。

さて今回落手した朝日新聞の『松田聖子と中森明菜』はかつて幻冬舎新書で刊行されたものと同タイトルで、著者も同じです。出版社が異なるので、改めて出し直したのだろうなあ、ということは予想がつきますが、本書を開いてみましたら、判明しました。

もともとは幻冬舎新書で刊行され、その後、朝日文庫で増訂版が刊行され、今回はその朝日文庫版をベースに加筆修正を加えて朝日新書になったそうです。

こういう出版の経緯がありますので、両者を比べてみますと、ご覧のように厚みに差があります。幻冬舎版が318頁、朝日新書版が448頁あるようですから、これくらいの差は当然でしょう。それに両者で同じ厚みの紙を使っているとも思えませんし。

さて、松田聖子と中森明菜は、あたしが学生のころの二大女性アイドルでした。先にデビューした聖子を後から明菜が追いかけるという構図でしたが、ぶりっこの聖子とツッパリの明菜という具合にキャラクターも好対照なので、クラスメートも聖子派、明菜派に分かれがちでした。あたしはどちらも好きでしたが、特にツッパリ路線に行く前、まだあどけなさが残る、ちょっとぽっちゃり気味の中森明菜を初めてテレビで見た時に一目で「カワイイ」と思いました。

ただ中学、高校時代に一番聞いていたのは、松田聖子でも中森明菜でもなく、沢田聖子でした。沢田聖子の知名度は松田聖子や中森明菜とは比べものになりませんが、当時はそこそこ知られたシンガーソングライターでした。いまも現役で活動しています。そして名前は「せいこ」ではなく「しょうこ」と読みますので、お間違いないように。